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いつだって、あなたのことを感じている。 それがときどき怖くて仕方ない。 もしも、と考える。 この日記は、あたしの遺書になりうるだろうかと。 日々の想いを、恋文のように綴っていけば、いつか、あたしが死んだ時に、あなたは見つけてくれるだろうか。 それとも、紙とペンが必要かな。 旅先で、二人で味わう空気が美味しかった。 静かな景色が愛しかった。 帰ってくれば、喧噪ばかりで、耳の奥が痛いよ。 帰りの高速バスの中で、あたしの横顔をずっと眺めていた華。 「どうしたの」と尋ねれば、「もう少ししたら見れなくなるから」と笑った華。 あたしは、笑えなかったよ。 ねぇ、華。 聞こえてる? 聞いてる? そこにいる? お願いだから、華、ねぇ。 早くあたしを迎えに来て。
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