「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2016年01月19日(火) |
他者の視線が気にならなくなる方法 |
先日、ある女の子と、他者の視線を気にしないですむようになるにはどうしたらいいかという会話をしたので書いておこうと思います。
私は「他者の視線を気にしない自分になる」ためには、「いつも自分を見ている自分になるといい」と思います。第一に、私たちは基本的に一回に付き一つのことに集中できるようになっているのですから、私たちが他者の視線が気になる、つまり他者が何を見ているかを気にしている時には自分のことが見えていないと思うのです。ですから、他者を見る自分を、自分を見る自分に変えられると、他者の視線は気にならなくなると思うのです。 自分を見る練習のはじめは、自分の背中から自分を観れるようになることです。そのための方法は以下です。自分の背中を壁に付け、自分の後ろに誰もいない、そこに自分だけがいる感覚と安心感を感じます。(私と話をした女の子はその時、冷蔵庫に背中をつけてその感覚を体験しましたが、もしかすると、冷たい冷蔵庫よりも温かい壁を選んだほうがいいのかもしれません) その安心を感じたら今度は壁から身体一つ分離れます。その、自分と壁の間に空いた空間にイメージの中でもう一人の自分を入れてあげます。今、自分の背中にもう一人の自分がいるのです。もう一人の自分はあなたのすることをあなたの背中から観ているのです。あなたの声を聴き、あなたの感じていることを感じ、あなたをありのまま理解しているのです。今、あなたはあなたを観ているのです。あなたがあなたを観ている時、あなたは他者の視線を気にすることができません。人の視線を気にしている暇がなくなるのです。あなたは、あなたの感じることに耳をすませることで忙しいのです。と書いてみて、良い方法だなと改めて思いました。
少し話が逸れますが、こうすることには自分にやさしく丁寧に生きるための多くの効果があると思います。まず、お友達と話をしながら自分の感じることにその場で耳を傾けられるのでよく考えて返答することができるようになります。何か話す時には自分が聞いて気持ちのいい言葉を選んで使えるようになります。自分に聞いてやさしい言葉は大抵、相手にもやさしいのでは?人々は私の考えをどのように思うのでしょうか。
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