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昔の男は今の他人 - 2004年10月11日(月) キスしたい。 --- 浜松から帰ってきました。 で、あいのり見ながらビール飲んで酔っぱらってます。 あいのり見ながら酔うと、 明日にでも誰かに純愛告白したくなるんだけど、 それはただの勢いだなぁと気付く頃にはもう朝ですよ。 浜松に帰っての最大の収穫がこれまたすごい。 (日本酒に突入です) 高校生の頃大好きで、友達にいつの間にか横取りされたって言う(しかも男一人に対して女の四つ巴くらいだった) 伝説の彼がその時の彼女と別れたらしいのだ。 「○○ちゃん、××ちゃんと別れたに(別れたよ)。」 って高校時代の親友に車の中で聞いた時に わたしは事もあろうに大爆笑してしまった。 しかも彼は別れたショックからか、 「夜することがないから」という理由で 昼は昼で勤務、夜はなんとキャバレーでボーイのアルバイトをしているのだそうだ。 これを聞いてさらに大爆笑である。 別れた理由は「そう言う時期だった」らしいが、 相手の彼女は高校でも美人で有名だったくらい綺麗な子で、 男もずっと絶えなかったから多分彼がフラレタんだろう。 ちなみに彼女とわたしは今でもそれなりに仲がいい。 まあ別れた、なんて暗い話はわざわざ届けてくれなかったけれど。 彼の不幸話にわたしが大笑いしたのは、 別に「ざまあみろバカやろう」って思ったんじゃなくて、 もう彼はわたしにとって本当に他人になってしまっているからだ。 他人の不幸は蜜より甘い。 昔大好きだった男も、しばらく経って自分に他に大切な人が出来れば他人だ。 それは、久々に会ってみれば分かる。 顔を見て、 「もうこの人とは縁がないな」と思うか、 「やっぱりこの人の笑顔はわたしを蕩けさせる」と思うか。 1年半前、わたしがその彼とばったり会った時に、 「もう二度とこの人とは会わないんだろうな」と確信した。 遠い、思い出の人だ。 過去の彼とは絶対に他人になれない代わりに、 現在の彼とは一生何の関係もない他人である。 恋が終わるって、こういうことでしょう? なんでも働き過ぎで鼻血を出したりしているらしい。 他人とは言え、彼に何か忠告する友人が誰かいるべきだとも考えたりした。 夜何もすることがなかったら、本を読めばいいのに。 わたしはそうやって彼との失恋から立ち直ったから。 本はどんな人間よりも面白く、自分の糧になりやすい。 とにかく他人といる時間を「自分の時間」だと思い込んでいる時点で終わってるんだけど、まあいいや。 面白い話だった。 同時に、それぞれ刻々と大人になっているんだなぁと思った。 別れを乗り越えて立派に生きていきましょう。 あなたもわたしも。 ...
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