日常的小話〜ヒツキ篇〜
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[ 2005年06月02日(木) ]   >>>未知の世界
私が働いている建物(タテモノて)でいちばんえらい人とお食事に行ってまいりました。
誘われたのはヒツキと、仲のよい他部署の女の子2人だけ。
そのお偉方直属のお嬢さんが誘われるのは当然としても、他所の部署でなおかつ派遣社員のヒツキが何故ご一緒することになったのかというと、そこには谷よりも深い訳がありまして…。(実際にはそのコが1人は嫌だと私を巻きこんだだけです)
うちのおねいさんたちにそのことを言ったら、羨ましがられることなど微塵も無く、ただ「頑張ってこい」と言われるばかりでした。
い、行きたくないよぅ…。

仕事が残っているにも関わらず、強制的に定時で上がらされてタクで向かいましたよ北新地!!
ヒツキは全くの方向音痴で地理に疎い上、ハナっから憶えようともしないので少し道を外れるともうそこは未開の地なのですね。
会社から梅田が割かし近いことに初めて気がつきました。(一応市内だから)

新地というところには初めて行きましたが、世界が違うと思ったよ…。
すれ違うおねーさんはみんな髪の毛が重力に逆らってました。(こう、ふわっと)
花屋には豪奢な花束が所狭しと並んでおりました。
うーん、適材適所。(ちょっと違う)

お食事はイタリアンでした。
ワインの値段見て(まぁお下品)べっくらこきました。
いっぽんにまんて…にまんて!!
ヒツキはお酒得意でないので、ただただ食べてましたが。
ピザとかサラダとかフツーに美味しかったです。
斜向かいに座った女の子と何度も目を合わせながらその場を乗り切りました。(何してんのさ)

2時間くらいでそのお店を出まして、よっしゃ!と隠れてガッツポーズをしたものの世の中そんな甘くは無く。
2件目直行わーいうれしーなー!
…ふぅ。

連れて行かれたのは、地下にあるバーみたいなところ。
ステージがあってバンドの人が歌ってました。
それがまたすんごい上手くてビックリ。
生歌って初めてじゃないけど、今度のはやたらめったら上手かった。
歌で生計立ててる感じがした。おいちゃんだったけど、カッコよかったよ!

結局開放されたのが10時前。
お偉方はまだそこに居たいらしく、私と女の子をタクに乗せて新地の喧騒の中に消えていきました。
そして戴いたタクシー券!初めて見た!!(興奮)

今日日、ここまでバブリィなのも珍しいんじゃないでしょうか。
まあ景気はちょっと前に底打ちしたって言うし、うちの会社今期はいい感じだったらしいし、いいことだとは思うけどさ…。

タクのおっちゃんがちょっと強引な感じの人で、あんま話も弾まないまま市内に住む女の子とお疲れ〜って別れて、ヒツキも家まで送ってもらいました。
感じ悪いし黙っとこ。と思ったのですが、いつの間にやら野球の話で大盛り上がり。(何してんの)
帰りにコンビニ寄って貰ったのでお礼にとお茶を差し出したら、「えーて!おっちゃんに気ィ遣わんでええから!」と至極頑なに拒まれました。
(勿体ないので彼氏さんにあげたのよ)

今日連れてってもらったところは、心底ヒツキな不釣合いな場所だったと思います。
とびきりおいしーものもいいけど、私には彼と駅前のうどん屋で一緒に昼飯の方が合ってるや。
まあ、お金ある人の生活を垣間見れた感じで、楽しかったのは確かなんですけどね。
で、出来れば今回っきりということで…お願いしまぁす。





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