Orangeのスマさん日記

2003年10月11日(土) 「最後の恋」への時間旅行

少し前から懐かしく見たいと思っていたドラマがある。
ひとつが慎吾ちゃんの「蘇る金狼」
スマスマに今井さんといかりやさんが同じ日に出演したことがあってから
見たいなと思っていた。
でも2件ほどレンタル屋さんをまわったけれどなかった。
ビデオになっていないのかしら。断念。

そしてもうひとつが「最後の恋」
中居さんのドラマなら断然「白い影」がいいのだけれど
「白い影」に関しては思い入れが強くまだ懐かしいということでも
ないため「最後の恋」に。
しかしこの前の「とくばん」で夏目君を演じていただろう中居さんが
映った時あまりに幼くてどうしようかと迷った。
あの時の中居さんも素敵だけれど今の中居さんの方が大人の中居さんの方が
素敵なのだ。
初々しくぎこちないラブシーンを私は凝視できるかと思ったりした。
迷いに迷ったけれど見た。
思ったよりは幼さは感じなかった。
「中居君」の頃の中居さんだった。
中居さんの優しさがそのまま夏目君にあらわれていた。
白衣が似合っていた。まだぎこちない演技だけれどかえってそれが
夏目君の繊細さをあらわしているようだった。
「わかった」の言い方が直江先生と同じだった。当たり前だけど。
走り方が同じだった。当たり前だけれど。

この「最後の恋」への時間旅行は思いがけないものを運んできた。
この頃の中居さんを懐かしむことと当時の中居さんへの想い。
そしてこのドラマを見ていたころの自分。
その時会いたいと想い続けた人のこと。
その時の心の傷の痛み。
数年前の自分がよみがえってきたのだ。
他のドラマならなかったかもしれない。
それを知っていたから「最後の恋」を見るのをためらっていたのかもしれない。

あれから時はたって心の傷は癒えて私を取り巻く環境さえも変わったけれど
ひとつ変わらないことがある。
それは私が中居さんを好きだということだけ。

「時間旅行」というものはせつないものだ。
まだ3話しか見ていないのに先が思いやられそう。
中居さんの相手の女優さんの髪を触る、もしかしたらこれは本当に
中居さんの癖ではないかと思ったシーンまでたどり着いていない。
「時間旅行」はほんの少し、今日だけでいい。
あとは夏目君を堪能したい。


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