誰にも言えない

2011年12月07日(水) 無力

自分にもっと力があれば良いのに。

力があれば、もっと、いろんなことを変えていけるのに。

目を閉じて、願う。「私に力を下さい」と、願う。


いつも、「今日こそは何も言うまい」と心に決めて臨むけれど、矢張り、どうしても、言わずには居れない。

誰かが言わなければ。

言っても何も変わらないけれど、言わねば絶対に変わらない。

そう思って、言わずには居れなくなってしまう。

もうやめなくては、と思いながら、一度走り出すと、抑えが利かなくなる。

皆、心の中では「また始まった」と思っているのだろう?

「如何でも良いから、早く帰らせろ」と思っているのだろう?

けれど、そうやって今迄やって来たから、このザマなんだろ?

口をつぐんで唯、時が過ぎるのを待っていれば、如何にかなる。其れならば、どんなに良いだろう。

私だって、口をつぐんで、大人しい顔をして居たい。

けれど、言わずには居れない。止められない。


私にもっと、力が有れば。


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憂鬱天使

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