2005年01月29日(土) |
卒業演奏会が終わって |
本日は、都留文科大学、初等教育学科、音楽専攻 4年生による、卒業演奏会に、お越しいただきまして、誠にありがとうございます。 去年まで、私がアナウンスしていた言葉です。
とうとうこの日がやってきてしまいました。 卒業演奏会当日です。 去年までは先輩方の姿を裏方として眺めていました。が、今年は自分達がその先輩の姿になるのです。 今年、後輩達は、「先輩」の姿を見て何を思ったのでしょうか。引き継がれて受け継がれて、来年は彼らが主役になります。 最後まで、実感が湧いたような他人事のような、不思議な感じだねと、同じ舞台に立った仲間と話していました。
いろんな曲がありましたが、自分の演目は、シューベルトの最初期のリート「糸を紡ぐグレートヒェン」と、ワーグナーのオペラ”ローエングリン”より、「エルザの夢」、ドイツ語2曲を歌いました。 「よく歌えたね」と言われたくらい、身の程知らずの大きな曲でした。無知ほど怖いものも強いものもありません。(恥だ…) 実力よりも大きい曲を選んでしまったことで、私ばかりでなく、ついてきてくれた伴奏者の美季ちゃんにもたくさん迷惑と苦労をかけました。前日になっても定まらないテンポや感覚に悩み、友達と泣きながら「明日頑張ろうね」と励まし合うこともありました。 ここで演奏することが出来て、本当によかった。 今日と、今日までのことは、本当にいつまでも忘れません。
たくさんの人にも見に来てもらいました。 おとうさん、おかあさん、おばあちゃん、弟、妹。忙しい中、実家からわざわざ聞きに来てくれてありがとう。みき、ちあき、しゅうへい、くらっち、えみ、お花ありがとう。「見に行くよ」の言葉は本当に励ましになりました。 それから… 一緒にここまで頑張ってきた音楽専攻4年生のみんな。 1、2、3年生のみんな。 一緒に音楽を創ってくれた美季ちゃん。 そして、指導していただいた先生。 ほんとうにほんとうに、みんなありがとう。
大成功かどうかは、聞きに来ていただいたみなさんにおまかせします。 書き足りないことはたくさんあるけれど、今日はこれでおしまい。
また明日から、頑張ろう。
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