ビニールの膜、どろどろ溶けた雨の日。背中が疼いて、眠れない。雨降ればいいのに。もうすぐ梅雨かな。台風は近付くかな。晴れた空なんて見たくない。高層マンションの陰が重なって、川のように風が流れる。駅前の広い場所、あそこで静かにしていたい。褒められても、褒められなくても。自分で自分を赦せないのなら、そんなことどうでも良かった。折角、携帯にもカメラが付いてるし、写日記でもやろうかな。ささいな足しだけど、何故か挫折しそうな予感。写真撮るのは好き。そうしよう。明日には。