ゆかの戯言
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2001年10月18日(木) トラウマ

昨晩になるけど、弟に電話してみた。
何となく気になって…

居ないのかな?と切ろうと思ったときに出た
声が変わってて、間違い電話したかと思った。

「いやぁ、ここしばらく残業続きで疲れてて…」
「何だか知らないけど、最近情緒不安定でさ。この時期っていつもそうなる」

から始まった弟のつぶやき。

職場ではわらい取り役に徹してて、回りもそういうキャラクターを
求めてくるから、つい演じてしまう。
他人が誰も信じられない。

田舎で一人暮らしだから、突っ込みも別な意味できつい。
親の最後が堂々といえないもんで、尚更。
1人の方が気楽だ。といってるけど、本当は淋しいのかもね。
そのほか色々…

私はこうして、いろんな吐き出し口がある。
女の方が弱み見せやすいから。
でも、奴は見せられない。言えない。頑張っちゃう。という

形は違うけど、家庭面では同じトラウマの元を抱えてる。
それも、言う事ができない。
あるある大辞典で「ストレス度チェック」をしてみたら
「溜め込むタイプ」と出たそうだ。

やっぱりなぁ…
奴の人間関係の希薄さは気になっていた。
腹割って話せる友達。居るのかなぁ?って

結婚にも夢や希望が持てない。
年取ったら老人ホームに入ればいいさ♪と言ってて、
現に、親類@バツ付き一人身男。それなりにやってるんだもん。

そうだよね。私をはじめとして、幻滅するような家庭の形を見すぎてる…

私は話を聞く事しかできない。
今の状態じゃ、保証人にもなれない。

そんな無力さ…

そして、母親がなくなって、1年経たないうちに田舎を出た私。
想像外の出来事、今でもなくなった訳では、なかった…
耐えられなかった、色んなプレッシャー
それを、結婚という形で逃げたのかも。

でも、そんな私の事を、ぜんぜん引き止めることも反対もせずに
「大丈夫だから」

と言ってくれた。

実家かえると、意外と話さないもので、お互いマイペースに
過ごしてるけど、電話だと最低一時間半コース。
そんな姿見て、同居人はいつも不思議がってるけど。

ゆかさん。いま、心の中を天気でいうとどんなの?
親が無くなってから、ずっと自分の心は雲がかかったようだった。
心のそこから笑った事、なかった。
晴れ晴れとした日ってあった?

と聞かれて、答えにつまった。

昇華しきれてない辛さ…想像以上にあるんだね


…朝読んだら絶対支離滅裂に拍車がかかってるだろう。この文章。
でも、唯一の身内として気に掛けておかなければいけないこと。


ゆか |MailGuestBook