2000年12月13日(水) |
P2:イマジネーション/M1:沢田知可子/D2:暖房器具 |
【虎の自叙伝~その2】 イマジネーション
高校時代、英語の構文の暗記が苦手でよく補習を受けさせられた。何度読んでも覚えられないのだ。そのくせ、ずいぶん昔の出来事なんかは詳細に記憶していたりする。そんなときこの二つの出来事の違いにハタと気づいた。それは、イマジネーションなのだと。英語の構文は、いうなればテキストデータだ。そこには文字情報しか存在しない。だから、文字の並びやスペルを覚えようとしても単純作業になってしまって、記憶されにくいのだ。(と勝手に注釈をつけた。)おそらく自分は、こういった作業が苦手なんだと。そう考えると、いろいろな点で合点がいく。 昔の出来事をよく覚えているということは、友人たちからも時々指摘されていたことだ。ある種の映像で記憶しているのだ。まるで映画のようにそのときのシーンが浮かんでくる。頭のなかにある動画をただ言葉で再現すればいいのだから楽なものだ。よく恐ろしく記憶力のいい人が、驚異の****みたいな番組に登場したりするが、あの人たちはイマジネーションの転換作業を意図的に行っているという話を聞いたことがある。 最近このイマジネーションという、言葉にしてしまうと実に曖昧なものが、実は自分という人間を大きく支配していることに気づいた。ただその影響は、人によってずいぶんようだが。だから、仕事上で会話がまったく通じない人がいたりすると、まずこのことを疑ってみることにしている。そうすると意外に納得できたりすることが多い。特にモノ創りの現場では、とっても大切なことなのである。何かを創り出すということは、イマジネーションの創造・共有に他ならないからだ。由々しきことは、そうじゃない人たちが創造現場にあまりに多いことである。
【音楽見聞録~その1】 沢田知可子
いったい誰のことから書けばいいんだ!と思わず悩んでしまうくらい、これまでにたくさんのアーティストの方々に会わせていただきました。感謝!感謝です~! まずはホームページ開設のメールを出して最初に個人メールをいただいたこの方から。沢田知可子おねえさま。なんていうと怒られそうですが(笑)。 出会いはですねえ、もうかれこれ10年以上前にもなるでしょうか。たぶんデビューアルバムがリリースされたあたりだったかな?(このあたりが実に曖昧)キャンペーン(大雑把にいいますと、アーティストが新曲をリリースしたときにラジオ局や雑誌の取材などを受けたりすることです)でわが局に来てくれたのが初めての出会いでした。第一印象はねえ、おとなしそうな人でした(笑)。だいたい、あっしのインスピレーションは的確なんですが、このときばかりははずしました。だって、彼女のコンサートに行ったことのある人ならわかると思いますが、もうしゃべるしゃべるのしゃべりたおしって感じでしょ。こんな人だったとはまったく想像がつきませんでしたね。信じられないかもしれませんが、当時、録音番組でひとりしゃべりをしてもらったんですが、流暢には程遠い印象でしたよ。彼女に言わせれば、番組でひとりでしゃべるの、はじめてだったんだって。そうそう、収録終了後、あっしの一言が彼女の荒ぶる魂に火をつけたらしいです。口の悪いあっしのことだったから、たぶんおちゃらけて毒づいたんだと思いますけど、残念ながら覚えていないっす。そのことを思い出させてくれたのが、わが県でのはじめてコンサートでしたね。アンコールで彼女の口からあっしの名前が出たときは正直ビビリましたが、あっしに対する感謝の言葉を言われたときには思わず目頭が熱くなっちまいました。ああ、ここにあっしのことをわかってくれていた人がいたんだってね。人間、ひとりの理解者がいることでスゴイパワーが生まれるもんです。 彼女のすごいところは、いつも前向きに闘っているところかな。ええかげん、休んだらどう?って言ってあげたいときもありますが、それが沢田知可子の証なんでしょうね。会うたびにパワーもらってますよ。これからもどうぞよろしく。お姉さま! 【四方山日記~その2】 暖房器具
暖房器具がフル稼働の季節到来です。みなさん、何を使っていらっしゃいますか? 暖房器具を選ぶ条件として考えられそうなのは、燃費のよさ・燃料補給しなくてすむ・空気が汚れない・・・まあこんなところでしょうか。ちなみにあっしは、石油ファンヒーターを使うとります。原油高騰とはいってもやっぱり燃費はコレがいちばんじゃないですかねえ。まあそれはさておき、我が家のファンヒーターは三菱製品です。決してメーカーのまわしものじゃありませんよ。これにはちゃんと理由があります。石油製品の弱点は、①寒い場所での燃料補給、②手が汚れる、③灯油を買いに行かなければならない、まあこんな感じでですよね。今日はその中の①と②に当てはまるお話です。 買った当時、三菱製品には自動補給ユニットなるものがあって、これがめちゃ便利なる代物だったんです。他のメーカーには、これに該当する製品が見当たりませんでした。それはファンヒーターのカートリッジの蓋を開けることなく給油ができるというもの。ユニットにはファンヒーターのカートリッジをそのまま装着できるスペースがあって、乾電池で作動します。そしてユニットがチューブによって灯油ポリタンク(18リットル)につながているという寸法です。ボタンひとつ押せば約90秒で給油完了です。どうです、便利でしょ。ただね、ひとつだけ気がかりなことがあるんです。このユニット、5リットルと3.6リットルのカートリッジには対応しているんですが、9リットルには対応していません。去年あたりから、9リットルカートリッジが主流になってきまして、もう新製品では5リットルタイプはないんじゃないかなあ。だから、今使っている器具が壊れたらオシマイというわけです。あと何年かはもつとは思いますが。でも、そのうち9リットルタイプのユニットも発売してくれそうな気もしてるんですが。(あっしの知らないところでもう発売しているのかも知れませんね。)実に素晴らしい製品なので、三菱電機さん、よろしくお願いしますよ。
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