私は宗教、というものが好きだ。 ものすごく興味深い。その宗教がどういう教義を持っていて、信者はそれのどこに惹かれたから信仰しているのか。その教義はどれだけ私の人生哲学(?)と相反するか、どれだけ私のそれと共通するか。 そして、共通するにしても、どうしてそれを「宗教」という形や名前のあるものにしたがる人が居るのか。 それは私の思考回路とはちょっと違うので、とても興味深いと思っている。
けれど、一方で一度そういうものに巻き込まれたら、きっと逃げ出せない。 とそう思う。 ハマると抜け出せないタイプなので。 だから、あまり近付かないようにしていることも事実。
で。本題を見失うところだった。 で、勿論仏教や神道も好きなのだ。 その儀式の意味とか、そんなものがとても面白いと思っている。
お盆。
この季節になって、やっと自分の「夏」のイメージを支配しているものに気付いた。お盆なのだ。 私にとっての「夏」は完全にお盆の時期に限定されている節がある。 それくらい強烈なイメージなのだろう。 扱いやすいし。 だから私にとっての夏は喪失の季節であり、別れに近いものであり、遺された者の季節でもあるわけだ。
いや、私だけじゃないかな。 かなり強烈な印象だから、きっと仏教の家庭に居るみんなが多かれ少なかれ影響を受けているのかも知れないな。
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