福岡KBCラジオ
毎週木曜日 18:20~放送

2008年01月01日(火) スペシャルトークバトル2007 ②

福岡KBCラジオ 
【週刊◆和田毅】毎週木曜日 18:35~
今日はワクワク!14回目の放送です。

 今回はスペシャル番組として
 雲海酒造プレゼンツ スペシャルトークバトル2007
 12月31日(月)18:05~19:00の放送でした

今日の放送は、
12月26日(水)に福岡KBCラジオ第一スタジオで
公開放送収録が行われた「スペシャル・トークバトル2007」
テーマは「応援について」「ファンサービスについて」
招待されたファン50人を前に
テーマについて、さまざまな意見が出ました。

番組へのメール(watti@kbc.co.jp)はここから週刊☆和田毅

KBCラジオ番組サイト週刊◆和田毅

パネリストとして
日刊スポーツ編集部 佐竹氏
福岡ソフトバンクホークス応援団代表者様
ソフトバンクホークスファン代表者様
           が登壇されていました

サプライズゲストとして、元ソフトバンクホークス投手・吉田修司氏

進行役として、KBCホークスリポーター 江藤晴美さん
                    (通称・えっとんちゃん)

では、番組をどうぞ!

    ※本文中敬称略

   

  その①からの続き


◇えっとん
ですね!どうしても外野席に座って・・いると
なんか、ライトスタンドだけが盛り上がっていて、それに一応ついていかないといけないかなぁ・・・という思いがしてしまうところがあるんですよねぇぇ
でも、どうですかぁ?佐竹さん!記者の眼としてホークスの今の応援を、どういう風に見てらっしゃいますか?

□佐竹
まぁ・・・応援一生懸命されてらっしゃるんでしょうけども、和田選手が言われるように、それが選手の、その・・・パフォーマンスにどれだけこう、つながるのか、っていう点でいえば
もしかすると、あのぉぉ・・・札幌ドームとか、千葉の全体で応援している、応援ていうか、何ですかね、一体化してるっていうんですかね?
そういう方が伝わりやすいのかな?っていう気は・・・しますよね

◇えっとん
ふぅぅぅむ・・・

□佐竹
たしかに、あのぉぉ・・・札幌ドームとか記者席で(取材)やってると揺れるんですよ!
あのテレビの映像で

◇えっとん
そぉ!

□佐竹
観られたら、こう、稲葉とか、あのぉ・・・向こうのチャンスのときに、球場というかスタンド全体揺れるんですよ!
で、選手たちは・・わからない、なんか話したことあるんですけども、僕ら記者席のバックネット裏の一番上にあるんですけども、スタンドが一体化してるんですよね、外野からずっと・・・
で、お客さんがジャンプすると、震度3か4くらいの

◇えっとん
けっこう大きいですねぇ・・!

□佐竹
いや!ホントに揺れるんですよ!

◇えっとん
はぁぁい・・

□佐竹
で!やっぱり、これ・・・ビジターで来てる側とすると、うわ!これやっぱりプレッシャーかかるだろうなぁ・・・選手たちもね!
逆に言うと、向こうからするとすごい応援になってる、と

◇えっとん
ええ!

□佐竹
だから、ああいう一体化できるのがね、その・・・福岡ヤフードームのスタンドが揺れるかどうかは別としても

◇えっとん
ええ!

□佐竹
一体化すると、けっこう・・・そういう、何かないかな・・という気はしますよね!

◇えっとん
あぁぁ・・
取材されてて、そう感じてらっしゃるということですね
実際に今日会場にいらっしゃってる方も、え~~福岡ヤフードーム、また他球場にも駆けつけてらっしゃる方も多くていらっしゃると思うんですが、
何か私はこういう意見がある、とうことがあれば!手を挙げていただいて是非とも!
え~~っとですね、

☆ファンの方
北九州からきました、あの(応援)団長と同じ(地元)です。
あの~~今日は、参加させていただいてありがとうございます!
え~っと、さきほど阪神タイガースの話が出たんですけれども、あの・・野球に対する文化っていうか、歴史がちょっとちがうんですね。
福岡は、たしかに平和台・西鉄ライオンズだったんですけども、今の若い方々っていうのは、西鉄ライオンズっていうのは昔の話であって、あの・・・名前を、ま、もちろん年配の方もいらっしゃるわけですけども、ま、私・・店やってまして、あのぉぉ、年配の方なんかはホークスファンとライオンズファンに別れてる感じがありますね・・・
あの、福岡っていうのは、あのぉぉ、さきほどの阪神は大阪に根付いて何十年ですよね、だから、あの・・大阪人ていうのは、たとえば応援団にはいってなくても、そのままどっちかっていうとサッカーのサポーターに近いみたいな感じがするんですよ、
で、また、福岡っていうのはまだ(チームが)来てから、ちょうど中途半端ってうのは申し訳ないんですけども、あのぉぉ・・・さきほどの日ハムとかロッテとかは、地方に移転してまだ短いですよね、
ですから、福岡の例が前例としてあったから、すごくまとめやすかったと思うんですよ、
で、福岡はちょうどライオンズとホークスが分かれてる・・・それプラス、むかーしから弱かったころから応援していた、っていう方と、強くなって人気が出てきて、「あ!ホークス素敵!ドームもきれい」っていう感じで応援してる方と・・またちょっと分化してる部分があるんで、
それを一体化させるっていうのは、私を含めてすごく難しいっていうか、私もちょっと古くから(ファンを)やって部分で、外野でビール飲みながら観てた時代なんで、
ま、そういった意味では、今から先に・・あの、ひとつにまとめていくっていうのは他のロッテとか日ハムに比べたら若干難しい・・・
向こうもたしかに、文化として野球がなかったわけじゃないですけど、福岡みたいには昔から根付いてはいなかったと思うんで、
なんかそういった分化してる感じっていうのも、なんとなく感じるんですけど、そういう活動はファンの応援団の方とか、記者の方とかは感じてらっしゃらないですか?

◇えっとん
どうですか???佐竹さん・・・

□佐竹
あのぉぉ、たしかに言われるようにライオンズと、それから弱かった時代のホークス、で、初優勝を99年にして、で、あのぉ・・和田くんとかま、全国的に・・あのイケメンであり人気のある選手がいっぱい入ってきた現在と、多分たしかにその・・・
僕が見ててもですねぇ、お客さんの層が多分分化してるということは、お客さんが、ま、男だけじゃなくて、若い女性からそれからチビッコから、ま、とくに女性が増えてきたのが最近ですよね!

◇えっとん
増えましたねぇぇぇ・・・

□佐竹
だから、そういう中で、たぶん・・・まぁ、それぞれ思いが違って応援してるでしょうし、ま、チームが勝つということは当然、そういうチームの応援なんでしょうけど・・・・
もう、和田くんのファンは和田くんが見たいわけです

◇えっとん
そうです!

□佐竹
だから、昔よりもそういうところが非常に・・・あのぉぉ・・分化してることは確かですよね!
でも、多分和田選手は、野球と自分のそのピッチングのパフォーマンスと

◇えっとん
ええ!

□佐竹
・・を見てもらいたいと思うんですよ

■和田
いやぁぁ・・・もちろん、プロ野球選手ですからねぇ
やはり・・うむむ・・・そういう野球、投げてる姿とか、野球をしている姿を見てもらいたいし、評価してもらいたいというのはもちろんありますよね、はい!

◇えっとん
ときどき飛ぶ、男性の、あのキビシい声とかっていうのも、選手としてはどうなんですか?

■和田
いやぁ、もちろん、あっていいんじゃないですかね・・・
うむ・・そういうのがないとチームは強くならないと思うし

◇えっとん
ええ・・・

■和田
逆にね、あの~~、そういうのがなくなると、なんか・・さみしいですよね

◇えっとん
そうでしょう!昔はねぇぇ・・

■和田
ヤジでしょう?

◇えっとん
ヤジ・・・そうなんですよ!そこが言いたかったんですよ!

  (会場・爆笑!)

◇えっとん
すごかったんですよぉ!

□佐竹
僕・・・小さいころ、平和台で観てて、お客さんほとんどいなかったんですけども、後ろで一升瓶かかえたおじさんが、野次ってるの見て「野球場って怖いところだなぁ」と思ってたんですよね・・・

■和田
いや、オリックス戦のビジター(試合)はよく(ヤジが)聞こえますよ!

◇えっとん
あははは!(笑)

  (会場・大爆笑)




◇えっとん
それではここで!もうひとりパネラーをお招きしています!
今シーズンをもってオリックスで現役を引退、来シーズンからプロ野球解説者となる・・吉田修司さんでーーーす!

  (会場・大拍手)

   ここで、吉田修司さんが登場!
   会場から万来の拍手で歓迎されました
   壇上の和田投手も、とてもうれしそうな笑顔いっぱいでした


◇えっとん
さぁ!和田投手もびっくりしていますけれども!
再会の固い握手がね・・・
じつは内緒だったんですぅ、はぁい・・(笑)
控え室の遠いところでね、ずーーっとあのぉ・・・吉田投手と呼んでよろしいですか?吉田投手には控えていただきました!
どうですか?和田投手(笑)顔が・・・・
久しぶりに会われたんじゃないですか?

■和田
そう・・ですねぇ!はい!
え~~シーズン入ってからは、お会いしてないので

◇えっとん
はい!

■和田
はい!

★吉田
なんか・・・(雰囲気が)硬いよね(笑)

   (会場・大爆笑!)

■和田
はい?

★吉田
硬い!硬い!

■和田
いやぁ・・・硬い番組ですので、これは!

◇えっとん
でも・・吉田さんにはずーーっと、あの・・控え室で、今の皆様のお話を聴いていただいたんですけども、

★吉田
はい!

◇えっとん
あの・・やはり吉田さんは、ホークスも弱いときから、そして優勝も経験したときと、ず~~っと見てこられたんですけども
ファンの応援についてはどういう風に感じてました?

★吉田
そうですねぇ!
あのぉぉ・・・・僕自体はね、投げてるときは、はっきり言って(応援の声や音が)聴こえないんですよ!
集中してるんで、ただ・・・あのぉぉ、やっぱりピッチャー、投げてるほうは向こうのバッター優先で、向こうの応援が大きいので、あまり、あのぉぉ、自分の応援ていうのはあまり耳に入らないんですよね
ただ、チェンジになってベンチに帰ってきて、ホツとしたときは聴こえるんですけども、
マウンドのうえでは、まず、あの・・・僕は甲子園だろうと何処だろうと、まったく耳に入らないんですよね

◇えっとん
あの甲子園の音、もですか?

★吉田
はい・・・
まったく(耳に)入らないですねぇ・・・・

◇えっとん
はぁぁ・・・
で、どうですか?やはり変わったでしょう?99年くらいから、応援ていうのは

★吉田
そぉ・・・ですね、あのう、僕がもともと・・ま、古い話をすると平成5年に、巨人からホークスに来て、そのころはやっぱり平和台(球場)を使っていて、やっぱりさきほど言われた・・あの、西鉄ライオンズの多い、はっきり言って、あの・・どっち(のファン)が多いかって言うと西鉄のほうが多かったんですよ!
それをやっぱり・・・その時代のから、あの・・・徐々に強くなって、で、そのファンを見返すとか、そういう意味でもやっぱり選手も奮闘したっていうか、そういう流れでやっぱり、その・・強くなった原因もあると思います・・・はい!

◇えっとん
そうですね、見ていますと、99年前は青が半分、でしたよね!
ライオンズカラーが球場の半分ぐらい、3分の2くらい占めたときもありましたよね?

★吉田
そうですね、ホントに西武戦がね、(観客が)入るっていうのは

◇えっとん
ええ!

★吉田
その、西武が人気がある、強いっていうのもあったんですけども、
ある意味、西鉄のファンがまだ根強い、根付いていたっていうのが一番の原因だと思ってますよ

◇えっとん
はぁ!はぁ・・
でも、吉田修司さんは、巨人・ホークス、そしてオリックスと渡っていかれましたけども、

★吉田
はい

◇えっとん
ファンの応援はどう感じてます?
この3球団に関しては・・・

★吉田
うむむ・・そうですねぇ、
あの・・・・まぁジャイアンツに関しては、やっぱりみんなも知ってるとおり、やっぱり勝たないといけないチームというか、だから負けることによって、あのぉぉ・・・ファンていうのはすごい厳しい眼で見られるし、
下手すりゃ、ま、ビジターの球場に行くと、もうバスが動かないように周りを囲んだりとか、
すごいそういう怖さというか、が、あったんですよね!

◇えっとん
ええ・・・

★吉田
だけど、あの・・・そのジャイアンツ時代っていうのはそれが、負けたっていうか、そういうさせたのは選手のせいっていうか、
僕たち自身が負けたんで、それも仕方がないというか、やっぱりそこのファンを納得させる試合を次にしよう、というか
で、ホークスに関しては、やっぱり・・あのぉぉ、日生球場で「生卵事件」があったように、そのぉぉ・・・どっちかっていうと、あの・・あの頃ハッキリ言って(チームが)弱かったです。
だけども、監督をやっぱり、うむむむ・・・・みっともないことを、選手がさしてしまったっていう、そういう責任感、
だから、あれも僕らからしたらっていうか、周りの人はすごく批判的だったと思うんですけれども、選手からしたら、やっぱり・・原因は全部選手のせいだと思うんですよね!はぁい・・・

◇えっとん
でも、今、あのぉぉ・・その事件のお話がありましたけども
実際に佐竹さんは、その時には?

□佐竹
いや!僕は(その場には)いなかったんですけども・・・

◇えっとん
ええ・・・

□佐竹
まぁ、あの時は(チームが)弱かった・・・ですもんね

★吉田
そうですね・・・

□佐竹
だから、そういう意味で・・フラストレーションも・・・
王さんになって、2年目

★吉田
そうです、2年目

□佐竹
・・・のシーズンだと思うんですけども、まぁ94年が、あのぉぉ・・・69勝60敗だったと思うんですけども
やっと勝ち越したんですよ、5割もいかないチーム、で根本監督から王さんに代わって「さぁ!世界の王を呼んできて優勝だ!」雰囲気がもう・・すごかったですね!
で、95年タレて、で96年もまたそういう出だしから躓いて・・・なったんで、まぁ・・うむむ・・いわゆる、何ですかね、こう、マイナスのスパイラルに陥ったみたいな、ね!
それが、あの大阪の地で出たのかな?っていう感じですけども・・・
でも、もうそんなことないんですね
最後の!あの・・・プレーオフとか、最後の、あと一勝すればっていうところで、Vを逃してるだけで、最初っからもうすでに、もうよーいドン!でもう・・タレてるっていう状態じゃないからですね
その時っていうのは、まぁね、悔しさっていうか・・・言いようのない、なか・・ぶつけようのないアレがあったんじゃないかなと、ま!その事件はダメだと思いますけど・・・

◇えっとん
ええ・・・

□佐竹
ただ、その、弱いチームを応援しているファンの憤りっていうんですか?うむむ・・・「勝ってくれよ!」という思いが、あの時はもっと強かったな、っていう感じですね


   

   スペシャルトークバトル2007③へつづく


wrote all kasumi
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