好悪の、 其の情動を。
好悪の其の対象へと、 重ね、 例える事は。
自身の好悪を、 想いの先と共有する行為に、 資するのだろうか。
自身の好悪を、 強化する為の術だろうか。
自身の支柱や、 自身の想いの先を。
何処かに、 重ね逢わせる事で。
人は、 強く居られるかも知れないけれど。
「海って小坊主みたい・・・。」
あの子は、 俺をそう称する。
主従を入れ替えて迄。
其処に、 価値を委ねる程だろうか。
こんな、 汚れ澱んだ海に、 綺麗な想いを重ねて了うのは。
きっと。
危うい事だ。
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