武ニュースDiary

* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!
目次|前の記事|新しい日記
2024年10月05日(土) |
「風林火山」 これまでのニュース① |
「龍城塞之囲城」(5月に公開された香港映画ヒット作)のプロデューサーである陳羅超が、 公開が長年待たれている「風林火山」の今年12月公開を明かした。 「私の知るところでは、年末、12月上映が予定されている。 この作品がずっと期待され続けていたことは大きな強みであるが、 出演者はみな5、6年前の姿なので、観客の受け止め方が最大の心配だ」
OK、最高だよ! (文刀大土申新浪微博 2024.7.15)
「風林火山」が今年の年末に公開されるらしいというニュースを私が目にしたのは、 映画関係のブログでのこの投稿でした。 前回言いましたように、ファンの反応は半信半疑でしたが、 関係の記事がいくつも出ていたようです。 そこで、時間を追って少しご紹介していきます。
JUNOの4億円対策「風林火山」の製作費大幅超過、 9年後の今年末公開の報が
大ヒットの香港映画「九龍城塞之囲城が億を超える興行成績をあげ、 香港映画史上に大きな盛り上がりをもたらしたことで、大作香港映画が再び注目を集めているように見える。 Juno監督、製作費4億香港ドルの大作映画「風林火山」は、キャストも豪華で、 主演にはラウ・チンワン、ルイス・クー、金城武、レオン・カーファイ、リッチー・レンら大スターを擁する。 この作品は2015年、香港国際映画祭で制作発表が行なわれ、2017年6月に撮影開始したが、 公開日はいつになるかわからないまま、9年が経った。 先ごろ、あるメディアのインタビューで、「九龍…」の制作者である陳羅超は 今年の年末の公開が決まったと聞いていると語った。
インタビューで、陳羅超が明かしたことによると、 目下話題を呼ぶだろうと嘱望される作品は2本ある、 まずは葉偉信監督、ルイス・クー主演の「誰変走了大佛」で、 「SPL/狼たちの処刑台」のチームの作品ということで非常に期待されている。
もう1本がクランクインからすでに7年の「風林火山」だ。 陳羅超は、「私の知るところでは、今年12月に公開が予定されており、 ずっと期待が寄せられていたことは最大の強みだ」と語った。 影帝級の男優を集結させた作品でもあり、そのアピール度は確かに軽視できない。 ただ、スクリーンに映し出されるのが彼らの7年前の姿だというのが 観客にどのように受け入れられるかは心配だとも話している。
「風林火山」は、麻薬密売者と取り締まり側の戦いを描く作品。 Juno監督は以前から制作には非常に真剣で、 迫真性を追求するために、銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)の6万平方フィートの実寸のセットを作ったうえ、 大量のポストプロダクションを行ったことで、製作費が予定より超過してしまった。
撮影開始初期から既に様々の困難が生じており、出演者が監督のやり方に不満を持っているとの報道もあり、 監督と出演者のコミュニケーションがとれておらず、 撮り方やせりふの面でも理解が難しいとの指摘もある。 このようなことが、製作費の大幅な超過、1.5億香港ドルから4億香港ドルへの増大を招いたのではないかと言われている。
加えて、金城武、レオン・カーファイ、リッチー・レンが、撮影について監督と意見が合わず、 現場は一触即発の状態だったとも伝えられる。 金城武は契約期間が終わると、直ちに撮影班を離れ、監督が自らの追加撮影の要請にも、 スケジュールを理由に断り、その後は行方知らず、新作の予定もない。
また、リッチー・レンも、監督が合理的でないシーンの撮影を固持したことで、 ワイヤーを使ったシーンで手に怪我をしてしまい、不満を覚えていると伝えられた。 両者はその場は喧嘩別れになったという。 しかし、リッチー・レン自身は4年前にこう明らかにしている。
「そんなことはない、ぼくは怪我はしてないよ。監督の撮影は非常に綿密だ。 かなり大規模で、こんな大きな予算を投じて香港映画を撮るのは大変なことだから、 公開をとても楽しみにしている」
Junoは脚本を準備するのに5年の月日を要したと、当時、語っていた。 映画は大幅に予算を超過し、製作費が膨れ上がって、出演者と撮影班がたびたび衝突するという状況のもと、 8カ月余りかかって2018年3月にようやく撮影完了した。 金城武はクランクイン初日から2017年末まで、 レオン・カーファイとラウ・チンワンは2017年6月から11月まで、 一番長くかかったのはルイス・クーで、8カ月の長きに及んだ。 今、主演者の多くは外見上かなり変化し、 ネット上では、この映画の内容と撮影方法が時代遅れになっていないかと心配する声も見受けられる。
2021年、Juno監督がファッション関係のイベントに出演した際、映画の進行具合について問われ、 このように回答している。
「撮影は2017年に完成している。監督としての仕事もほぼ終わり、ポストプロダクションが少し残っている段階だ。 しかし公開日はあくまでスポンサーと制作会社が決めるものだからね」
昨年1月、映画の音楽を担当していた坂本龍一が死去、 同月、Junoは「風林火山」の進行度について改めて問われ、 坂本龍一が亡くなったため、今後は自身がミキシングを行うと回答していた。 (虛詞編輯部 2024.7.19)
BBS ネタバレDiary 15:00
|