★アンソロジー。 『紅迷宮』

「緋迷宮」「蒼迷宮」に続く女性作家のミステリ短編アンソロジー、
第3弾。
唯川恵、柴田よしき、五條瑛、光原百合、桐生典子、篠田節子、
森真沙子、小沢真理子、永井するみ、小池真理子の各氏。
ミステリと言い切っていいかどうかはわからないが、
謎あり、どんでん返しありと粒ぞろいだ。
女性心理のひだを細やかに、またしっとりと、あるいはちょっと
恐ろしげに描く作品が多い中、爽やかな風がすうっと通りぬけたのは
光原百合さんの作品。
どこか懐かしい、もう失ったものだけにちょっと気恥ずかしいところも
なきにしもあらず、だがしょうがない、ワタシが年をとったのだから。
実は、読もう読もうと思っていてまだ未読の「遠い約束」が
ツンドクの中に埋もれている。
はよ読も。
作中に出てくる登場人物たちの通う「阪神大学」という架空の大学、
どうしても某○イガースを連想してしまって・・・・(汗)。
ああっ六甲おろしが聞こえる〜〜〜(ウソ)。

2002年10月22日(火)
By ちゃいむ

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