2002年08月06日(火)
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感性も歌もばったもん臭い
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最近、RIP SLYMEの楽園ベイベーがお気に入り。 アルバム買っちゃおうかどうしようか、今日TSUTAYAでしばし考えていた。
アルバムを手にとって考えているうちに、なんとはなしに気分のすわりが悪くなってきた。 痒い感じがした。BGMの所為だった。
堂本剛くんのアルバムだった。 BGMに耐えられなくて、店を出ようかとまで思ったのは初めてのことだった。
KINKIは嫌いじゃないのだが、剛くんの自意識、 つまり、"僕は単なるアイドルの枠には収まれないのです。僕の尖ったお笑いのセンスを見てくれよ。 傷つき易い感受性を知ってくれよ" って言う繊細な芸術家志向が表に出ると、 あ〜あ、やれやれ・・・と、うんざりしてしまう。
お仕事としてのアイドル、観客を楽しませること酔わせること騙すことが稼業と割り切って、 演じてくれてるKINKIは好き。 同じ意味で、あややなんて大好きだ。
剛くんの心の繊細さわかる。確かに歌も巧い。努力家なのはわかるし、優しそうだし。
でも・・・、あ"−!!もう、はっきり言っちゃおう!!
感性も歌もばったもん臭いんだ。 歌は歌の巧い学生がカラオケでミスチル聴かせて、自分だけ陶酔してるみたいだし、 お笑い番組をやると、感性がからまわりして寒い。 容姿の問題もある。ぱっとしない丸顔の小デブが芸術家気取るなよ、と。(言っちゃった)
彼がセンサイくんなのはわかる。 それを必死に隠して、アイドル稼業に精を出すも、時々、ちらちらと擦過傷を負った心が垣間見える。 そんな剛くんが好きだった。男の魅力はなんてったって、やせ我慢とストイックだよ!(単なる好み・・)
私思うに、センサイくんを売り物に出来るのは、ごく一握りの特権階級だけだ。 つまり、才能が有るか。美しいか。
惜しむらくは、剛くんはどっちでもない。
alain
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