広島弁
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2007年06月23日(土) 悲劇の亀

車の不具合部分を修理してもらう為に

ディーラーへ行った。

車を工場へ運んで修理してもらう間に、ショールームの方で

待っていた。

そこには熱帯魚がおる水槽があった。

うーちゃんは初めて見る生きた魚を前に

大喜びで「たいたいたいたいたいたい」

「きゃーー」などと、はしゃいどった。

水槽をよく見ると、魚だけかと思いよったら亀がおった。

「おっ亀さんがおるよ~」と、うーちゃんに言うと

またもや初めて見る物体を、不思議そうに眺めとった。

そして、水槽の隅にピクリとも動かず浮いているもう1匹の亀を発見。

相方が「こりゃー死んどるね」と言った。

「可哀想にねぇ、あとで店員さんに言うとこーや」と言って

動き回るうーちゃんの後を追っかけとった。

そして水槽の前に帰ってみると、

さっきの死んどった亀がおらんようになっとった。

相方に

「ちょいちょい来て!生きとるよーーー!!!」と言うと

相方は水槽の前にやってきて、

「よく見てみんさいや・・・もう1匹の亀が

死んだ亀を抱いとるんよ」と。。。

よく見ると2匹は上下に重なって、上にいる亀が

下にいる動かん亀を抱きかかえるように泳いどった。

更に相方は

「死んだことがわからんけーどうしたん?起きてって・・・」

と言うたとこで

下におる亀が足をバタつかせた。。。。

・・・・・しばし、沈黙が続き・・・・・・

「めちゃめちゃ生きとるやないけ」と亀を指指した。



そして、家に帰り3人で寝ようとした時に

亀の話題になった。

「それにしても亀ビックリしたよねー」と相方。

あたしは亀が亀を抱くシーンがほんまに悲しかったので

「ドえらい悲しい物語を
勝手に作ってくれんさったことよ」


と吐き捨てさっさと寝た。







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