気持ちメモ
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2003年12月26日(金) 相棒がやってきた

相棒がやってきた。
といっても、私は仕事だったんだけど。
夕方に到着する飛行機に乗って相棒はやってきたので、私が仕事を早めに終わらせるとちょうどいいくらいになるはずだった。
だけど、こういう時に限って物事は上手く進まないもので、会社のPCがおかしくなって2時過ぎくらいから仕事が思うようにはかどらない。そんな中、相棒からメールが届いていた。「悪天候で着陸できない場合は引き返す予定なんだって」と。もしもそうなったら、いったいどうなるんだろう・・・と思いながらも、仕事が進まないことで私は焦っていた。
夕方くらいに「無事に到着しました。これから駅の方へ向かいます」と再び相棒からメールが届いていた。しかし、私の仕事は一向にはかどらなくて、もうどうしようもない状態だった。
17:30くらいに相棒に電話をかけてみた。相棒は駅に着いたみたいで、ふらふらと駅の中をうろついていたらしい。んー、でも私の仕事はあと1時間以上はかかりそう・・・。その旨を伝えると、とりあえず私の職場の方へ向かうから仕事を頑張りなさいとのことだった。
18:30過ぎに再び相棒に電話をかける。私の仕事はいつになったら終わるかわからない状態になっていて、せっかく遠いところから相棒が来てくれてる事を思うと物凄く申し訳なく感じた。この時点で、相棒は疲れてるようだったけど、私にの仕事が終わらないとどうにもならないから仕事を頑張りなさいとのこと。全くその通りなので、ひたすら謝って電話を切った。

結局私の仕事が終わったのは20:00くらい。大急ぎで車に向かうと、たっぷりと車に雪が積もっていた。本当はこの雪を払ってから車を走らせたいところだけど、すでに3時間くらい相棒を待たせているので、フロントガラスのところだけをさっと払って、相棒のもとへ向かった。

言われていたお店に駆け込むと、相棒は本を読んでいた。私が待たせてゴメンねと謝ると「待ちくたびれました」と一言。長い時間の移動のあとにこれだけ待たされたら疲れるし、起こりたくなるのもわかる・・・。その後は、ひたすら相棒の機嫌を伺うようにしていたけど、私も物凄く疲れていたし、最後には喧嘩っぽい雰囲気になってしまった・・・。

せっかく久しぶりに会ったのに、出だしからこんな風になるなんて・・・。
悪いのは私なんだけどさ。いや、私じゃなくて会社のPCのせいだ!
これからの数日間は仲良くできるといいんだけど。


相棒へのクリスマスプレゼントをどうしようどうしようと悩んでいたけど、結局イヴの日に腕時計を買った。文字盤が黒いのと白いのがあって、私は白いほうがいいかなぁなんて思っていたけど、店員さんがわりと若い男の人で、その人の腕時計の文字盤が黒かったこと、それといちおうその店員さんにどっちがいいと思います?と聞いたら、黒い文字盤のほうがいいと言ったので、そっちを選んだ。ちなみにお値段は10,000円。腕時計にしてはそんなに高いものじゃないし、それより何よりセール品だったけど、見た目は安っぽくないしこれでいいだろうと思って買っておいた。

夜、相棒にクリスマスプレゼントだよーと言って渡したら、とっても嬉しそうにしていてこの顔を見れただけでとっても満足に思えた。さらに中を開いてみた時の相棒の顔!!本当に気にいってくれたみたいで良かったー。「見た瞬間に気に入った!」と嬉しい一言を頂きました。

で、相棒は何を用意してくれていたのか?というと、相棒からはナシ。実際のところ、私は人から物をもらうのがあまり好きじゃない。好きじゃないっていうのもおかしいけど、自分の好きなデザインじゃないとイヤだというか・・・、選んでくれたものって考えると何をもらっても嬉しいって思うのが普通だし、そう思わなきゃいけないのだろうけど、どうしてもそう思えないんだな。だから、相棒が何も用意してなかったのはそれはそれでいいんだけど・・・。それに私は何が欲しいとリクエストもしなかったから、何を上げていいのかわからなかったっていうのもあるみたいだけど、それでも何となく寂しかったりする・・・。要するに気持ちってやつですね。贈り物はいらないと言いながらも、なかったら寂しいと言うのは全く矛盾してるって自分でもわかってるけど、すごいなんだか複雑な気持ちだった。

それでもなにはともあれ、相棒が喜んでくれてよかった。
自分は贈り物をもらうのはあまり好きじゃないといいながらも、自分が贈り物をするのは大好きだったりする。喜んでくれる顔を見るのが好きなんだよね。


私の中で思っていることがある。
これから先のことを具体的に話したいということ。どうしようもないくらい遠いところ(例えば海外とか)に相棒が住んでいるなら、会えないのもしかたないと諦めてじっとしてるだろうけど、ちょっと無理をすれば行ける距離にあるというのが困ったもので、ついつい先のことも考えずに飛行機に飛び乗ってしまうことが私にはしばしばある。そんなで私のお財布はいつも空っぽで、金銭的にも体力的にもそろそろ疲れを感じている。この先どうなるってことをはっきりと提示してくれたら、まだ耐えることもできるだろうけど、どうなるかもわからないまま続けていくのはちょっと厳しい。ということで、これからどうするつもりでいるのかをはっきりと相棒の口から聞いてみたい。もしかして、この思いが自爆を招く可能性もあるけど、それならそれでかまわないと思っている。

そんなこんなで、相棒がやってきた。


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