HOSHI・HARU
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中国で、ある国内線に乗った。その際の機内持込カバンチェックにて、金属反応で引っかかってしまった。私は仕事がらカッターナイフを持ち歩くことが多い。 それをナイフ、ナイフと騒がれてしまった。ちょっとこっちに来なさい。と裏の取調べ室のような怪しいところへ連れて行かれた。異国の地で、取調べ室に連れていかれるというのは非常に恐いものであった。数時間拘束されるんではないか?とか中国のブラックリストに載ってしまうのでは?とかいろいろ考えた。
私が中国語がほとんどできないと分かると、別の担当官が来た。それからは英語で話かけてきた。その担当官は女性だったので少しほっとした。これで暴力はないだろうと。 それから、中国に来ている目的等を聞かれたが、それ以上には尋問等はなく。あとは、行き先でスチュワーデスから受け取れる。とかの説明だった。だいぶほっとしてきた。まもなく解放してくれそうだと。その後、無事解放された。
まず、思ったのは、今後は飛行機に乗る時はカッターナイフは持つまい。ということと、やはり、英語はある程度できるようにしておくべきだ。と。 今回も会話が英語になったら、落ちついてきた。私は一般的日本人の英語力に毛のはえたようなもんだが。その毛のおかげで落ちついてられたと思う。 → 英語は、毛でもいいからやっときましょう。
2001年07月29日(日) |
アメリカンビューティ |
アカデミー賞を5部門で獲ったというアメリカンビューティを見た。 もう見た方も多いかと思うが、私としては意外な結末だった。この映画から何を汲み取ったらいいのかまだよく分からない。反面教師にすればいいのか?もっとがんばれというのか? 現実の世界では、アメリカンビューティに出て来る人達のようにいろいろストレスを抱えてもがいている人が多いのだと思う。
難しいことは分からないが、私の映画の見方としては、 アメリカンビューティーを見て、何かを感じてから トムクルーズのミッションインポッシブルのような成功勝利すっきりもの。を見てスカットしたい。 人生のマイナス面を先に見てプラス面を後に見た方がいいですよね。 マイナス面を考慮しつつ、自分の頭の多くの部分にはプラスの良いイメージを置いておきたい。そうしたおいた方が本当にうまくいくのではと思う。
海外出張(中国)から帰ってきた。やはり日本はいいな。きれいだし、落ち着くし。 そして、外に出ないと感じないことを感じた。
選挙戦で、公明党の神埼代表が「日本はダメじゃない。力がある。アゲインだ。」と言っているがあれは正しいと思う。(私は、特に公明党を応援しているつもりではありませんが)
中国の底知れぬパワー、潜在力はすごいものがあると思う。それはそれで、今後サミットの1員になるだろう。 しかし、日本の 何って言ったらいいのだろう。 きめ細かさ、もっと工業的に言うと、品質管理能力、生産管理能力の高さを感じた。これは、クレームの極少ない安定した製品を作りだせるということだ。 あと、人のやる気のばらつきが少ない。だいたいの人はある程度のやる気をもってがんばっている。教育水準も高い。 と書いたところで これ以上この調子で書くとくどくなるので、方向を変える。
たけしの「ここが変だよ日本人」とかを見ていると、日本人としてコンプレックスを持ちそうになるが、日本人の良い点を上げると ・清潔好き ・きめ細かい ・サムライが好き(男)? ・勤勉な人が多い ・江戸幕府の幕末に命を賭けた人の遺伝子を持っている ・何だかんだ言ったって世界第2位の経済大国 ・「料理の鉄人」が好き=もの作りが好き、味覚が非常に優れている、男は実は 達人・職人・シェフというような言葉が好き。
→結論、日本人は確かに改善すべき点はいろいろあるが、それは他の国も同じ。 日本人は、世界的に見てトップクラスの優れた民族と思う。
※今日は文脈が少しおかしくてすみません。疲れがとれてないかな。
今日はちょっと気分を換えて別な話をします。 最近、トムクルーズのミッションインポッシブル2をビデオで見た。映画の最後にメイキングも入っていた。トムクルーズはほとんどのスタントを自分でやったということだ。そのスタントを自分でやったシーンが何度もでていたが、彼は危険なシーンのスリルを楽しんでいるとのことだ。確かに見ていると笑顔で、本当に楽しそうにやっている。この楽しんでしまうということは非常に重要なことだと思う。
仕事をしていて思うが、どんないやな作業、事務、業務でも楽しんでやったもの勝ちだ。楽しむ=手を抜く ではないことは皆さんならお分かりと思いますが、楽しくなってきたら手など抜かないでしょう。テレビでやっていましたが、楽しむと脳の中のシナプスが活発に働き、脳のいろいろな力が発揮できるという医学的な裏付けもあります。 ということで、トムクルーズにはちょっとかないませんが、どんな困難な仕事に出くわしても、楽しんでやれるよう、彼を思い出しながらがんばっていきたいと思う。
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街での香り 台湾の街中は、独特の香りというか匂いがする。朝~晩まで。台湾の料理によく入っている香辛料の匂いなのか、屋台のお粥、揚げパン、牛肉麺の匂いなのかは分からないが。それが、台湾にいる時はとてもきつく感じた。もっと空気の澄んだところがいい。などと。
そして日本に帰ってきた。日本は何で匂いが少ないところなのか、最初はやはり匂いがしなくていいなと思っていたが、数日、1週間とたつと不思議なことに、あの台湾の街の匂いがなつかしく、少し恋しくなってきた。何故だろう。
たぶんこうだ。ラーメン屋に入って、まったく匂いがしなかったらどう感じるだろう。焼肉屋に入って、まったく匂いがしなかったらどう感じるだろう。そういうことだと解釈した。
ちょっと失礼な内容かもしれませんが、どうかご理解を。
あまり期待しないでいて、実際見てみると期待以上だった時というのはうれしいですよね。 あるホテルに泊まった時、そのホテルはロビーとフロントに誰も人がいなく、ロビーの照明も薄暗く、このホテル大丈夫か?と不安になったが、なんとかチェックインして部屋に行くと、意外に部屋は広く、設備、備品もきちんとしていて、照明も日本のホテルのように物足りなさを感じることなく、一般家庭の茶の間のように明るかった。 料理の場合もそうだ、あまりきれいと言えない店に入って、コップもきたなかったりして、料理も無造作にドーンとテーブルに置かれて、まあ腹に溜まればいいか。と思いながら食べてみると「美味しい」と思わず一人でにんまりしてしまったことがあった。 こういった時、とてもうれしく、幸せを感じる。
そうなると、人間はものごとに期待しない方がいいのかな。とも思う。 しかし、人間は自分の成功、向上を期待して頑張って仕事したり生活しているわけだから、矛盾してしまう。どうしたらいいのだろう。 私が出した結論は、自分自身の努力、頑張りに対しては成功、満足を期待する。 だが、それ以外は期待せず、小さなことでもうれしさ、幸せを感じるようにする。 ということです。皆さんはどう考えられますか?
こちらに移動しました。よろしくお願いします。
今回は、台北と台中に行った。まず、台中に滞在した。ガイドブックには台中が一番台湾らしい。生活もし易いと書いてあった。人口が90数万人ということだ。日本で言ったら仙台ぐらいの規模かな。 初日、ある喫茶店で仕事の打合わせをした。私はトマトジュースを頼んだ。しかし、店員が「トマトジュースより、フルーツ入りトマトジュースの方がいいよ。」と強く勧めてきた。何で店員がこんなに強く口出ししてくるんだ!と思いながら、まあ飲んでみるかと思ってそれにした。実際飲んでみると、まず甘さを感じ次にトマトの酸っぱさが来てなかなか美味しかった。 夕食後、露天でCDを買った。浜崎あゆみの2枚組ベストだ。なんと日本円で250円。日本に帰って聴くのが楽しみだったのに・・。帰って聴いたら、1枚は何も音が入ってなかった。でも、1枚聴けるからいいか。 この日(初日)はなぜか、とても疲れた。中国語の漢字が私の目の中に連続攻撃のように襲い掛かってきて、一瞬めまいを感じる程だ。体調を崩さないようにとビタミンC(ファンケルの)を飲んで早く寝た。(大橋巨泉もこうしてると本で書いてましたよね)。私は、良いと思ったことは素直に取り入れる。 まあ、明日辺りから体も慣れてくるだろう。
2回書いて気づきました。出張と言いながら旅行ではないのか。と言われていると。 いやいや、しっかり仕事はしています。 仕事の合間に見ると、旅行で見るより集中力、緊張感が高まり、深く印象に残る。深く感じる。と思います。
例えば、土日の朝というのは、案外早く目が覚めて起きてしまう。ウイークデイの朝は、週末の休みは朝タップリ寝てやるぞ。と思っているが、いざ土日の朝になると不思議と寝れない。 明日、重要な会議、出張があるから今晩は早く寝なくては、という日に限って、深夜のテレビが面白くてなかなか寝れない。 人間は、少しだけ与えられる時、ものに対しては高い集中力を発揮するが、たっぷり与えられると安心して、だらだらやってしまう。
これをうまくコントロールしたいなと思いますよね。皆様。
今回の出張のことを書く前に、もう少し前回の台湾出張で感じたことを書いておきたい。最も印象に残っているのは、蒋介石を祭ってある中正紀念堂の衛兵交代式だ。衛兵がロボットのように規則正しく行進しながら交代するのだが、特に感心したのが、手の指先に現れる気合いというか、練った気というか、手の指先に感動的な程の緊張感を感じた。蒋介石を守っているとのことだが、私には、中国大陸から台湾を守っているという気を感じた。衛兵はすごいエリートであると聞いた。 台湾の人を付き動かしている大きな動機の一つは大陸に対する緊張感なのだなと思った。→①常に緊張感を持っている。 世界3大博物館の一つ故宮博物院も見た。刃物1本で12層構造の彫り物を見た。そんなものを彫ってしまう民族の手先の器用さに、世界一器用なのは日本人かスイス人と思っていた私の思い込みはきれいに砕かれた。 →②世界一器用なのでは。
どこにでもあるような料理屋で、あっという間に調理されて、無造作にテーブルの上にドンと置かれた炒め物。しかし、口に入れた瞬間その美味しさ、味の深さに感動した。さりげなくこんな深い味を出せるなんて。まさしくプロだと思った。 →③この腕が工業製品の製造でもいかされたらどうなるのか。
街の交通状況を見ると、車とスクーターが速いもの勝ちという意識をむき出しにして先を争っている。人間の欲望に素直とも言えるのか。 →④この競争意識がいい方向に向けられたら。
これらの点から、そのうち日本は経済力、技術力で負けるのではと真剣に感じた私であった。
久しぶりに台湾へ出張した。台湾へは数年前に出張していたので、雰囲気はだいたい覚えているつもりだった。
初めて台湾へ出張した時は、すごいカルチャーショックを受けた。想像していたより街は発展しており、エリート達に会ったが、英語がペラペラで、考え方もしっかりしており、圧倒されてしまった。中国語と英語を自由に操り、中国大陸に太い人脈を持つ彼らと勝負できるのか?と弱気になる程だった。
街には看板等に中国語があふれていて、中国系の場所なんだなと思いつつも、日本車が沢山走っており、カラオケがいたるところにあり日本の影響をけっこう受けているなと思った。また、クルマは右側通行で、高速道路(フリーウェイ)はバンバン伸びていてアメリカの影響も強いと感じた。
私は、中国+日本+アメリカのようなところと頭の中をまとめた。
その後、中国大陸にも出張し、数年間分大人になった自分の視点からもう一度 台湾を見直したのが今回の出張だった。
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