日々これ好日
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2005年07月02日(土) テレビを買い換え

 数ヶ月前から、我が家のテレビの調子が悪く、買い換えを迫られていました。スイッチを入れると音声はすぐに出るのですが画像が出るまでとても時間がかかるようになったのです。ブラウン管の異常ということで修理が必要、且つ、その金額はかなりの額。それなら、買い換えということになったのですが・・・
 行きつけの(?)「町の電気屋さん」にするか、安さの「量販店」にするかで家族会議(!?)
 修理や保守に実績のある、たよりになる電気屋さんを押す母(70才代)。金額に大きな差があるからと量販店を押す弟(40才代)。取りあえずお金を出す私としては、安さに魅力を感じつつも、実際見る機会が圧倒的に多い両親の気持ちも大切にしたいと、決めかねていました。
 そんなおり、偶然見たテレビは、ある地方で売り上げをどんどん伸ばしている「町の電気屋さん」の成功している営業姿勢。見た方もいらっしゃると思いますが、電気製品を購入しようと思っている顧客情報を得ると「まず、お試しを。」と現品を届けて数日間の試用を進める。大概の方は、やはり欲しいと思っている商品だから、「やっぱりいいわね。欲しいわ。」となってめでたくご購入いうことになるらしい。
 我が家では、できれば、お得に「町の電気屋さん」から購入したいということになり、自衛方法として、量販店に行って価格をチェック(もちろん欲しいDVD録画再生デッキも付け、且つ設置にかかる経費も込みの価格を店員さんに聞いて)。その足ですぐに「町の電気屋さん」へ向かいました。
 折しもボーナスサタデー、特別売り出しのイベント中でした。金額を聞くとやはり高い。量販店よりおよそ+7万円。「今、量販店見てきたのよ。息子はね~安い方がいいって言うのよね。でも、いつもお世話になっているし(クーラーの洗浄などを定期的にお願いしたり、具合の悪い家電を見て貰ったりしています。)できればお宅から買いたいのよね~。」と母。(おっと、そこまで言うか!と小心者の私は母をつつきながら目配せを。)「端数を切りませんか?丁度の値段まで。○○万円なら、即決めるんだけど・・・。」絶句をする町の電気屋さんの若旦那。精一杯の値段を提示されたにもかかわらずさらに値切られて・・・だめなら量販店に行くわと脅かされたも同然の状況でした。しばらくして、「丁度は切ないので○1万円でどうでしょう?お願いします。」と3万円引いてくれました。量販店との価格差4万円なり。「帰って息子と相談してみるわね。」と保留にして帰宅しました。
 「う~ん」悩みましたが、情にもろい母の意見が勝ち、結局町の電気屋さんに注文しました。実は我が家も別の業種の小売店なのです。
 小売店が生き残るのには難しい時代になりました。我が家では、「スーパーに並ばない上物を適切な値段で。」と製品の高品質さを全面に出した商売をしています。顧客の数はバブル期より遙かに少なくなりましたが、この時代にババが主になって営業している小売店としてはかなりイケテル!!と思います。お客さんの言葉は常に「○○さんちの品物って絶対裏切らないのよね。スーパーの品物と全然違うんだから・・・」この声を頼りに、母は頑張っています。「○○さんはいい物買いだから。」と問屋さんにおだてられながら毎月結構な金額の取引をしているのです。母70才代、未だ現役の小売店主です。


2005年06月29日(水) 柏崎地方の水害から

 当地では昨年の7.13水害を上回る激しい雨が降りました。
 勤務校の校区では、床下浸水をした家屋も多くあり、28日は5校時後集団下校の措置となりました。
 我が家のすぐ近くにはY川があり、一時は河川にかかっている橋を洗う程の水量となり、とても心配しました。
 この川では所々川の水が溢れたところもありましたが、強制排水のポンプがフル稼働し、消防団のポンプも追加しての排水を行っていただき、すんでの所で食い止めていただきました。消防団の方には、朝の6時頃から招集がかかり、警戒に当たって下さったとか、本当にありがたいことです。
 午後9時過ぎには、豪雨も一段落し河川の水位も下がりました。降る雨の激しさとピークを過ぎたときの川の水の引けの速さにも驚かされた水害でした。
 市民の生活を守るために素早く対応して下さった関係諸機関のみなさん、本当にありがとうございました。FMぴっからさんのいち早い災害情報の放送。今回も(中越地震の際も)大変心強かったです。


2005年06月26日(日) 早くもリバウンド?

本日の体重なんと+1.4に。おっかしいな、特に暴飲暴食をした覚えもないのです。けっこう普段の日曜日よりも働きましたし・・・もしかして早くもリバウンドなるものでしょうか。ダイエットの専門家にお聞きしたい。


2005年06月25日(土) マシュー・ボーンさんに再び

なんと、先回計測の体重-今朝の体重=-0.8㎏。すごいすごいとニンマリしながら、本日は、マシュー・ボーンさんの「愛と幻想のシルフィード(Highland Fling)」を観るために上京しました。朝7:50発の快速電車に乗り新幹線で東京、そして東京芸術劇場のある池袋まで。
先回はやっととれたフルオケの日の「白鳥の湖」を今年度になって日程変更をして初の土曜開催となった学習参観・PTA総会・学年懇談会のために泣く泣く人に譲ってしまったので、大きな期待を胸に出掛けました。
当日にしか発表されないキャスティング。残念ながら期待していたバンパイヤのウィル・ケンプさんのジェームズではありませんでしたが、さすがにマシュー・ボーンさん、素晴らしい作品でした。期待通り!!古典を現在に置き換えて作品を演出するマシュー・ボーンさんらしい作り、とても複雑なダンス(バレエ?)のステップ、音が少しやかましいかなと思いましたが、あっという間の1時間半の公演でした。まだ、ご覧になっていない方、必見です。
私は、基本的にハッピーエンドの作品が好きです。でも昨年観たPlay Without Wordsも今回のHighland Flingも悲劇なんですよね。Englandと言えばかの偉大なShakespeareの人間の内面を表現した演劇作品も悲劇が多く、有名ですよね。やっぱり人の心を揺り動かすのは悲劇の方なのでしょうか。揺れ動く愛、ドラッグの場面、愛する人への所有欲、それゆえ悲劇的な結末。様々なことを思い考えさせられた作品でした。最後の場面はあんまり好きではありませんでした。挙式後のお祝いのパーティの最中にシルフィードに惹かれて森に行ってしまうジェームズ。悲劇の後に(多分ジェームズ自身がシルフィードになってしまっていたように思うのだけれど)目にしたのは、エフィと自分の代わりにエフィと結婚したGurnのくつろぐ姿。悲劇的な失望感。喪失感。ジェームズってなんなのさっ!愚か者と言ってしまうと作品世界を狭めた見方になってしまうのですが、ハッピーエンド好きな私にとっては最後は重い終わり方でした。(古典自体がそうなのだから当然ですが・・・)
ところで、Englandの若者の中にはあんなにドラッグが日常化しているのでしょうか。教師である私にとっては何ともいや~な場面から始まります。金八先生でもドラッグを扱った重いシリーズでしたよね。EUやUSAの社会では本当にそこまで行っているのでしょうか。そして日本もそこに向かっているのでしょうか。マシューさんはなぜ、ドラッグの場面をよく登場させるのでしょう。無理だけど聞いてみたいと思いました。
また、SEX場面の扱い方も日本人にはまだまだできないことですよね。映画や演劇、バレエやダンスなどの表現ではやはり欧米人と思いました。(人間の本質や精神世界に迫ろうとするとSEXを取り上げるのは当然のことなのでしょうか。“これもマシューさんに聞いてみたいことです。”)・・・これではまるで下手な小学生の作文のようですね。


2005年06月24日(金) もう効果が!!

昨日から始めた1日2食とところ天ダイエット。今朝の体重-夜の体重=-0.6。今日は学年部の懇親会がありさっそく中断ですが、信じられない!この数字。ところ天は時に空腹を押さえてくれるのでそんなに大変ではありません。続くでしょうか・・・
さて、学年部会のことを少々。今年度我が校には新採用が1名。震災補助教員が1名(新卒者)。そして我が相方(漫才かい・・・)は現在産休中ということでお兄さん先生にバトンパス。加えて教育実習生が1名。震災補助教員さんは我が学年の体育に入教中ということもあり学年部会に参加して貰いました。若い人が気持ちよく飲めたようで楽しい会となりました。
飲んだことでリバウンドしているかは心配ですが、学年部の親睦も深まり、なかなかよい1日でした。


kajika

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