2001年09月01日(土) |
四条へお出かけ(笑) |
8月中はとーーっても忙しくて、まともな悠々生活を送れませんでした。 休みの日は疲れてぱたんっと眠っていて、外に出れなかったし。
そういうわけで、かなり久し振りに外へ出る生活をしました。 予定はひとつ。「千と千尋の神隠し」を見ること。 だから、それまでの時間をどう潰そうか考えて、前から行きたかった四条木屋町を上がったところにある“みゅーず”という喫茶店へ行って来ました。
以前HANAKOで中の写真を見かけ、紹介文を見て勝手に惚れていたところです。 その上、嶽本野ばら氏の『カフェー小品集』にも最初から登場して余計に行きたくてたまらなかったのです。
期待すると裏切られるので、何事も期待しないことにしているのですが。
それでも、期待していたとおりで、すごくすごく興奮してしまいました。 こっそり望んでいたように二階に勝手に上がり。 上がった先に厨房みたいのがあって。 そこの右側に結構広い空間。 濃い茶。深い臙脂の椅子。軽そうな狭いテーブル。 背後を流れるクラシック。
奥の席でひとりの女の子が。 真ん中あたりの席にひとりのおじさんが新聞を広げて。 ふたりとも、ここでじっとする為に来ているようでした。 申し訳ないけれど、連れが居た私は、「ひとりで来れば良かった」なんて思ってしまいました。 だって、あまりにもひとりひとりの為の空間で。 あまりにも声を出すのをはばかられて。
だから、のんびりと珈琲とケーキでお茶にしている間におばさま方が入ってきた時には本気で苛立ってしまいました。 自分のことは棚に上げて。
とにかく4時の「千と千尋」上映に合わせて映画館に向かったのですが、既にその回のチケットは売りきれていて、しかたなくその次の回のチケットを確保して時間潰しにでました。 こんなことなら、ずっとみゅーずにいたのに、なんて思いつつ。 友人と買い物をする、という習慣がない割には、連れが私の数少ない、完全に気の置けない友人だったので、姉妹と買い物をするような感覚で歩き回りました。
私は買い物をするなら、服より靴、靴より鞄、鞄よりアクセサリィ、アクセサリィより雑貨、なんです。本はそれとは全く違う意味で好き。
ところで!「千と千尋」の感想です。 パンフを読む前にまず簡単な初感想をと思って。 いつものように、面白くなかったら嫌だと思って期待せずに、しかも大した予備知識もなく行ったのですが。 すごく面白かったんです!思ったよりもずっと。 展開は早かったのですが、だからと言って訳が解らなくなるような複雑なストーリーもしていない、と思いました。 見やすくて。ずうっと集中させてくれるような感じ。 ハクかっこいいーっ!!(笑)こればっかり考えて見てました(笑) 面白くて、面白くて。子供のように「びくっ」とか「どきっ」とかしつつ見てましたし。 明日はパンフを読んでの感想を書けたらいいな。
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