
赤い国の白い花 - 2005年02月23日(水)
誰かが白い花びらをちぎって振りまいたような雪が二月も終わりだというのにしんしんと降っております。 最近鬱といえば確かにはっきり理由があって鬱なんですが、(鬱病とは違う)思えば私の人生で悩みがない時期なんかわずかで、そしてその時期は、病的なほど明るいながらある種の破滅にまっしぐらな時期でも、ありました。今から見るとそのころの自分は痛いながらにとても愛しいのですが、さりとて二度とそんなのはごめんなわけで、だからまあ、いいのかなと思いながらここ最近の日々を過ごしています。 なので最近本気でやべーと思うのは日本語がどんどん不自由になっていることくらいでしょうか…。言葉を操ることにかけては自信があったはずが!これは本気でショックです。そもそもが抑揚のない喋り方なので、回りからすれば余計意味が掴みにくいらしい。なんでかなあもっとちゃんと本とか読まないと駄目かなあ。この時期恒例活字倶楽部の作家一言インタビューで、菅野彰が「旧作に立ち返ってばかりはよくないですね」と言っていて、それはまんま自分にも当てはまるのです…。
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