2002年05月20日(月)
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有事に日本政府が役に立つって保証あるの?
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また本が袋一杯たまってしまった。売りに行こう。 あれ?この間、図書館に寄付したはずでは? マンガとあと、100円以上で売れそうな本は省いておいたのさ。 あーせこい、せこい。生き方がみみっちい。みみっちい。って、自虐な繰言はともかくとして。
W-CUPが終わった7月を見てみたい。
スポーツメディアは燃え尽きて抜け殻になっている可能性があり、 世間一般も何となく、祭りが終わって1BREAK。 国会では、6月にはあれやこれやのどさくさにまぎれて、有事関連法案だの、 メディア規制法だのの審議が着々と進めていて、7月に我に返った時には、もう成立間近ってとこだろうし。
宴は始まる前が一番楽しい。ずっと5月ならいいのに。
有事関連法案って、あんまり中身知らないで言うのもなんだけど、基本的には反対。 だって、有事に日本政府が役に立つって保証あるの?
満州では確か開拓民捨てて逃げたよなぁ。 沖縄では、一般人を防空壕から追い出したとか。泣く赤ん坊を殺したとか。 敗戦後は進駐軍専用の慰安所を作って、ダンサー・事務員募集とか言う広告出して、 自国民を騙して、慰安婦にしたんだっけね。
地震とかの1都市の災害で、基本的に世間一般に"無事"の理屈が残っている時には、自衛隊活動とかは有効に役立ちそうだし、役立ってきてる。 でも、ホントの有事に日本政府を信用できるか?
日本人が海外で、有事の際に頼るのは大使館だ。 海外で怖いのはパスポートとお金を取られることだ。いつも、すっごく用心してる。
それは、もちろん第一に取られたら困るから。 また、その過程が、ひったくりにせよ、HOLD UPにせよ、すりにせよ、怖いから。 それに、これが結構大きい理由なんだけど、 大使館に行って、パスポートの再発行やら、お金が無いので当面の保護をとか・・・そういう交渉をするのがイヤだからだ。
大使館については、ろくな話を聞かない。 異国でパスポート取られて、お金取られて、動転して涙目でおろおろしているのに、 鼻で笑われて、「この貧乏パックパッカーが、面倒かけやがって。」みたいな目で、 ケンモホロロの扱いされて、二重三重に傷ついたとかね。 まだ、JCBとかJALのOFFICEの方が頼りになるって言われてる。 大使館に行ったって、眠そうな目で人バカにした偉そうな口聞かれて、悔しいだけだよって。
・・・有事の際に大使館は使えないじゃん。 別に大使館だけが、役所じゃないけどさ。なんだか、全体的に、信用できないんだよな。
幕末に諸外国に外来語として伝わった日本語。 ローニン、ゲイシャ、サムライ。そしてヤクニン。 前例主義で判断力が皆無。組織の中で何かは決定されていくのだが、決定者は人ではなく、実態の無い会議であり、 結果、誰も責任を取らない。
当時のイギリス公使も、「幕府のヤクニンは、らちあかねーよ」と本国に書き送ってる。 諸藩の志士の方がずっとましだと。
日本の伝統なのかも。 ヤクニンと下士官に権力を持たせたら、ろくな事にはならん。だから、持たせてはいかん。と、思うのよ。 やっぱ、公務員になっときゃ良かったかなーとも、思うけど。 (体制側にいた方が小利益ありそうだからさ。へへっ。 ← あーせこい、せこい。生き方がみみっちい。みみっちい。)
alain
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