∮歌って踊れる主婦なシェフ日記∮~育児録~...カロリィ

 

 

こんなクリスマスイブイブ - 2004年12月23日(木)

昨日、仕事が終わって着替えてから少し休憩していましたら、職場にいつもの
魚屋さんが発泡スチロール抱えて入って来ました。

社長のところに直行して行き、どうやら安くするから真鯛を買ってもらえない
かと交渉しに来た模様。
そして断られた模様笑

そんな魚屋のお兄さんをつかまえ、どんな鯛ですか見せてくださいいくらですか
と質問攻めにしまして、スーパーではあまり見ないサイズ感の鯛が1匹1,000円
だと言うので、じゃあ私買いますと。
全部は買えないけど1匹いただいて今夜の夕飯にしますと。

「あざす!じゃあ袋持ってきます!」
と言ってお兄さんがいなくなったときに、いや1匹じゃ足りないか2匹買おう
と心変わりし、結局真鯛を2匹お買い上げ。

「助かりますぅ!ありがたいっす!」
と、何だか良いことした気分になりました。

私としては
「いや~、夕飯のメニューに悩まなくて済む~!ラッキー♪」
だったんだけども笑

あ、厳密に言うと1匹1,000円ではなくて業務用の魚屋さんはキロ単価で
売りますので、1kgあたりが1,000円で、ちょうどその鯛が1kgくらいだった
ってことです。

とはいえそれを捌いて頭としっぽと内臓とヒレと骨を取り除くと、歩留まり
としては約半分くらいにはなるわけですが。

骨だってアラ汁にするし無駄はないわけで。

意気揚々と鯛を持ち帰り(重かった!!)(てかあれ牛乳2本より重かった
気がするけど!!)、お魚大好き次男にジャジャーンと披露したところ、
よろこんで「オレがさばく!」と言ってくれるではないですかー

うちの次男は魚大好きでして、食べるだけに留まらず捌いたりおろしたり
するほうにも興味を持ち、これまで何度か次男に魚の3枚おろしを任せて
きました。

初めて1人でお刺身を作った日には、時間をかけすぎてものっすごい生臭い
ものが出来上がってしまい(嗚咽するほど臭かった)、食べ切れなくて
廃棄したという苦い経験もあるのですが、それにもめげずに今回また再挑戦。

しかもね、こういうのってたま~に1匹しかやらないとなかなか上達って
しないんだけど、2日続けてやるとか、2匹続けて捌くと一気に上達する
もんなんですよ。

技術系は、とにかく数をこなす、場数踏むってことがいかに大事かというのが
とても分かりやすく表出するのが「魚の3枚おろし」だと私は思ってます。

おかげで美味しいお刺身をいただくことができました!

だがしかし彼がよく見ているYouTuberの方は、腹骨をすかずにそのまま
切り落としてアラのほうにまわすらしく、それを真似して作った次男の
アラ汁は大変豪華に仕上がっておりました。

今度は腹骨をすく技術を習得してもらいたい!

今回は真鯛2匹でお刺身・塩焼き・アラ汁の3品を作ってもらいました。
9割方、次男作です。
私はちょこっと助けただけ。

お野菜何もないじゃんってことなので急いでサラダだけ作って、パルシステム
から来た伊達巻を切って(←違法とも言えるフライング)夕飯としました。

クリスマスでもクリスマスイブでもなく、イブイブなのにこんな豪華で
良いものか。

ちなみにこの一件を自分の両親と妹のいるグループLINEに共有したところ、
父から

「魚屋さんの人はとても嬉しかったと思うよ。飛び込みで営業かけてそこで
買ってもらえるなんて、なかなか無いことだから。from 元営業担当より」

というLINEが届いていました笑
うちの父、元NTTの営業担当です笑

妹からは

「即日処理が必要な食材にポンと2,000円出せるご家庭、そんなに無いで」

と言われました。
た、たしかにそうかもしれんが!

だがしかし私は夕飯のメニューが即決できてホクホクし、次男は3枚おろし
が上達し、美味しい夕飯がいただけてプライスレスこの上無かったよ!

クリスマスネタは続編あり。




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