こんばんは。
今日は初・カブキ体験をしてきました、優貴です。


お友達に誘われて勘三郎襲名披露公演を見てきました！
難しいんじゃないのかな･･･？とか心配してたけど全然そんなコトなかったよ。
面白かった！


最初の演目は谷崎潤一郎脚本なの。『お国と五平』
新しい脚本だから言葉遣いも分かり易い言葉だったし、
面白いお話でした。

夫を殺されたお国とその従者五平が仇討ちの旅に出て、
やっとその相手に巡り合うんだけど･･･、って話で
普通に現代に置き換えても全然おかしくなくて、
むしろ変なニュースとか多いからリアリティがあるの。
男女のトラブルって普遍的なんだなぁ、なんて思ってしまいました。
（ストーカーとか不倫とかそんなお話なの）


で、次が口上。テレビでもよくやってる挨拶するやつ。
たくさん有名な方が並んでとても壮観でした。
結構笑わせてくれたりとか、サービス精神旺盛なんですね。楽しかったです。
息子さん（喜多さんの方）の時に変なタイミングで声が掛かったんだよね･･･。
アレは絶対若いコだなぁ、なんて。ちょっと苦笑してみたり。


そして親子３人共演の『連獅子』。
３人並んで見ると、分からないなりにもやっぱりお父さんすごい！って思ったよ。
手獅子の所なんか動きが全然違うんだよね。
後半の狂い（テレビとかでよく見る、毛を振り回して踊るやつ）も
３人並ぶとすごい迫力あるし。
１番盛り上がったんじゃないかなー。


最後は『河内山』。お坊さんのお話。
これも台詞とか痛快な面白いお話でした。
てか七之助、すんごいキレイでした。マジびびり。
指とか手の動きがすごくキレイなの。


カブキって聞くとちょっと構えちゃうところがあるけど、
実際はすごく面白いし、親しみやすいものなんだね。
今日はとてもいい（お高い）席だったんだけど、
もっと安い席でいいからまた行ってみたいな、と思いました。





で、ココまで書いてきてお芝居は本当によかったんだけど、如何せん客のマナーが悪すぎた。
最悪でした。

通路側だったんだけど、やたら人が通る通路で。
お手洗いとか時間がなくて帰る方とか･･･。
年配の方が多いから通路を歩くときに屈めないのは仕方がないことだと思うんだ。

でもさ。開演時間には座っててよ。
折角の口上なのにものすんごい数の人（２０人くらい）が遅れて入ってきて
しかもその人達めちゃ前の方なの。
勘弁してくれよ･･･！って感じでした。

あと写真撮ってた人いたし。
シャッター光って係の人が飛んで来たけど。

カブキって高尚な物だと思ってたけど、良くも悪くも思ってたより庶民的なモノでした。




名物・最中アイスはｳﾏｰ！でした。


誘ってくれたお友達には大感謝！
ありがとう！