冬だ。 冬と言えば乾燥の季節だ。 元々「水飲み鳥」の称号を持つ私としては、いつもにも まして喉が乾いて仕方ない。 糅てて加えて目も乾く、肌も乾くでどうにもこうにもな らない。 目薬をさす。クリームを塗る。水を飲む。 しかし一時凌ぎにすぎない。 水を飲む。はと麦茶を飲む。紅茶を飲む。湯冷ましを飲 む。はと麦茶を紅茶を水を飲む。 飲んで飲んで飲むのだが、少しも身体に留まらない。 どうせ飲んでも直ぐ出ていくのだから、飲まなくてもい いのか、とも思う事もある。 だが、やはり喉は乾く。 だから今日もはと麦茶を飲むのだ。
別にはと麦茶に深い意味はないのだ。 只の個人的大絶賛流行中。
|