カウントシープ
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2006年02月18日(土) テーブルウェア

先日注文したスープ皿とプレートを取りに、コンランショップに出かけた。コンラン卿が作った雑貨のセレクトショップだが、とても面白い品が沢山で、見ていて本当に飽きない。

今の家に住んでから、初めて、お皿を一式大量に買ったのだが、早速新しいお皿に食べ物を載せてみたら、それだけでテーブルの雰囲気が変わった。皿が違えば味までランプアップするようだ。

ショップにも沢山のお皿や、それ以上に沢山のグラスやコップが並んでいたのだけれど、テーブルを飾るという文化も、古今東西普遍的なものだ。人間以外の生き物は、食事を飾ることはしない。味や匂いは味わっていても、見た目の美しさや、まして食べ物を載せる器のことを気にするなんて、人間はなんて不思議な生き物だろう、と他の動物からは思われているかもしれない。

人間は、食事や眠ること、そういった様々な行為を装飾して楽しむ種族なのであり、その性質を持って文化を発展させてきた。それが他の生物にとっては害でしかないと解っていても、それをやめることはできない。人間にとってそれは、食べることと同じように生きていくのに必要な部分なのだろう。


ロビン