悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年01月30日(木) カンタンな社会学(6) 生命と社会システム2(青写真)

1、人類社会の根幹と、現代社会の基礎を、
  明らかにするのが、目的です。
  「生命現象がどのような社会システムを導くのか」

2、生命と社会システム2(青写真)

  一章、現代の諸問題の分析

  二章、人類社会の根幹←(生物学)

     ①集団化と孤立化の原理
     ↓
     ②社会理論

  三章、現代社会の基礎←(民主主義)

     ①人権→経済的平等権の確立←(所得再配分)
     ↓
     ②国民主権→憲法裁判所の設立

     主権の源泉は人権にあり、
     国民主権の反映は、国民の自己決定権と自己責任に
     よらなければならない。
     それを担うのが、憲法裁判所である。
     
     最高裁判所が法の番人なら、
     憲法裁判所は人権の番人といえる。

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2014年01月29日(水) カンタンな社会学(5) 安全保障の正体(戦争と平和)

安全保障の正体(戦争と平和)

 1、安全保障は、国防を目的にした戦争の準備であり、
   軍事力の競争と、抑止力である。
   しかし、最終的には、軍事力の行使によって、戦争へと発展する
   可能性を含んでいる。
   つまり、「抑止力」と「大戦争」とは、表裏一体である。

 2、孤立化    ⇔      集団化
    ↓                ↓
   自己の利益の追求    共同の利益の追求
    ↓                ↓
   競争の原理         団結の原理
    ↓                ↓
   安全保障(軍備拡張)   和平条約
    ↓    (軍事同盟)    ↓
   対立              信頼
    ↓                ↓
   紛争・戦争          平和

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2014年01月28日(火) カンタンな社会学(4) 環境経済学

1、進化・成長・拡大し続けるという資本主義の神話は、
  いづれ、行き詰ると、思います。

2、グローバルな、過当競争がもたらすものは、
  人類に、きびしい生存競争を要求します。

3、そして、高度成長と環境との不和が、決定的になります。
  環境汚染・破壊/水・食糧の不足/エネルギー・資源の枯渇/
  人口爆発/飢餓・餓死/貧困など。
  いつか、成長と環境のバランスが崩れて、限界に達します。

4、物質的価値の追求は、困難になります。
  成長型社会に代わるものは、
  地域社会を中心にした、持続的な循環型社会です。
  (自然との共生・欲望の抑制・縮小する経済・
   経済的平等(人権)・精神的価値の追求)

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2014年01月27日(月) (2X)カンタンな社会学(3) 日本のビジョン

日本のビジョン

 1、近代は、武力主義であった。
   それは、2度の世界大戦によって、破たんした。
   現在は、経済中心主義(物質的価値の追求)の時代である。
   先進国では、飽食の時代(過剰消費)を迎えている。

 2、武力主義(国家)→経済中心主義(企業)→精神主義(個人・国民)。
   歴史を担う主体が、変化している事に気付く。
   社会心理学の立場から言えば、統制行動(近代)→経済活動(現代)
   →生活行動・精神活動(21世紀)へと、変化している事に気付く。
   時代は、経済活動(企業中心・経済中心・物質的価値の追求)から、
   生活行動・精神活動(個人中心・生活中心・精神的価値の追求)へと、
   動いている。

 3、近代・現代は、戦争の時代→経済の時代→生活の時代へと、
   明らかに動いている。
   日本のビジョンは、経済大国から生活大国へと、
   転換しなければならない。
   その根拠は、国民主権にあり、具体的には、
   憲法(人権と国民投票)によって、自己決定権によって、
   国民の自己責任のもとに、決められるべきである。

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2014年01月26日(日) (2X)カンタンな社会学(2) 資本主義のプロセス

資本主義のプロセス

 1、自由と競争(初期・中期)
   自由と競争によって、個人の価値は認められ、
   それは、驚異的に、社会的エネルギーを拡大してきた。
   自由と欲望は、物質的価値の追求を可能にし、
   先進国では、飽食の時代(過剰消費)を迎えた。

 2、自由と欲望(終期)
   自由と欲望は、現代資本主義の第一義であり、
   それは欲望の肥大化と物量的充足(精神的麻痺)と
   心理的苦痛を与えた。

 3、自己愛と利己主義(末期)
   利己主義(違法性・悪)は、すべて自己愛によって正当化される。
   たとえば、不倫・離婚・家族の崩壊/ストーカー・DV・犯罪/
   拝金主義・悪徳商法・マネーゲーム/テロ・紛争・戦争 等。
   それは過当競争によって、荒廃・退廃した精神である。
   現代資本主義は末期の様相を顕在化している。
   それは欲望の狂気である。

 4、欲望と競争の回避(転換期)

   物質的価値の追求の過剰と限界→栄枯盛衰
   精神の荒廃・退廃
      ↓
   欲望と競争の回避
   (若年労働者層・草食性男子・巣ごもり派 等)
      ↓
   物質的価値の過剰な追求の回避
   (経済中心の時代の終わり)←成長を前提にした社会  
      ↓
   精神的価値の追求
   (生活の時代)
      ↓
   人類社会の縮小
   (財産の共有?)

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2014年01月25日(土) カンタンな社会学(1) 愛と孤独の理論的構造

愛と孤独の理論的構造
(孤独と愛は、矛盾しない)

 1、孤独と愛の探求
   人間の本質は、孤独なのか、愛なのか。
   矛盾する孤独と愛の共存、その理論的構造を、
   因数分解のように、明らかにします。

 2、生命現象の維持
     ↓          集団化→共存社会→愛
   個体保存の法則 〈
     ↓          孤立化→自立社会→孤独
   個体としての独立性

 3、自立社会     ⇔        共存社会
     ↓                   ↓
   個人主義              共同主義
     ↓                   ↓
   自由主義              平等主義
     ↓                   ↓
   自己の利益の追求        共同の利益の追求
     ↓                   ↓
   競争の原理             団結の原理
     ↓                   ↓
    対立                 信頼
     ↓                   ↓
    孤独                  愛

 4、孤独と愛は、個体保存の法則の表裏です

 5、①上記の「2」集団化と孤立化の原理は生物学に基づき、
   上記の「3」社会理論は聖書に基づいて、
   導かれた方程式であり、
   人類社会の根幹を示している。

   ②人間の本質は個体としての独立性にある。
   人間の存在は自立と共存の複合体、自由と平等の複合体である。
   社会は団結と競争の複合体であり、
   人生は愛と孤独の複合体であり、
   愛は厳しさといたわりの複合体である。
   厳しさは、自他を覚醒させる。

   ③近代国家の基本的タイプは、
   自立の思想の(資本主義・民主主義)と
   共存の思想の(社会主義・全体主義)であった。
   二回の世界大戦によって、全体主義は民主主義に敗北し、
   社会主義は衰退し、
   戦後は、基本的に、民主主義(人権と国民主権)によって、
   国家は形成され・変化してきた。
   近代国家は、様様に変化した。
   (共産主義思想・全体主義・軍国主義・ナショナリズム・
    帝国主義・社会民主主義・民主社会主義・混合経済・
    福祉国家・市場経済の共産主義・新自由主義・環境経済主義 等)

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2014年01月24日(金) 案内1 カンタンな社会学の体系(1)~(11)

未来>をクリックして、次に、進んでください。


10年かけて、「近代の社会哲学」という、論文を書きました。
その中で、解りやすく、また、重要な所を、選びました。
それに、新たな内容を加えました。
11個の文章ですが、緊密につながっていて、完全ではありませんが、
人類社会の根幹・現代社会の基礎が、一目で、解るようになっています。
簡明にするために、図式が、多用されています。
教授から、「書かれてあるものは、とても良いもので、興味深い」と、
褒めていただきました。


メイン サブジェクト
 1、2014・01・25 愛と孤独の理論的構造
 2、     01・26 資本主義のプロセス
 3、     01・27 日本のビジョン
 4、     01・28 環境経済学
 5、     01.29 安全保障の正体(戦争と平和)
 6、     01・30 生命と社会システム


キイ ポイント
 7、2014・02・01 人間観(個体主義)
 8、     02・02 集団化と孤立化の原理(文章)
 9、     02・03 命題1・命題2
 10、    02・04 基本的人権
 11、    02・05 命題3


 本題は、[生命と社会システム]であり、
 生命現象に基づいて、人類の社会と歴史を、理解します。

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2014年01月23日(木) 案内・細目

     案内
                                  
     0、はじめに 01・16
     1、カンタンな社会学の体系 01・24
       (関心のない方は、読まないでください) 
     2、青春の詩集 02・06
     3、春の詩集 02・14
     4、漢詩的詩集 02・16
     5、本詩集 02・22
     6、小詩集 03・08
     7、人生の詩集 03・18
     8、小理論 03・25
     9.人格障害と統合失調症 04・04
     10、ベートーベンについて 04・10
     11、静寂 04・12
     12、つたない言葉 04・19

     細目

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2014年01月22日(水) 前書き・後書き

Ⅰ、前書き

  内面と思想の深さが、私の社会学・哲学・詩集・エッセーの特長で、
  イメージ・リズム・美感で、表現します。      

Ⅱ、後書き

  人間の本体
  1、人間の本質は、個体としての独立性にある。
  2、人間の存在は、自立と共存の複合体であり、
    それは、自由と平等である。
  3、社会は、団結と競争の複合体である。
  4、人生は、愛と孤独の複合体である。
  5、愛は、厳しさといたわりの複合体である。
    その厳しさは、自他を覚醒させる。

  私の詩
  1、単純な詩ですが、
    そこに書かれてあるのは、現実の風景でなく、
    単純化され、純化された、心象風景です。
    

  
  



2014年01月21日(火) 2、社会哲学について 3、エッセーについて

2、社会哲学について

 一、『近代の社会哲学』は、「経済の時代」から「生活の時代」へと転換され、「精神的価値の追求」が始まるとする著者による21世紀論である。前世紀から現在まで世界を支配している価値観・社会通念が、個人主義に還元されることを詳らかにし、そのうえで、社会や個人に様様な歪みをもたらしている行きすぎた個人主義的価値観を超克する、共同主義という価値観の意義と重要性を論じている。
 二、特筆すべきは、個人主義と共同主義の対立構造を、個人の価値観やライフスタイルだけでなく、社会像や国家像、人権観にも敷行してみせている点だろう。著者は、人間の行動様式に見られる「集団化と孤立化の原理」と、それによって生み出される個人主義と共同主義の対立構造などを明らかにし、現在世界的に蔓延している個人主義=自立の思想=資本主義の限界を検討する。そうして個人主義が転換されるべき根拠や、いかにして「物質的な価値」から「精神的な価値」の追求へと変遷していくかを、考察している。


3、エッセーについて

 一、前のような社会論は展開されていませんが、かえって簡潔なものとなり、「詩的エッセー集」として、今までとはまた違う、有機的なつながりがでてきたように思います。自由に枝を伸ばす樹木のような、このようなことばの形式は、とてもいいものではないかと思います。
 二、あなたの言葉の世界も、また他者と共有できるものです。それが、「社会」などよりもっと、実在する世界だと思います。

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2014年01月20日(月) 1、静寂への道について

一の一
詩について
1、詩は若いころ、いろいろ読みました(リルケ・立原道造・伊東静雄・中原中也・谷川俊太郎などが好きでした)。最近はほとんど読みませんが、貴方の詩を読んで、詩の世界の素晴らしさを想い出しました。
2、ここには、純粋な魂と、透明で、無限の広がりをもつ「世界」があります。「歌」があり、「音楽」があります。
私は、貴方の詩が開くこの世界がとても好きです。
特に、自然や風景や季節を歌った多くの詩は、私が青春時代に、そして今でも、心の片隅に残っていた「世界」を、そのまま再現してくれているように感じました。
3、四季の中に、樹樹や花、風や星や月、夜明けや夕暮れの中に、耳を澄ませてたたずむ貴方は、魂そのもの、言葉そのものとなり、そして世界の一部となって、自由で永遠です。
これはとても豊かな世界です。この言葉と、それが開く世界を、どうぞ失わないでください。

一の二
内容について
全5冊の詩集からなる本作の基調をなしているのは、孤独や疎外感、寂寥感といった翳りのある感情の表白である。しかし、著者はそうしたネガティブな感情に耽溺することなく、一定の距離を置いた地点で静かに正対することで、それらがもたらす葛藤の意味を模索し、生の本質を炙り出すことに、成功している。

一の三
人格障害と統合失調症
1、①虐待・威嚇②親の権力③両親の不和④愛情の欠如⑤受験競争
    ↓
   中学2年(自我の目覚め)→勉強も生活も手がつかなくなる
    ↓
2、人格障害 ①人間への不安→孤独感・孤立感→社会的疎外感
    ↓    不信・恐れ
    ↓
3、統合失調症(幻聴・妄想)→社会的敗者
    ↓
    ↓
4、心理的ストレス・心的外傷→気分
   (緊張・興奮・不安)                     
   (絶望・苦悩・孤独)                     
   (我欲・渇愛・自己承認の欲求)    
    ↓
    ↓
5、ガマン・忍耐・静寂→小さな喜び・楽しみ(幸福感)→和合
  薬・休養(睡眠・ストレス)

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2014年01月16日(木) はじめに

未来>をクリックして、次に、進んでください。

はじめに→4ページ有り

一、人は、永らえて、生涯を閉じる。私はこの文集を見て、人生を振り返る。それは、人生との闘争であった。常に、苦しみの中にあった。
それを乗り越えるために、自分を見つめ、限りなく、内省をしつづけてきた。
そして、人格障害を克服したときは、60になっていた。苦難を乗り越えたことによって、得られた[充実感と静寂]。
私は、この文集を書くことで、自分の生涯を果たそうと思う。

二、自分に与えられた運命の中で、せいいっぱい生きるのが、尊い。
占いで運命を変えたり、自分の人生に逆らって生きることは、決して良いことではない。自分の運命を知ったら、自分を活かす生き方を、見い出す。
そして、自分らしく生きる。ただ幸せな人生は、決して、良いものではない。
苦難を乗り越えることによって、得られる[充実感と歓喜]が、
人生の、真の目的だから。

三、この文集は、①静寂への道(詩集) ②近代の社会哲学 ③エッセー
の3つ要旨を、まとめたものです。集大成です。                  
そして人は知らなければならない。
不幸は、不幸なりの意味を持っていることを。
幸福だけに、価値があるのではないことを。
人類には生きるべき道があることを。

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2014年01月15日(水) 悩みは人生を充実させる/ 文集「人生の時」

       
   
「人生の時」
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