ウィングのつぶやき
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2004年07月16日(金) |
MLBのオールスターを見て思ったこと |
メジャーリーグのオールスターゲームを見て思ったんですけど、向こうの一流バッターはとにかくフォローで手首を返さずに振り切りますね。哲仁コーチがいつも言っている、「体の向きの入れ替え」でバットを動かしているのがよくわかります。手首を返すぐらいなら、右手を離して(右打席の場合)バットの加速を止めないようにしているようです。(ビジェー・シンなんかはそういうスイングですね) われらが松井選手はフォローで左手を離さないように心がけているみたいですが、左手でブレーキをかけるのではなく、体の左サイドのスピードを上げて回転を鋭くしようとしているように見えます。この意識と動きによって、軸がブレなくなっていますよね。 いや〜どのバッターもスイングが速い。そしてバットの軌道よりも、体の動きのほうが目につきます。 つまりこれは、空振りを恐れず、球に合わせず、自分中心にバットを振る、という増田理論の根幹ですよね。(ゴルフの場合、空振りはマズいですけど) メジャーの強打者のようにクラブを振るゴルファーがもっともっと増えればいいと思いますね。 彼らはパワーがあるのはもちろんですが、スイングが実に理にかなっています。言ってみれば、体の回転にブレーキをかけない、そういう要素は排除していく、という増田理論の実践者たちです。だから飛距離が出るんですよね。 マスダのクラブだけでなく、哲仁コーチの理論ももっと広まればいいなと願うウイングでした。
ゴルフライター小林一人

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