逃亡中



本当のおじいちゃんおばあちゃん

2006年04月12日(水)

僕は、自分の本当の祖父祖母を知りません(父方)。



僕が幼少の時に、おばあちゃんと呼んでいた人は、実は本当のおばあちゃんではない。
叔父、叔母と呼んでいた人も、父の本当の兄弟では無い。
当然、祖父や叔父達と、苗字も違っている。
しかし、みんなほんとの親戚のように、僕のことをとてもとてもかわいがってくれた。



父は、富山で育っている。
しかし、生まれは京都の方だということは、僕が中学校くらいの頃に初めて知った。
それも、父から直接聞いたわけではない。



父がどういういきさつでそのように育ったのかは知らない。
僕もそれ以上知りたいとも、あまり思わなかった。
それはそれでいいじゃんみたいに。
父も、そのことについて自分から口を開いたことは無い。
父の本当の兄弟もいるということも、母からチラっと聞いたこともある。
どこかの大企業のお偉いさんらしい。
かなり昔には年賀状も届いていたとか。



父の祖父、祖母が存命していると仮定したら、探せばすぐにでも見つかるらしい。
ただ、父は探そうとも思っていないらしい。





先日のこと。

両親・妹、僕はみんな携帯電話はauを使っている。



これは家族割にしない手は無いだろ~。
しかし、僕は別居のため、家族割にするには、証明のための戸籍謄本が必要とのこと。



そこで、戸籍謄本だか抄本だか忘れたけど、区役所へ取りにいった。




そこには、父の両親の名前まで書かれていた。




初めて、祖父、祖母の名前を知った。



なんか、とっても見ちゃいけないものを見てしまったような感じだった。
僕は、あえて知りたいとも思っていなかったし。
ちょっとショックのようなものを受けた。



祖父の住所は大阪になっていた。
祖母の住所は京都になっていた。
しかし、祖父と祖母の苗字が違っていた。
どういうことなのか、まるっきりわかんないんだけどね。



父は、家族や親戚、友人など、人をとても大事にする人だ。
しかし、自分の複雑な生い立ちに対して、一切、何も語る事は無い。
父にはどのような過去があるのか。
口にしたくも無いほど暗い過去なのか、それとも何も意識してないから、口にするのも忘れてるだけなのか。


でも、僕がそのことについて父に聞くことは一生無いだろうな。



ただ、よく、お墓参りは大切だって言うよね。



お墓参りには行きたいな~とは思ってはいるけど、行ける術が無い。
どうすんべ~。




* 過去日記 2004.6~8月分、再アップ!

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