∮歌って踊れる主婦なシェフ日記∮~育児録~...カロリィ

 

 

人間関係。 - 2022年05月27日(金)

ベイエリアのイタリアンに勤め始めて、半年が経ちました。
人間関係はというと、驚くほどにいたって良好。

最初の頃は、ものっすごくつっけんどんでぶっきらぼうで目つきが悪くて
感じの悪かった人が、今ではコミカルに片足のかかとをトンとつきながら

「カロリィさん、お疲れ様~(*'▽')」

って挨拶してくれたり、

「待ってて、すぐ手伝いに来るからっ!」

と言って洗い物を手伝いに来てくれたり、

あとは暴言と舌打ちの連続だった社長が、むちゃくちゃ可愛らしい笑顔を
振り撒いてくれるようにまでなってきたのです。

てか最初感じ悪すぎでしょ(笑)
最初がビックリしたわ(笑)

私も私で、古巣でやっているような横柄な態度や何様なんだと言われそうな
姿勢で取り組むカロリィはこれっぽっちも見せず、にこやかに、一所懸命に、
謙虚に、それでいて最高のコスパの良い人を演じているので、与えている
印象もすこぶる良好。

上っ面の付き合いと言ってしまえばそうだけれど、たったの週に2回しか
働かないんだから、イヤな部分を見せずとも良かろうて。

出勤すると3時間のランチタイムに100人をさばかねばならないので、
今となってはもうデザートを担当してくれとも言われなくなりました(笑)

だってそんな時間、これっぽっちも無いもんなあ。
自分のやるべき仕事が終わったら、賄いすら食べずにサッサと帰ってくる。
雑談交わしたり世間話したりすると、絶対またデザートの話を持ち出される
予感には満ち満ちているからな。

でも今日、私が盛りつけたサラダの中に虫が入ってまして。
それはもうホントゴメンなさいなんですけど。

しかしながら言わせてもらえば、これからの季節はもうある程度仕方ないと
思っていただきたい。
お客さんの方にも。
ご理解をいただきたいなと思ってしまう。

まあとはいえ、ここの店の葉っぱの取り扱いは雑だなとは思う。
美味しいサラダが売りなので、とにかくサラダが大量に必要。
サニーレタスとグリーンリーフと玉レタスや水菜、フリルレタスやエンダイブ
等、日によって違いはあれど、軽く10ℓは入るバケツのような入れ物に
2杯分も3杯分ものサラダが出払ってゆく。

まあ、虫の1匹くらい紛れ込んでらぁよ、とやってる方としては思っちゃう。

以前、契約農家から仕入れている葉っぱが綺麗じゃなくて苦情を言ったら、
翌週からはめちゃくちゃ綺麗な葉っぱが届くようになったことがありまして。

なぜかというと、虫を殺したからですね。
農薬です。
お薬撒くと、虫が死んで、葉っぱの見た目が如実に綺麗になります。

農薬使ってない葉っぱには、虫食い穴がいっぱい空いてるし、ナメクジの
フンがいっぱいついてるし、当然ナメクジ本体もいらっしゃる。

まあ、そんなもんよね。
どっちを取るかよね。

人間関係の話そっちのけで虫の話になった。
いつものこと。


...

- 2022年05月25日(水)

続き。


その手のタイプの人が「違いが分からない」という話はしました。

目の前に同じサラダが2つ並んでいたとします。
ひとつは、指定の量どおりの正しいサラダ。
もうひとつは、やたらと葉っぱの量が少ないとか、トッピングが器からはみ出
てるとか、明らかに見た目が汚いサラダ。

こういうものの違いが分からないみたいで。

なので、5人のお客様が同じテーブルに着いたとしたら、見た目にほとんど
差が無いものを提供しなくてはならないんだけど、その手のタイプの人が
作ると、ある人のサラダは葉っぱがてんこ盛り、でも隣の人のサラダは
めっちゃ少ない、とかっていうことがザラにありまして。

私の中では「サラダ出しもできん」という評価。
「何だったらできるん」って思う。
できることをさせてあげるから、何ができるか教えてくれよと思う。

ほっとくと洗い場に行っちゃうし。
じゃあ食器は綺麗に洗うのかと言うと、洗い上がりが信じられないくらい
汚い。

遅い上に汚い。
腐ったもん出す。
何もできない。

この人何しに来てんのかなって思う。

*****

今現在職にあぶれていて、中途で入ってくる人は皆ヤバイ説。

※個人の感想です。

私の知る限り、私の夫を始めお友達のパパさん方、親類縁者、誰も仕事クビ
になってないのよ。

ヤバイ人しかあぶれてない説。

※個人の感想です。


...

- 2022年05月24日(火)

鳴り物入りでやって来たアラフィフ社員。
入社して3週間ほどになりますが、何度一緒に働いても「やっぱり岩田だ」
という印象はそのままです。

アラフィフの正社員には余りにお粗末な仕事ぶりなので、私ついに統括部長に
告げ口しました(笑)

早めの告げ口www

アラフィフさんの仕事ぶり、ご存じですかというところから始まり。
こんなことやあんなこと、そんなことやそげなことまでやらかしてますよと。

事実だけを報告しました。
私は週に2回しか出勤しませんので、私が見た限りのことだけです。
話にはいろいろ聞いているけれど、それは伝えてない。
あくまで、実際に自分が目にしたことだけを報告。

そしたら統括部長は、「それに対して料理長の対応は?」という質問を
投げかけてきました。

それも、私の目で見て私が感じたことを、そのまま伝えました。
統括は、アラフィフさんのアレヤコレヤよりも、それに対する料理長の対応
のことを根掘り葉掘り聞いてきました。

一応、聞かれたことには答えましたが、感想としては
「ちょっと料理長が可哀想かなと思っています」
というのも、正直に伝えておきました。

だって、何てったってアラフィフです。
上層部の肝入りで、鳴り物入りで入社してきました。
履歴書には、それはそれは輝かしい経歴が並んでいたようです。
そりゃ誰だって、期待する。

私は既に初日で「オヤオヤ?」と感じていたけれど、周囲は皆「まだ初日
だし」と、寛大に見ていた様子。

でも、そういう問題じゃないよねっていうのは、見たら分かる。
もう、分かる。

好意的に見て、控えめに言って、「その手のタイプですよね」と。

腐った肉をカレーに入れてお客様に提供してしまった事件。
その日一緒に働いていたのは私です。

もし相手がド素人であれば、何から何までピッタリくっついて私が指導した
でしょう。

でも相手は、キャリアうん十年の、アラフィフ料理人。
私が指導係として出る幕、ありますかね?
私は、無いと判断したんです。

しかも、カレーは既に何度か提供している。
お肉の量は80g、カレールウは、指定のレードルを使って1杯半。
温めて、ご飯にかけて出すだけです。

それに、いったいどんな指導が必要ですか?
あるとしたら、決まったお肉の量とレードルを教えるだけでは?

これからお客様に提供する食材に異常がないかどうかのチェックなど、それ
のもっともっと、もっと手前の問題では?

このカレー肉事件は、彼が出勤2日目にして起こしたいちばん大きな事件。
ただ本人は、しれっとしている。
反省してるんだかしてないんだか。
表面的にはまったく感情は判断できない。

アイスクリームはディッシャーでうまくくり抜けないため、いつもぺしゃんこ
またはぼそぼそ、そしてもたもたするから、お客様に提供する頃にはもう
ドロドロに溶け始めている。

そこにちぎれたミントや褐変したミントをのせて、平気でウェイトレスに
手渡す。

誤解を恐れず言いますが、「普通の感覚の持ち主」であれば、私がくり抜いた
アイスクリームと、慣れない人がくり抜いたアイスクリームでは仕上がりに
明らかに差があることが「見ればわかる」のですが、その手のタイプの人は
「こっちのほうがキレイ」という感覚が無いらしく、いつまでたっても
ぺしゃんこでドロドロのアイスクリームを疑問を感じることなく出せてしまう
んですよね。

「普通の感覚の人」であれば、すぐに「これじゃいけないんだ」と思って
練習するなり、私に「どうやったらそういう風にできるのか」とコツを
聞いてきたりするもんなんですが。

その手のタイプは、それが全くない。
最初の頃は、プライドが邪魔して聞きに来れないのかなとも思っていたけれど
どうやらそうではなくて、ただただ純粋に、仕上がりの差に気付いていない
っていう。

違いが分からないので、それじゃダメなんだということも分からない。
いったい何をどうやって教えろと?と思う。

ちょっと料理をする人ならば、水から茹でるものとお湯が沸いてから投入して
茹でるものの違いも分かりそうなものだけれど、その手のタイプの人は、
明らかにお湯に入れてボイルしなければならないものを、誰にも確認せずに
水から茹でちゃう。

そこに何の疑問もなく。



よくよく、その手のタイプの人に向いている職業として料理人が挙げられて
いるのを見るけれど、違うからホントやめて。

美しいものと醜いものの違いが分からない、
腐ったものと新鮮なものの区別がつかない、
さらに、キャリアを積んだからとて分かるようにもならないというところが
もう絶望的だと思うのだけど、本人たちはなー-----んにも困ってない。

ただただ毎回怒られて、それに対して「ハイ」って言うだけ。
でもその次また同じ失敗を繰り返す。
そして怒られて「ハイ」言うだけ。

岩田が入社してきたとき、コイツ1人でマジ店ひとつ壊されたなと思いました。
こんな店で働けないと思い、私は新天地を求めて転職活動し、今は2足の草鞋。

その岩田が出て行き、┐(´д`)┌ヤレヤレと思ったのも束の間、アラフィフに
なった岩田のような男が来ただけだった。

今、いちばん壊れ始めているのは料理長である。
私はもう平気。
心はこの古巣の店にないから。

100人さばく新天地の方が今はちょっと楽しくて、古巣にはただ暇つぶしに
行ってるだけの感覚だから。

右往左往している古巣の社員たちを見て、「バッカじゃない?」とは思ってる。
当該の人に対しては、そうとすら思わない。
完全に感情の外にいる。
むしろ面白く眺めている。

だって彼社員だもの(笑)
私が指導する立場じゃないもの。
勝手にやればいいよ。
彼がどんなものを出そうと、もう私の知ったことではない。
古巣の店で「美味しいものを出したい」「質の良い仕事がしたい」という
気持ちは完全に消え去った。

たとえそれが1万円のコースでもね。


...

人事異動がありまして。 - 2022年05月10日(火)

岩田がいなくなりました。

厳密に言うと、多分籍はまだうちの店にあってヘルプに出ているという体(てい)
だと思うのだけど、そのままどこかに異動になるのではなかろうか。

で、ウチの店がだいぶヤバイということでテコ入れ中。

1ヶ月ほど前に社員希望で入ってきた30代男性(今はまだアルバイト)と、
つい1週間ほど前に入ってきたアラフィフ男性(コチラは既に社員)の2人を
入れ、本格的に底上げにかかったようです。

30代男性のほうは、まだ未知なのでもう少し全貌が明らかになってきて
からここで書こうと思う。

アラフィフは既に、腐った肉をお客様に提供しました。
アラフィフの岩田にメンバーチェンジしただけだった。

私がそのお肉を使おうとしたときに異変に気付き、

「コレ、さっき使いましたよね。腐ってますよ。」

と伝えた時の反応が、もうまるで岩田と一緒で。
慌てる様子も反省も後悔の色も全く見えない表情で、
「ホントだ…」
と呟いて、自分の作業を続行。

ホント岩田だった。
まるで岩田だった。
気持ち悪いくらい同じタイプだった。

統括部長、驚くほど底上げになってませんよコレ…。

このアラフィフと一緒に働くのは今回で2回目。
だが初回のときにすでに私は気付いていた。

「コイツ岩田と同じや…」

ということに。

なんでこんなんばっかり来るん((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



...

忙しいお店のランチタイム。 - 2022年05月08日(日)

ゴールデンウィーク明け、久々にベイエリアに出勤したらむちゃくちゃ忙し
くてだいぶやられました…(*´Д`)

ベイエリアはですね、お昼の11時出勤なんですね。
家を出るのも10時ちょい過ぎくらいでいいので、朝はだいぶ余裕。

11時出勤、というのはあくまでタイムカード打刻が11時であるという
だけで、実際には10時40分ごろには余裕で到着してます。

なぜなら、そうしないと11時30分のお店のオープンに間に合わないから。
コレ、最初の頃は私の仕事が追い付かなくて間に合わないのかなと思って
いたのだけど、どう考えてもそうじゃないっぽいぞと(笑)

明らかに、11時30分にオープンするには11時出勤じゃ全然間に合って
ないぞと。

お給料は15分刻みで発生するので、10時45分までには店中の冷蔵庫や
ストック棚を開けまくって在庫確認しまくります。
週に2回しか出勤しないので、一旦すべてをチェックしないと前日の残り
とかが全く分からない。

オープンまでに準備しなくてはならないのは、

*ランチのセットサラダ50個(小さいサラダボウル的なものに)
*前菜3種類を5個ずつ盛り込み
*洗い場のスタンバイ
*コンベクションとピザ窯のスタンバイ
*パンを温めて保温

主にはこれくらい。
お店がオープンしたら、たいていはすぐドドドドッとお客さんが押し寄せて
あっという間に満席になるので、絶対に11時30分には全てをスタンバイ
し終えていないとエライ目に合うことになります。

社長に舌打ちされたり、社長に睨まれたり、暴言吐かれたりします。
(オイオイオイwww)

いやあのですね、サラリと書いたけども、サラダ50個盛るの、どんなに
急いでも15分とかはかかるんですよ。
それも、キレイでシャッキリした葉っぱなら良いけれど、時々は褐変したり
傷んだりもしているわけで、そういう部分を取り除いたりしてると、
もうホント間に合わない。

しかも、その褐変したサラダの下処理をしたのが社長っていう割に合わない話。
明らかにそれに手を取られて出遅れてるのに、舌打ちされるんだから。

前菜3種類盛るのだって、今日の前菜は何を使うのかを社員に確認する
ところから始まるんだからなw

で、モノが無ければ解凍し、「今あるコレが無くなったら、次は何を出す
のか」の確認するところまでがデフォ。

とりあえず最初は5~6個ずつしか盛り込まないけれど、一番人気の
カルパッチョなんかは結局軽く10個は出るので、クソ忙しいオーダーの
合間にまたさらに追加で盛り込む。

で、レストランって満席になった途端フッとオーダーが止まる瞬間がある
ので、そのスキにまたババババッと補充と洗い物をこなすと。

最初に盛ったサラダ50個では絶対に足りないので、それもまた合間合間に
追加で10個作って…またさらに10個作って…を繰り返すと。

その結果、3時間の間に軽く100名以上を相手しているわけです。

私がこれまで働いてきた中で、いっちばん忙しい店かもしれない。
もうね、両手も両目も右脳も左脳も、3時間フル回転(笑)
今日なんて、忙しいのに眠くなってきたからね(笑)
忙しすぎて、ものっすごい疲労感で途中で眠くなってきた(笑)

五感を研ぎ澄ませてないと、対応しきれないベイエリアのお店。
でもそのペースに追われることなく対応できた日は、達成感ある。
そしてその頻度は増えつつある。

まだ誰とも揉めてないで(笑)
猫かぶってるから(笑)
今んとこ楽しくやってる。


...

GWの兄弟の様子。 - 2022年05月03日(火)

次男がラグビースクールに入部し、ちょうど1ヶ月。
すでに何度か試合にも出させてもらったようです。

次男がスポ少でやっていたのは、少年ラグビーのようなもの。
普通のラグビーとはまた少しルールは違うのですが、ボールの形状やパスの
出し方、大まかなところでは同じ部分も多いので、全くの初心者という状態
ではありません。

例えて言うならサッカーとフットサル、みたいな。
体育館でやるバレーボールと、ビーチバレーみたいな。
そういう感じの違いはあるのかもしれない。

が、彼がスポ少で培ってきたスキルは存分に生かされているらしく、直近の
試合などは彼が作戦を立ててメンバーを動かし、その作戦がばっちりハマッて
トライをいくつも決めた、というようなことを得意げに語ってくれました。

何度も言いますが、入部1ヶ月です。
プレーも去ることながら、すごい性格してんなって思います。

その試合も、最終的には味方に作戦を伝えて指示を出し、チームメイトに
パスを出すふりをしてそのまま自分が突っ切ってトライ、なんていうことも
しでかしたのだとか。

味方をも騙すやり口。
えっと…それはちょっと生意気過ぎない…(;'∀')

と心配になるほどです。
まあ今は、スポ少の経験を生かした作戦が相手にとってはトリッキーに
見えて功を奏したのでしょうが、あんまり調子に乗らないでね…とすでに
そんな心配💦



そしてバーベキューの後日談。

バーベキューの日、彼は絶対にマシュマロを焼きたいんだと言って、
張り切ってマシュマロを持参して行きました。
きっとほかの子も、皆で分けられるようなお菓子や焼きたいものをそれぞれ
持参してくるんだろうと思っていたら案外うちだけだったようで、
マシュマロ大人気。

色んな子に分けてあげていたら(当然全く知らない子にも)、その中に
70人の部員をまとめあげているキャプテンの妹ちゃんもいたらしく、
後日キャプテンのお母さんからお返しのマシュマロをいただいてきて
ビックリ。

入部1ヶ月で3軍にいる新参者がキャプテンにお近づきになるなど、お前
やるな!!と思いました(笑)

分けてあげたマシュマロなんてほんの数粒だっただろうに、お返しに
いただいたのは、大きなサイズのチョコ入りマシュマロ!!

ビックリするやら申し訳ないやら。
保護者の方の顔も分からないのが悔やまれる。

こんな感じで、親の知らないところでグングンと人間関係を広げていく
次男のお話でした。


余談、と言えば長男に失礼だけれど。
長男も、スポ少では次男と同じように少年ラグビーをやっていました。

が、この日記でも何度も触れているように、ゴツイ次男とは対照的に長男は
ひょろひょろ(スラリと言えとw)で、妙に潔癖男子なので
「汗びちょのヤツと肩組んだりするの絶対にイヤ」
と言って、ラグビーへの移行はしませんでした。

彼、自身の持つ身体能力とは裏腹に、運動することも外に出ることも
あんまり好きじゃない上に、コミュニケーション能力も低め。
慣れない場所や知らない子たちの中に飛び込んでいくなどという芸当は、
長男にとってはなかなかにハードルの高いことなのだと思います。

そんな彼も、今日は部活の試合です。
1回戦負けですが(笑)

そんな感じで、長男はユルユル、次男はガツガツ、どっちも元気にやってます。



...




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