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2006年02月27日(月)

トリノオリンピック

何とか戻りつつはありますが、何なんだろう?
ま、深く考えないことにしよう。

オリンピックが終わってしまった。
結構、楽しんで見ていたのでなくなると寂しいな。

民放の放送は、日本の選手があーだこーだ勝手に盛り上がっててうざいので、
ほとんど見ず、もっぱらNHKの地上波とBSを流していた。

フジTVのオリンピックキャスターが浜田雅功であることを知ったのは昨日。
TBSは中居くん?見てないけど。
今日のテレビ朝日を瞬間みたら、松岡修三が出ていたけど、彼だったのか?
需要があるからアサインされるのであろうが・・・。人の好みは奥が深い。

多少はスキーをやるので、スキー競技って見ているだけで誰が誰だかはわからんけど、結構楽しいんだよな。
滑降とか大回転とか、環境ビデオというには心拍数上がりすぎるけど、気分はいいよね。

一番盛り上がったのは、スノーボードクロス!!
あれはすごい。
ゼッケンに№つけて、賭場やったらはまるね。
はらなくても面白いけど。
何とはなしに見始めて、あっという間に盛り上がってくぎづけ。

あのギャンブル性。スピード感。
4年後まで待ちなのか?もっと見たい!

あと良いもん見させて貰ったって言うのは、プルシェンコのエキシビジョン。
絵とか物語とかは残るのに。演奏は残らないけれど曲は残せる。
身体の表現でも、手先の技術、工芸とかならば積み上げることも出来るのだけど、全身運動は後に何も残さない。
映像技術の発達でようやく再生は出来るようになったけど、でもそれは作品じゃない。

昨日よりすごい明日を積み上げて、でも、いつか昨日を超えられない時がくる。
いずれにしても唯一無二。

はかないなと思いつつ。
いや・・・他人に自分の感傷をおしつけることは止めよう。

とにかく、この人の演技を見られて良かった。


2006年02月23日(木)

山背大兄王

具合の悪くない時はないのでしょうか?
今度は喉がはれました。どっから見ても風邪に見える、まっとうな風邪のようです。

ようやく復活しましたが、今度は鼻かぜが高まってきました。
っつーか。ほんとに。
具合悪いがデフォルトなのは、いかがなんでしょう?

何ゆえ?っていうのは、自分ではもちろんわかってはいるが。
気分がのってない。毎日に対して。それだけだ。
朝起きて、さぁ何しようか?、もしくは、今日も行くぜという気持ちがまったくなく、
「で、どーしろと?」とぶーたれているのでは身体もぐれるわなぁ。

って、もう何年もこんなことばかり。
客観的に見ると首筋ねらってけり入れたい人。自分にとって。
で、あるのに何故に自分自身を自分の好みに動かせないんだろう。
リモコンで操作していて、その対象が自分が見るに一番やなことばかりをしている。
しかも動かしているのは自分なんだ。わけわからん。

という無理が症状に出ている。

あーやっぱり熱があるんだ。
思考がループしてる。とりあえずここまで。

今、興味があるのは、山背大兄王が一族もろとも殺されたのはなぜかということ。
別に一族郎党全部殺さなくても良かったんじゃないかなーと思うんだ。
同じ蘇我一族同士なんだし、ちょっとばかり大規模すぎないか?というところに疑問。


2006年02月19日(日)

iPod shuffleのエラーと復旧

発生は金曜日というか土曜日の夜。一時頃だと思う。
解決は5時頃。四時間くらいかかりました。

その時に情報あつめに、色々WEBで検索を掛けて参考情報を集めた。
今後、同じ現象になった人が、検索掛けた時の一つの参考にはなるかもーなので、メモ残します。

【現象】
iPod shuffleのエラー。
USBポートに差し込むと、Gドライブで認識をするのだけど、Windowsのエラーが出る。
エラー内容は遅延書き込みデータの紛失。
iTuneではもちろん認識されず、エクスプローラーでGドライブ(iShuffle)を認識はしているが、
ドライブをブラウズ出来ない。

【推測される状況】
フラッシュメモリに書き込む時に、綺麗に書き込めていない。

【推測される原因】
フラッシュメモリに書き込む途中に、引っこ抜いた?
記憶は曖昧だが、いまいちネットワークが遅かったのか、PCの調子が悪かったのか、
PCがフリーズしてしまい、強制終了を行った。
その時終了前に、iShuffleを引っこ抜いた、かも知れない。

【結果】
何とか復旧。

【途中経過】
Appleのホームページを見て、障害時の対応が1から5まであったので、順を追ってやってみる。
しかし、iPodUpdaterが途中で固まってしまい、iShuffleの初期化すら出来ない。
それ以外に出来ることは全て行ったが状況は変わらず。

Microsoftのホームページで [フラッシュ カードの取り外し時に、ファイルが保存されず "遅延書き込みデータの紛失" エラー メッセージが表示される] という障害の情報があったが、対応ソフトは有料だと書いてある。

個人のホームページに、iShuffleの同様の障害について電話でAppleに問い合わせた一問一答が載っていたが、
それによると電話対応者は、素人くさく、しかもホームページに載っていることを繰り返すのみ。
修理の持ち込みは銀座のAppleストアへという話でおしまい。だった。
鵜呑みにするものではないが、気持ちはさらに暗くなる。

有料ソフトが幾らなのかは不明だし、修理に持ち込んだら返ってくるまでどのくらい掛かるかわからないし、
瑕疵があったとして修理代を請求される可能性もありそう。

しかもどっちにしても、今日明日には復旧しない。
今、iShuffle無くては暮らせない身体になっている。何とかしないとー。
くそー、気合だ。力ずくでもなんとかしてやる!!!


【復旧にいたる手順】
注意点:以下の手順でたまさか復旧しましたが、何の根拠もなく行ったことなので、保証は全くありません。
全ての手を打ち尽くし、壊れているならばもう何をしてもいいや、と思った時の一案です。

1) コマンドプロンプトを立ち上げ、DOSコマンドのCHKDSKを実行。
2) 何とか認識はしているようなので、CHKDSK /Fでむりやりファイルを修復。
   (ここらへんはDOSコマンドのHELPを見ながらやる)
   1)、2)終了後は、"遅延書き込みデータの紛失" エラー は出なくなる。
3) Windowsのエキスプローラーで、Gドライブ(iShuffle)をブラウズ可能になる。
ここでフォーマットを実行。
4) Appleのホームページより、iPodSetupのプログラムをダウンロードし実行。
5) iTuneのプログラムを削除。iTuneSeupのプログラムをダウンロードし実行。

で、再起動後、iShuffleを接続し、iTuneを立ち上げた所、ごく普通に認識。復旧完了。

疲れた。
達成感で寝れたから、良かったけど。

生きていてもなんか進歩ないなーと、人としても、知識的にも、何の蓄積もない、
と思っていて、そうなんだけど、でもiShuffleが復旧した時に、
大学生の時の私には出来なかったー!
この数年間の私の人生は無駄じゃなかったー!と、思って、自己満足に包まれて、気持ちよく眠れたことでした。

めでたしめでたし。


2006年02月16日(木)

北走新選組

今朝方の夢は。
下着屋に行ったら(店はRue de Ryuであるらしい。現実には行ったことはない。場所は知ってるけど)
そこに中学時代の友達がいて、しかもそこはなぜかエステで、
やったこともないが、背中からふくらはぎまで全身マッサージなどをされて、
まぁ、大変気持ちが良かったのだが、相変わらず、脳内でなにをどう整理したいのかはさっぱりわかりません。

ちょっと仕事の時間に空きがあったので、表参道ヒルズにリベンジ。
平日のしかも勤務時間中なら空いているであろうとか。

ああごめんなさい。嘗めてました。
入れはしたが、エスカレーターにみっしり人がのっかり、通路をぞろぞろと人がつらなり、
下手に地下に深いもんで、なんか蟻塚みているようで、気分が悪くなり、
滞在時間5分で、早々に退却。

やっぱり駄目だ。人ごみは。
敗北感というか。何か人としてエネルギーが薄いのかなぁーとがっくしする。

それから漫画喫茶に仕事を持ち込んでしばし、ぱたぱたと。
鋼の錬金術師も読んだけど。遊んでるやんか自分。

漫画と言えば。
こういうジャンルに手を出してはいかんだろうと思いつつ、
心が弱くなってつい、購入してしまった。『北走新選組』

別冊花とゆめですよ。
子供の頃の自分に冷たい目で見られそうだ。

が、良かった。好きだこの本。
中学生のころから新選組が好きで、漫画家になったらいつかは新選組!を書きたいと思っていたという人が、
書いただけあって、史実がしっかりしている。
もちろん作品なのだから創作部分はあるのだけど、史実は裏切らないという安心感がある。
登場人物の顔にみんなクマがあるところは、気になりましたが、悲しい物語なので、それもまた良かった。

あと、この漫画を読んでというより、これがトリガーになって、
今思うとなぜに?と首をかしげてしまうのだが、ぼろ泣きしてしまった。

『北走新選組』には3作入っていて、そのうちの一作には、流山での近藤の投降の場面がある。
近藤が土方に言うのだ。「生きろ」

そこで奥付を見る。
この『北走新選組』は発行は2004年9月。
組!のオールアップが10月とすると、9月の時点で組!の48話の流山の台本が
出来ていなかったとは考えられない。
組!でも同じく流山のシーンで同じセリフが出てくる。言うのは土方だが。
近藤に言うのだ「生きろ」

三谷さんが別冊花とゆめで連載時に読んでいたという可能性もないわけではないが、乙女だし・・・、
が、偶然と見るのが妥当だと思う。

今年の正月の組!続編でも永井様の「生きるんだ!」が、印象的にあって、
そこから組!テーマソングが始まる。

何でまた、内部抗争にあけくれ、反政府軍を問答無用で切っていた集団が、
いわば政府の犬だし、しかも、時代を読む目もなく、あっという間に転落する。
そんな集団を描いた作品のテーマが、組!と北走新選組!ともに奇しくも、『生きろ!』というのは奇妙におもしろい。

理由付けは考えないでもないけど、なんか言葉にすると陳腐になりそうなので、置いておく。
で、理屈付けはともかく、なんで泣きのトリガーになったかというと、
読んでてていきなり『生きろ!』という文字が目に飛び込んできて、正月の組!続編とあわせて、
つまり、何か、メッセージだーとか思ってしまったんだな。

主語霊か背後霊かご先祖様か運命か、何かは知らないけど、自分に『生きろ!』って言ってる。
と、何だか分からないが、そう思ってしまって、あぁもう仕方がないなと思って、
こんな自分にも見守ってる何かがいるのかなーという想いと、
くーっ、これからも生きていくのかしんどいなぁという想いが、ごっちゃに高ぶって、泣きが入った。

何なんでしょう。
冷めてから思うと、自分でも何なんだ?何が起こっていたんだ?とか思うけど。
あの瞬間は不思議だった。

不思議ついでにもう一つ。
隠されていたわけではなく、関心がなかったので聞き流していたのだが、
私の生物学上の父の実家は福島で4代とか5代続いた医者だったという。

おいおい。それって幕末の会津で医者だったってことか?
今更知ってびっくりだ。

会津の血が入っていて、現住所が多摩では、まぁこれは地霊なんでしょうね。
組!ヲタになるのも、むべなるかな。



2006年02月13日(月)

太陽蠍で月水瓶の人

人間変わっていくような、変わらないようなで思い出したが、
まさか山本耕史という人のFANになろうとは、組!始まる前には想像もしなかった。

結構今はどっぷりなんですが。
何でなんだろう。

太陽蠍で月水瓶。この組み合わせに弱いっつーのは非常にわかる。
という因果律の因にこだわるのではなく、もう少し分かりやすいところで。

最初は土方だった。それはわかっている。
終わってまでなお、気になるのは。

一つには見えないところ。
高校生の頃、図書室で月間ロードショーとかよく読んでいて、外国の映画俳優って映画の中でどえらいかっこよくても、役を離れると"おまえは誰だ"みたいな人っているんだな、と思ったが、それと同じ感じ。

素で雑誌に載ってる写真とか、このぽやぽやしている坊やは誰だって思う。
navi様の佐藤浩市との写真だって、写真写りとして、かなりいけてない。

何か役という枠がないと、自分の皮とか肉とかの置き所が定まらない感じがする。
焦点がぼけてる気がするのだ。
土方なり、ミュージカルのパンフなりで、役という型が出来ていると、落ち着いて見られる写真になる。
ゼリー的な役者、ってこんな言葉は日本語として変だけど。

前にインタビューの中で、舞台の上にいるときが一番リラックスできるかも知れないと言っていた。
大切な人を亡くしたりして凄く哀しい時にでも、舞台のである役を演じていれば、自分の心のことを一瞬でも忘れていられるから、と。

変幻自在な柔らかさと、裏腹の自分に対するno-controlが、アンバランスで、そこにすごく惹かれている。

あと、もう一つ。
前述の舞台の上では一番リラックスというコメントからもう一つ。
たとえ話で"大切な人を亡くしたとして・・・"という喩えを出している。

他のコメントで、"はっきり言って自分はポジティブだ"というわりに、彼の喩えに出る将来像はかなり暗い。
最近のコメントで、人と心で関って喜びをたくさん感じたいーみたいなことを言っていた。
それはいい。その後。

『いつか辛くなった時に、そんな素敵な思い出が僕を助けてくれる』

これどこかで同じようなことを聞いた。思い出した。ブータンに旅のレポート(TV)に行った時のコメントだ。
収録はたしか2005年の正月。今から約一年前だ。
『落ち込んだ時に、ここで会った人とか景色とかをきっと思い出す』

冬を前にどんぐり溜めているリスかお前はと。思う。
今の楽しさ喜びを、『哀しくなったらこの箱をあけてね』な小箱に一つずつしまう振る舞いは、ポジティブな人のやることじゃない。
リスは冬が来ることを知っているから、どんぐりを溜め込むのだ。

彼は何を恐れているのだろう?
無意識か、まわりからの暗示か、悲観的に予測して楽観的に行動するたちなのか、ともかく、彼は気持ちが凍る冬がくる前に、楽しいもの優しいものを心に積み上げておこうとしている。

という振る舞いを延々行っていながら、あくまで"自分はポジティブ"と言い切る自覚のなさ
(なのか、自己暗示なのか、自己欺瞞かもしれないが)が、破綻していて気に掛かる。

で、毎朝BSで『毎日モーツァルト』も見ているというわけだ。
単純に声が好きっていうのもあるけどね。朝のモーツァルトも気分良いし。オススメ


2006年02月12日(日)

一番分からんのは自分だ

風呂場にいる夢を見る。
ここまではいい。

目の前に男の人のお尻があるっていうのはどーなんでしょう。
で、それをもんで、けっこう硬い。筋肉質ですねー。というのは、さらにどうなんでしょう。

お願いだから。伝えたいことがあるのなら、わかりやすくして欲しい。自分。
なぜに夢の中で、人のけつを揉まなければならんのか、意味不明。

しかも知らない人だし。
湯船には他に2人の男子がいるし。おなごも一人いたが。
わけわかんない。

2月もなかばとなり、今月が終われば今年も六分の一が終わる。
こうして何の起伏もなく過ごしていくのかと思いながらも、振り返ると変化がないわけではない。

EMWを部屋にスプレーしたり、フォーグを振ってみたり、ハーモニーベルのCD聞いたり。
あやしい系LOHASな人とでも言いますか。
変化のきっかけって後から振り返ると全然思い出せない。

流れの最初は横森理香の『愛しの筋腫ちゃん』を読んだあたりだと思う。
そこから自然食とかヨガとか波動とかに流れていって、某サイトのメンバーにもなり。
でも、その本を何故買ったのかはわからない。
会費を払ってまでメンバーになるっていう、きっかけもわからん。
たまたま買ったhanakoに本の数行コメント寄せてたのを読んだのが最初っていうのは覚えている。

でも、わざわざサイトを探して読んで入会した、その動機がわからない。
ま、マンションを買ったのも、何が何だかわからなかったし。

多分、そーやってぼーっと過ごしていると、風が吹いて、煽られて流れて、そんなタイプの生き方なんだろう。
エンジンを備えていて風をついて走る人とは、別物なんだ。

でも、まぁ、それもこれもありかなぁと最近思う。
流れた先でそれなりに楽しく暮らすことを心がける。自分にしてもその場のまわりの人にしても。
とりあえず、今週の目標はこれ。
来週のことはきっと気が変わるので、その時に考えるとして。


2006年02月11日(土)

髪を切りに行く

髪を切りに行く。
2月に入ってずっと週末具合が悪いため行けなくて、
今週はもういい加減髪型がしんぼうたまらんだったので、行った。
今週は避けたかったんですよ。
何と言っても表参道ヒルズOPEN初日。
表参道界隈がものすごいことになっていそうだったから、出来ることなら近づきたくなかった。

・・・・もの凄かったです。
帰りに寄ろうかなんて、甘い考えは吹っ飛んだ。
表参道駅を出たら、そこから行列。
近寄る元気もありませんがな。
みんな元気だよな~。

表通りは無理だったので、美容院の近くのSHOPを何件か見ただけで帰る。
今年の春はガーリーな白が多くて、とってもかわいい!見ていたらいろいろ買いたくなってしまった。
物欲が出てきたって事は、お金使うって意味ではあんまり良いことじゃないんだろうけど、
そもそもがやる気のない人なんで、自分的にはこの盛り上がりは嬉しい。

白いシャーリングのシャツとか、ボレロとか欲しいな。

帰りに本屋によって、本の表紙で背中に白い羽をつけた女の子が映っているのを見て、いきなり思い出した。
そーいや夢で、背中に白い羽が生えてきた夢を見た。
すっかり忘れていたのだが。

手が羽になったのか?と思ったが、手はちゃんとそのまま残っていたので、
羽があって、両手があって、足があって。合計するとつまり手足が6本。これじゃあ、自分は虫だよ。
とか、夢の中で思ったのを覚えている。

夢の中くらい、思考を素直に流せませんかね。

前に、じゃんけんをしようとするのに、指が思うとおりに動かない夢を見て、
それは、その前の思うように足が動かなくてちゃんと走れない夢と合わせて、気分が落ち込む夢だったので、
それよりは良いかと。

白い羽は綺麗だったし。
軟骨がこりこりしてそうな羽だったが。



2006年02月09日(木)

男たちのYAMATOがきらい

『男たちのYAMATO』がけっこうな客入りだという。
そーかー。人気なのか。

やっぱり、私の好みって偏ってるんだ。時流にのれないっつーか。
絶対見る気ないもん。

大体さ戦争モノを描くときに、どーして国のために死ねるかという話になるのか。
攻めていって分捕ってくるのなら、死んでは意味がない。生きて両手で根こそぎ奪って来い、だ。
防衛ならば、なおのこと。攻めてくる敵を殺すのがタスクだ。
死んではやくにたたない。死体ころがすのは土嚢を積んでおくのと同じことだ。

国のために死ねるかじゃなくて、殺して来いだろーが、と思うので、なんか涙系の戦争モノって引いてしまう。

戦艦大和なんて、まぁ建造の是非については言わないにしても、その後の大和ホテルの展開は、
なわばりと精神主義と先送りの連続で、で無為無策の末にどーしようもなくなってから、
アリバイのように沈めに行くって、それは悲劇というより、殺人に近く、
それを悲しい物語として片付けるのは、要するにごまかし。

昔、"いっぱいのかけそば"ブームというわけの分からん盛り上がりがあったが、それに似ている。
雰囲気で泣かせてごまかす、安い演芸。

なぜ沈まねばならなかったのかの経緯を全てすっとばして、個人の死にスコープをあてて、
哀しいね哀しいねを声高に訴えられると、めくらましされてるっつーか。
矮小化でもあり、隠蔽でもあるようで、なんかバカにされてる気がして。

上手くいえないけど、気分悪い。
とか思って、一方的に反感を持つ自分が一番あほくさ、とは思うのだが。

あと、『功名が辻』も。気持ち反感。
『竜馬がゆく』のFANだったので、山内と聞くと、『上士じゃき。あー敵じゃいか、敵じゃいか。』と、
これまた意味不明の盛り上がり方をしてしまう。

第一話は見たんですけどね。土曜日の再放送で。
55歳の舘ひろしが演じる20代そこそこの信長の"人生50年~"の舞がすばらしいとか、
声がよぼよぼで老衰で死にそうとか、噂を聞きつけて。

噂にたがわず、信長さまは素晴らしく、楽しく笑わせていただきましたが、
初回を越える衝撃はその後なさそうでしたので、一回でおしまい。
今週は三谷足利義昭が面白そうなので、見てみますけど。

武田鉄矢が山内一豊の従者をやっていて、「郷士の竜馬のFANなのにいいのか?嫌がらせキャスティングか?」とか
思ったのですが、お仕事にそんなことをぶつぶつ言うほど、子供ではないのですよね。


2006年02月07日(火)

組!サントラ第二弾発売!

組!サントラ第二弾発売!

って、うーん。また金使わす気だな。
おた相手は商売になるということに気づいたな。
裏のNHK再生プランなんじゃなかろうか。なんだかんだ言って買うんだけどさ。
買ってしまうのですけどね。

組!!DVDと同じ発売日っつーのも、何か、のせる気まんまん。
2005年の年初に組!サントラ第二弾の発売が新聞のインタビュー欄にまで載って、
にも関らず話が流れて、まぁそのあたりから、なぁんかあやしーなとは思っていたのだが。

ガイドブックなどを読むと、続編が正式決定したのは2005年年明けらしいから、
じゃあ続編分も入れてーという話にそこでなったっぽい。

もう、願えばなんでも叶う気がしてきた。

次は組!!!ですかねぇ。
でも、あるならば、もちろんわくわくして待つけれど、なんというか、
歳とかっちゃんの物語が綺麗に円環で閉じてしまったから、それを宝箱にしまって、そっとしておきたいという気持ちもある。

あと、組!!!ならば、オダギリ斉藤が一番可能性が高そうで、
となると会津が舞台で、ストーリー的にはもうどこから切っても泣きでしかありえないのだが、
どうも組!後半や、the有頂天ホテルなどを見る限り、三谷さんの中でオダギリジョーは、
隅っこのほうにいる天然キャラになっているようで、で、彼を主人公にしての戊辰戦争というのが、
いまいち想像がつかない。

警部補藤田五郎じゃ、番組違うし。
もう、ここまできたらはっちゃけて、左之助で馬賊かなぁ。
ま、何はともあれめでたいということで。

ハーモニーベルのCDは結構聴いている。
聴かなきゃというより、かなり好きになってきた。
全然メロディもリズムもないんだけど、何ていうか気持ちよくなってきた。

最近はひろーいベルベットのグリーンの草原の絵が浮かぶ。


2006年02月05日(日)

ノロウィルス

2月に入って早々に発病。
金曜日の朝から、次第に激しくなる下痢と嘔吐。
カブトムシの幼虫に食い破られているような気持ちのする胃腸の痛み。
午前中は七転八倒。TELにも出られないので、電源はOFF。

一時過ぎくらいにようやく話せるようになり、3時過ぎには動けるようになったため医者に行く。
なんていうかさー医者に行けるようになった時って、もう症状のピークを過ぎてるんだよないつも。
「さっきまで、このくらい大変でした。」って訴えるのって、なんかむなしくて。

でも、今回の痛さは結構尋常じゃなく、ぶり返すことは最早恐怖でしかなかったため、
医者に行く。

ウィルス性の胃腸炎って感じ。潜伏期間二日。全治4日。
あれですかねぇ。ノロウィルス。一昨年の年末にえらいことになったやつ。

風邪熱で弱って抵抗力が衰えていたところに取り付かれたんでしょう。
と、まぁ病名はそうなんだろうけど、そういうものを捕まえてしまう心境に問題があるのでは?
とのご指摘を頂きましたが、言われなくても承知のすけ。

だからといってどーしようもないしなぁ。
ま、だましだましってとこでしょうか。

で、気分転換に別の話。

加門七海の東京魔方陣っていう本の中で、見立て風水として、江戸城の旧本丸(徳川時代の江戸城の中心)と、
靖国神社と、神田明神を取り上げていた。

この3箇所は、旧本丸を直角とした3角形になる。
そして、明治時代に移築されて乾でない位置にある乾門を乾の方角に見立てると、乾の方角に靖国神社がのり、
丑寅の方角に神田明神が乗っているという話。

乾は魔の住む場所。丑寅は鬼のいる方角だ。

加門七海はここで出来た3角形に対して2つの解釈をしている。
1.靖国神社を国の守護とし、他を東夷として調伏するという考え方。
2.天皇家は戦没者に対してやましい気持ちがあり、靖国神社を慰撫されるべき御霊のいる場所として封じたという説。

思うにおそらく作者は、幕末ヲタではないので、
靖国神社がそもそも戊辰戦争での新政府軍の死者を祀った神社であるという話が抜けている。

『靖国神社も東夷になりうる力をもつゆえに魔方陣でくくられてしまったんじゃあないのだろうか?』
と書いているが、途中から趣旨が変わったのかもしれないが、成り立ちとしては、ありえない。
新政府軍の死者の慰霊社なのだから。
そもそもの三角形の成立意図が、まぁあったとしたら、それは説1のほうなのだと思う。

で、なんでこんなこと思ったかと言うと、靖国神社に行った時に、一番びっくりしたのが大村益次郎の像が、
いきなり入り口にめちゃくちゃ高く中心にあったこと。
戦没者のための神社ならば、他になんかあるだろーよと。
出征兵士の像とか、平和の塔とか。石碑でもいいけどさ。
頭の中は太平洋戦争の兵士戦死者のイメージしかなかったので、意外性に驚いた。

で、その印象があるままで、この本に出ている三角形を見た。

ん?
靖国神社の本殿って、神田明神向いてないか?
大村益次郎の銅像って、これは門番か?

戊辰戦争の総大将がどーんと参道の中心に構えているんだ。
途中から趣旨がかわったのかもしれないけど、最初靖国神社が出来た時は、
この神社は設置目的は東夷調伏のためだったのだと思う。
東夷相手に戦った死者の霊を、死してなお使役するっつーのもあざとい話だけれど、要はそういうことだろう。


となると、気になるのは、その後戦没者の総合慰霊碑になっていったことだよな。
2説の怨霊系封じ込めなんだろうか?

というように、都合よく意図だけを変えられるものか?三角形の図は変わらないのに?
大村益次郎の像もそのままで?
納得いかない。
せめて、この三角形を調伏するラインがどっかにあれば、わかるんだけどな。
おいおい調べてみるか。

あと、やっぱり大村益次郎に皇国の志とか、そういう思想を紐付けるのはいやだなぁ。
それと自分は今、多摩に住んでるし、血統的には東北なので、やっぱり西からきて、東夷を抑えるっていう意図は気分は悪い。
そもそもの東京遷都の意見って要約すると、東夷を抑えろ。賊国を鎮圧しろ。だもんな。

天皇をおくという仕組みに云々というものでもないし、見かけてすっごく綺麗だったので
好きになってしまったのだけど。
なーんかなぁ。

今年に入ってYahooのニュースで中で、福島県の知事が戊辰戦争での会津の死者も靖国に祀って欲しい
という発言があって、やっぱまだまだ続いてるよと思ったのもでした。


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