雨がしとしとと何日も降り続くのはいったいいつ以来だろう。昨日は本当にたくさんの電話をした。色んな人と話した。結局最後の電話が終ったのは深夜3時30分。みんな突然のことに唖然としていた。悲しいというのはもちろんだけれども、それ以上に無念、残念、悔しいという気持ちの方が強い。せめてあと10年、いや5年でも生きてもらえたら、日本の文学界にどれだけ大きな功績を残したことだろう。雨はまだふり続いている。もうすぐ18:00。そろそろジーパンを脱いで黒い服に着替えて出かけよう。