かたほうだけのパンプス
敦子



 11月度女子会

今月の女子会は、韓国料理店だった。



ここはウェィティングルーム。リーザブしてあったのでここは使わなかった。


今日のランチはあっさりしたビビンバ、スープ。

久しぶりに、Kさんが来ていた。Kさんの参加は8カ月ぶり。
以前とは変わって新しくなった名刺をくれた。
Kさんは、もう私たちの街には住んでいないという。
家はまだあるけれど東京郊外の実家に居るという。

今日は、友達の家に泊ったのと言っていた。
地元で就職した娘さんは、今も地元で暮らし勤めているという。

どういうことなのだろうかと疑問に思いながらも、あまり深く聞けなかった。それは私がほかの人と話しているところへKさんが割って入ったカタチでの会話だったから。

ほかの人というのはそろそろ30歳になるきっと参加者のなかで最年少だと思われる女子。
彼女との話が盛り上がってきたところへKさんはちょっとあいさつしておかなくちゃっと割ってきたのだった。確信には触れずに話を終えてKさんはさ、さと退散して行った。



レジの横のディスプレイ。チマチョゴリと韓国シューズ



そろそろ30歳になる最年少と思われる女子は、SNSサイトでスィーツの会をやっているMさん。
帰りの方向が同じだから送ってくれることになった。
Mさんは、自分の現状を話してくれてこっちは聞いてばかりじゃ悪いかなと思ったりもしたが、聞けば、打てば響くかのごとく話が返ってくる。

ずいぶんと話してくれた。でも私にMさんの将来の展望を語ったとしてもそれがどうなるということでもないが、Mさんが普段の生活では思っていることを吐きだす場面がないのではないかと思えてきた。

30歳はまだ若い。でも女という物差しで見ると30歳はもう若くない。
でもまだまだ彼女は女としては未熟な感じがした。

たくさん勉強をしていて、社会に対してバランス感ある考えをもっていてすばらしい。30歳からは若さはこぼれるように失われていくが、でも彼女はまだ満ちていない未熟な30歳。


2012年11月14日(水)
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