まみいの日記
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2003年11月14日(金) |
コンビニエンスストア |
三女の塾のお迎えに行ったその帰り道 明日の朝食のパンがなかった事に気がついて ファミマ(ファミリーマート)に寄った。 その駐車場は 塾帰りの中学生やら高校生が自転車を並べて立ち話しをしていて 車を止めるのも気を使う。 三女が他にも買いたいものがあるというので 彼女に買い物を頼んで 私は車の中で待っていた。
いつ頃からそこで立ち話しをしているのだろうか? 寒いのにじかにアスファルトに座り込んだり ここで買い込んだらしいお菓子を食べながら 何を語るでもなくまさに「たむろってる」という言葉がぴったりな感じの子たち・・・。
保護者の立場からは 早く家に帰ればいいのに・・と思うが 受験を控えた彼らには彼らの言い分があるのだろう。 塾を終えた今の時間が 彼らの憩いの場なのかもしれない。 しかしそう考えるのは この中に我が子がいないからであって もし三女がうろうろしていたら・・・・・。 その時 当の三女が足早に駈け戻ってきた。
三女は彼らには見向きもせず 「おかあさん バインダー買っちゃったよ。それからおかあさんにはティラミス 美味しそうなワッフルがあったからそれも買っちゃった。」と舌を出す。 「ええ?? いやだ 一体いくら使っちゃったの?」 たちまち現実に引き戻されて 私は袋の中身を確認したが 甘い香りについ惑わされて 「帰ったらあっつい紅茶をいれよう!」 いそいそ 車のキーを回した。
私にとっても三女にとっても コンビニはちょっとした買い物をするところであって 人とコミュニケーションをとる所ではなかったようだ。 夜中でも明るいその一角が みるみる遠のいていった。
まみい
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