空中楼閣

2001年12月18日(火) ウゼェ。

「この人深入りするとウザいだろうなぁ。」と
鬼のような事を漠然と思い抱いていた人を。
今日心の底から「ウゼェ。」と思ってしまった。
 
自分から歩み寄る事は絶対無くて
こっちが歩み寄った所で楽しくない顔して
歩み寄って来なくなると途端に不機嫌になる。
 
本気で、はっ倒しそうになったから
「帰るね〜。」とワガママ言って帰った。
 
その途中で同僚二人を捕まえて
「多分オレ帰った事で●●キレると思うから、
 そうなったら『あいつ強引だよねー』って
 一緒に文句言っといてよ。
 居なくなった奴の事悪者にしといて。
 オレなら手っ取り早いじゃん、馬鹿だからさ。
 嫌われるの慣れてるしさ、手っ取り早いんだよ。」
そう言って笑って帰った。
満面の笑み。
 
面倒臭いあの人に嫌われて、
同僚二人には嫌われ役を買って出るイイ奴と思い込ませ、
そして私はクスクスと笑う。
 
ダメだ。
それはダメだ。
 
あの人をズタズタに引き裂いてしまいたいんだ。
身体を?
違う。
身体中コンプレックスの塊だ。
そんな身体を傷付けたところで意味は無い。
心だ。
心を引き裂きたいんだ。
意地ばかり張っていつも張り詰められてる心を、
ズタズタに、ズタズタに、
ズタズタに引き裂いて、引き千切って、壊してやりたい。
 
あぁどうか。
クリスマスの日、ナイフが届きませんように。


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亨 [MAIL]

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