私は妙なところでこだわりを持っていて、肝心なところにこだわりを持っていない。まあ、つまりはこだわるポイントが人とずれているだけなのだけれど。
例えば、持ち物について言えば、絶対に子供っぽいものは持ちたくない。 キャラクターものは絶対だめ。キティちゃんとか。似合わないという理由もあるけれど。 あと、基本的に柄物もダメだ。嫌いじゃないけれど、そして選ぶこともあるけれど、あまり多くはない。それよりも無地のシンプルなものがいい。 あ。金色はダメ。 それから、よく本を持ち歩くけれど、挿絵入りはちょっと恥ずかしい。 漫画なんて、不特定多数の他人のいる処では読めない。 本にしても、ブックカバァは必需品。 雑誌は基本的に読まない。特に人のいる処で読んだり、持ち歩いたりはしない。
でも文藝雑誌は好き。 ミステリマガジンとか、結構読みたい。 幻想文学という雑誌も好き。
実は。今日は大好きな十二国記の特集がある、と聞いていた「活字倶楽部」という雑誌を買いに行った。 どんな雑誌か全然知らなかったけれど、長野ファンさんたちもよく読んでいるものだということは知っていた。 で、今日初めて購入した、と言う訳だ。 で、見た途端に思った。……十二国記が載ってなかったら、そして薦められなければ絶対手に取ろうとも思わなかっただろうなあ、と。
中身はすごく面白くて、何故か爆笑しながら読んでいた(←おかしい)し、次も読みたいかも、と思ったんだけれど、サイズと言い、表紙と言い、ノリと言い、多分私の中の評価では「コドモっぽい」になってしまいそうだ。 でもね、すごく面白かった。 こういう雑誌を読むの、久し振りだったので。
かつくらを読んだ第一感想。 ほんとーうに、「ボーイズラブ」って分野は一般化してるんだなあ、ということ。思ったよりも堂々とした一ジャンルで、すごく面白いな、と思った。 ……っていうか、これが第一感想って、絶対私はどこかおかしい。
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