広島弁
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車の不具合部分を修理してもらう為に
ディーラーへ行った。
車を工場へ運んで修理してもらう間に、ショールームの方で
待っていた。
そこには熱帯魚がおる水槽があった。
うーちゃんは初めて見る生きた魚を前に
大喜びで「たいたいたいたいたいたい」
「きゃーー」などと、はしゃいどった。
水槽をよく見ると、魚だけかと思いよったら亀がおった。
「おっ亀さんがおるよ~」と、うーちゃんに言うと
またもや初めて見る物体を、不思議そうに眺めとった。
そして、水槽の隅にピクリとも動かず浮いているもう1匹の亀を発見。
相方が「こりゃー死んどるね」と言った。
「可哀想にねぇ、あとで店員さんに言うとこーや」と言って
動き回るうーちゃんの後を追っかけとった。
そして水槽の前に帰ってみると、
さっきの死んどった亀がおらんようになっとった。
相方に
「ちょいちょい来て!生きとるよーーー!!!」と言うと
相方は水槽の前にやってきて、
「よく見てみんさいや・・・もう1匹の亀が
死んだ亀を抱いとるんよ」と。。。
よく見ると2匹は上下に重なって、上にいる亀が
下にいる動かん亀を抱きかかえるように泳いどった。
更に相方は
「死んだことがわからんけーどうしたん?起きてって・・・」
と言うたとこで
下におる亀が足をバタつかせた。。。。
・・・・・しばし、沈黙が続き・・・・・・
「めちゃめちゃ生きとるやないけ」と亀を指指した。
そして、家に帰り3人で寝ようとした時に
亀の話題になった。
「それにしても亀ビックリしたよねー」と相方。
あたしは亀が亀を抱くシーンがほんまに悲しかったので
「ドえらい悲しい物語を 勝手に作ってくれんさったことよ」
と吐き捨てさっさと寝た。
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