民主党の菅代表が困難な場面に直面しています。 つまり辞任に追い込まれているということ。
その理由は、 1.年金未加入問題 2.3党合意問題
1はご承知の通り、菅代表が言っているように、行政上の手続きミスで 年金加入に空白期間が生じて納付がなされていなかったこと。
2は自民党が提出した年金法案に、一元化と協議会設置の修正案を求め、 この修正案を採り入れれば、自民党案を含めて賛成すると言われていること。
民主党の支援者がこれだけを見ると、1の禊(みそぎ)もさることながら、 2のことは許せる範囲を超えていると思えます。自民党に妥協したと。
菅代表は説明が下手だから、ひとつひとつの言葉に誤解を生じやすい。 それゆえに、彼の腹心が付いていないことが恐らく致命的な欠陥。 彼の代わりに説明してくれる人(例えば小泉首相には安倍幹事長)が ついてくれないといけません。彼自身が彼の尻拭いをしようとすると、 余計に傷口が広がって行くように思えます。
ところで、菅代表は帰国後にテレビ番組の生放送に多く出演しましたが、 彼が拭いたかった誤解をどれだけ解くことができたでしょうか。 発言をしたらいちいちそれらに対する説明をしなければならないなんて、 政治家としてはいかがなもんでしょうか。(そこが彼らしいところですが)
まぁ、注目されている人っていうのは、何かと叩かれやすいですね。
はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)
|