おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年05月29日(土) Balloons@下北沢era

"ERA 2nd Anniversary"
under drive/the chef cooks me/BALLOONS/NATSUMEN@下北沢ERA

いやー最近バルーンズに夢中なもので♪
*under drive/from柏。まだ若者っぽいのだけどかっちょよかったです。
voにちょっと癖があったり、gがもうちょっと大きい方が、とかあるんだけど
これから更にいいカンジになりそうなステキバンドでした。また観たいです。
*the chef cooks me/eraというよりもnestに出ていそうなカンジの音でした。
インテリ大学生っていうイメージ。ゆったりした曲が多かったのでちょっと
私は眠くなりましたが、スキな人はスキだろうなぁというジャンルです。
*BALLOONS/前観た時よりアレンジとか変えてる曲とかあったよーな気がします。
てかほんとかっちょいいですねー。曲展開とか、声質とか、もろに好みのタイプ
なのでどこがかっちょいいとかわかんないです。最後にやった曲がやっぱいい!
つか、短いよーに感じてしまう。それより早く音源買えよなー自分!と思います。
*NATSUMEN/2回目です。このバンド効果でしょうねーたぶん今日の集客多いの。
スゴイのわかるんだけど、あんまスキじゃないのです。うるさいんだもの←失礼。
(前身?)ボートもそうだったけど、執拗にやられるのが苦手なもので。

ERA2周年ですね。わたしもいいハコだなぁーと思います。音もスキ☆



2004年05月28日(金) 「Dolls」@DVD

「Dolls」2002日本
監督&脚本&編集:北野武
出演:菅野美穂/西島秀俊/三橋達也/深田恭子/etc.

ずっと借りっ放しだったのをやっと観ました。なるほどー。
北野作品ちゃんと観たの初めてです。
ストーリー云々よりも気になって気になって仕方なかったのが、
カメラワーク。顔がだんだんアップになるのとか、思わせぶりな小物が
じーっと映されているのが(蝶々とか)なんかわざとらしいっつーか。
私が日本映画の気にいらない部分がこーいうトコなんだけど、それが
私的にはちょっと苦手でした。ココを観ろ...みたいなのがどうもね。
それぞれの3つのラブストーリーは結構普通に良くて、でも、
西島君と菅野美穂がヒモでつながって歩くとこはちょっと痛い...
てかちょっと気恥ずかしい。なんでかわかんないけど。
ちょっとしか出ないけど三橋達也の青年時代の津田寛治さんとか、
西島君の同僚の大森南朋さんとかはすごい存在感がよかったし、
西島君の優しさとかダメっぷりとか、菅野美穂の透明感とか、
そこの辺りはすきなカンジ♪
だけどあのカメラっぷりがウザいなーなんか。あと衣装もやりすぎだし。

DVDおまけ特典の西島君のインタビューはか~な~りよかった。ミーハーだけど
ちょーかっちょいいーーー!これは必見ですよ。てかやっぱ短髪だよなぁ~☆



2004年05月27日(木) 『25時』@下高井戸シネマ

『25時』2002アメリカ
監督:スパイク・リー
原作&脚本:ディヴィッド・ベニオフ
製作:トビー・マグワイア/etc.
出演:エドワード・ノートン/フィリップ・シーモア・ホフマン/
   バリー・ペッパー/etc.

いやーね、先週の予告編でこの作品の音楽がスターセイラーだった訳で、
だから観に行ったのだけど、むぅーなんつーか、よくわからんでした。
非常にアメリカ的な感じ。賞とかいっぱい取ってるみたいなんだけど、
なんかあーんまよくわからんちんでした。途中ちょっと飽きたし。
しかも、本編ではスターセイラー流れないし(涙)



2004年05月26日(水) 『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』@スペース汐留FSホール

『Eternal Sunshine of the Spotless Mind(原題)』2004アメリカ(試写会)
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー/ケイト・ウィンスレット/キルスティン・ダンスト/etc.

久々のモニター試写会でした。ポスター選ぶのとか、スポット映像を観て
アンケートみたいのに答えるのがあるのだけど、それが「スパイダーマン2」
とか、『忍者はっとりくん』とか私的にとほほな感じのやつばかりだったので
変なの観せられたらやだなーと思ったのだけど、意外にもいい作品でした。
まだ原題のままなのだけど、自分との関係を記憶から消してしまった彼女に
愕然とする男が、自分の記憶からも彼女のことを削除しようとするのだが…
というSFロマンスコメディ。最近「記憶」というのが気になるキーワードに
なっていて、それを操作したりするので、過去の記憶と今の現象と想像と、
いろんな映像場面がくるくると出てきて、頭が複雑になってしまいましたが、
そこの辺りに慣れてくると面白いけどとてもせつない...というそういうのが
私的に好きな映画でした。砂浜の砂の色や、凍りついた湖の氷の白や、記憶の
喪失と共に家が崩れていったり、子供時代に戻っていったり、、、。
自分達が生きていることには記憶というのは切り離せないのだが、その記憶が
あったコト自体を忘れ去ってしまった時に、どういう風に考えればいいのだろう、
そしてもしかしたらある記憶をもっていないことで今の自分がもっと楽になると
いうこともあるのではないか?と、意外にもそんなことまで考えさせてくれる
映画だったなーと。ジムキャリー今まであんまスキじゃなかったかもなのに、
結構いい感じ。ケイトウィンスレットはかわいいけどムリしてる感じ?(笑)
ちょうど始まる前に読み始めたのが小川さん作品で、記憶をなくす話で、なんか
ちょっと勝手にタイムリーで余計に面白かったです。おこずかいももらえたし。
あと音楽もいいのです。Beckとかかかってました。
まだいつ公開されるかわからないけど、なかなかのオススメ作品です♪



2004年05月24日(月) 『シルミド/SILMIDO』@よみうりホール

『シルミド/SILMIDO』2003韓国(試写会)
監督:カン・ウソク
原作:ペク・ドンホ
出演:ソル・ギョング/アン・ソンギ/ホ・ジュノ/チョン・ジェヨン/etc.

1971年に実際に起こったシルミド事件という実話に基づいた映画、しかも、
それは韓国政府が当時の北朝鮮の最高指導者を暗殺するための特殊部隊を
養成していたという内容なのだから、監督も役者もみんな本気な訳です。
実尾島(シルミド)でその部隊となる31人の男達が受けていた訓練が
ハンパじゃなく凄まじく、映画として観ている私から観ても、役者達が
役者にみえない...たぶん撮影もものすごく過酷だっただろうというのが
彼らの身体と顔を観ていたらそれだけで伝わってきて、その「本気度」に
まず圧倒されました。
画面の中は男男男!その男臭さや、これでもかっというストレートな演出が、
韓国映画の醍醐味といいますか、だから、やりすぎだよって思う人がいるのは
よくわかるのだけど、私はこの「本気度」に終始ヤラれっぱなしで、泣けて
泣けて仕方ありませんでした。特に、主演のソルギョング。参った!この人、
カメレオン俳優と言われていて、作品によって全く顔が違うというすごい俳優
なのだけど、今日の試写会に誘ってくれた友人は、『オアシス』の人だよと
教えてあげるとショックを受けてました。顔とかだけじゃなく、全身から出る
空気まで変わってしまう俳優が果たして日本にいるかしら...と、あまりにも
役者レベルというか役者の層が違うところを突きつけられた気分でした。
恐怖におののく顔。足の震え。怒り。主役クラスだけじゃなく、31人の隊員、
その他出演者総じてレベル高すぎ。特に後半がすごい。ストーリーに目新しさは
ないのだけど、これは実話を基に作られている映画なのであるという事実。
世の中がいかに理不尽であるかということ。不条理。死への恐怖。生の証し。
政治的な映画というよりも男の生き様を観せられたぁ!!!って感じでした。
感動しました。そして、やはり号泣でした。てか最近泣きすぎ...
ちなみに韓国では1200万人が観たそうです。韓国映画ってほんとすごい☆
(ソルギョングさん、私は永瀬正敏に、友人は大杉蓮さんに見えて仕方なし~)



2004年05月23日(日) LastDaysOfApril@新宿タワーレコード

"LastDaysOfAprilインストアライブ"

お昼から新宿でインストアで、夜は渋谷タワーでミニライブだったみたい。
渋谷の方のチケは取れなかったのだけど、新宿ではカールひとりだけの、
アコースティックミニライブでした。
てか、カール(vo)、写真で見るよりそうとうに男前でドキドキでした(笑)
ベジタリアンらしいですが、ほんと、肉とか食べなそうー!草食動物系。
ずっとニコニコしてて、想像どーりの透明感のある歌声にぽーっとなって
しまいました。チケットあると握手できて、更に直筆サイン入りのポストカード
ぽいのまでいただけて、お得な感じ♪渋谷のも行きたかったなぁーくやし!
明日のアストロホールのは、せっかくバイト休みにしたのにチケ取れなくて、
キャンセル狙いもチャレンジしたのにダメだったのでめちゃくちゃ残念。
行ける人が羨ましいですーあー観たかったーーー(涙)
てか、カール、むちゃくちゃ男前なのよ☆☆☆←まだ言ってる...(アホ)



2004年05月21日(金) adew@下北沢屋根裏

"adewレコ発"
adew/double face/UNLIMITS/VALECIA/善財和也/etc.@下北沢屋根裏

*adew/久々でした。レコ発といっても一般発売は来月で、今日から先行発売
ってことで、やっぱレコ発ははずせないなぁーと思い楽しみにしてました。
自分の体調が絶不調だったのに、adew観てる時は頭痛いの消えてました。
この人たちはほんとに誠実なバンドだなぁというのが伝わってきて、青すぎる
くらいの全開の熱いステージに、心洗われる気分でした。生真面目さがステキ。
音源にも入っている千樹という曲がむちゃくちゃかっこよかったです。
てか、その新しいCDなのだけど、4曲入り1000円てとこがいいですねー。
こーいうとことっても、いちいち買う側のことまで考えてるなーと思いました。
6/23全国発売だそうです。勇気ある行動...MC面白かったしー(笑)



2004年05月20日(木) tenderfoots@渋谷屋根裏

tenderfoots/clutters/PLUG/マミミフォークソング/Getta motors/PRIVATE ARMY
@渋谷屋根裏

*tenderfoots/ひさしぶりでした。前回のライブはBEN DAVISの来日とかぶって
行けなかったので、3ヵ月ぶりです。今は2人+ドラム(マック)なので、
いろいろ今日に備えての準備とか相当大変なんだろうなぁと思われますが、
今日はトラブルでドラム君の機嫌が悪く何度かやり直したりしていたので
流れ的にはうまくいかなかったかもなのだけど、2月に観た時(初めての
2人態勢のライブ)よりもずっと曲がしっかりしてて、やっぱテンダーって
いい曲つくるなぁと思いながら、じっくり聴き入ってしまってました。
最近特に、テンダーの様にものすごく自然にポップさが出せてるバンドって
なかなかいなくてみんなが器用になっちゃって、狙ったものは作れちゃうみたいな
今の時代には、こういう風に素直なメロディと、でもどこにも居ないカンジが
ほんと貴重だと思うし、何よりものすごくいい声だし、まじで出るトコに出たら
普通に町中でかかってても不思議ではない名曲だらけです。新曲歌詞もいいね。
新しい音源もいただけて嬉しかったです。あーテンダー広まってほしー。



2004年05月18日(火) hap circle.@渋谷club asia

"トーキョーアンダーグラウンド vol.3"(spider head banks presents)
onsa/アカネイロ/UNDERWATER/hap circle./spider head banks@渋谷club asia

エイジアに居た龍は、いつのまにかいなくなってたんだなーと。
*hap circle./1.永 2.溶けた悲しみ(嘔吐)3.桂馬 4.汀の波 5.遠くまで
今日はマーシー君がhap.のギタリストとしては最後のライブ日でもあり、
個人的には初めてhap.に出会ってから丸4年経った最後の日でもありました。
最後だからこそより楽しんで観たいなーと自分の気分を盛り上げるべく、
昨日から、マーシー君加入後初ライブの熊谷盗録の音源を聴いていました。
ちょうど2年2ヵ月前のhap.です。がっちがち&こちこちのマーシー君の姿は
今でも思い出せるし、汀はまだ宇宙語だし、そんな中この頃からもう遠くまでは
完成されてたなーなんて振り返ってみたりしつつ、やっぱりこの2年で、
hap.自体もそうとう成長してきたんだなぁ~なんて改めて思った訳です。
そういう風な心持ちというか、自分なりの自分への演出で、今日はきっと
感慨深いライブになるのかなーなんて予想してた訳だけど、実はそうでもなくて、
hap.のここ最近の集大成的なものとしてのライブは、先日(4/3)のシェルター
で観てしまってたような気がしました。私はあの日、なんだかいろんな想いが
自分を巡ってて、あのステージを観て、私の考える第何期かのhap.の節目が
ついた様な気がして、ここからまたスタートだ、なんて想っていたのかもと、
エイジアのライブを頭でじゃなくて肌で感じたものから思わされた様な感じです。
私にとって今日のライブはなんとなく皆と捉え方が違ったかもしれなくて、
脱退を公表(あいさつ?)した後の客がなんかすごく神妙な感じだったり、
ステージの皆の固すぎる表情に、ひとりウケてました。笑っちゃだめなのにね。
もっといつもどーりに演るのかと思ってたので。てか不謹慎ですみません(笑)

この2年がhap.にとってもマーシー君にとっても濃い意味になるのは、これからに
かかっているような気がしています。まじでがんばってほしいです。
思い入れがありすぎるので「マーシー君お疲れ様~」とはまだ簡単に言えないけど
未練たらたらな私をぶっちぎるhap.だったり、マーシー君だったりを期待します。
そして明日5/19は私的hapの日なんです。2000.5.19.をありがとうな気持ち☆



2004年05月15日(土) 『半落ち』@下高井戸シネマ

『半落ち』2004日本
監督&脚本:佐々部清
出演:寺尾聰/原田美枝子/鶴田真由/柴田恭兵/樹木希林/etc.
原作:横山秀一

結構賛否両論だったらしいですが、私的には中後半泣きっぱなしでした。
「人は誰のために生きているのか」
「守るべきものは何なのか」
というテーマが終始ひっかかり、いろいろ考えさせられました。
アルツハイマー病の原田美枝子@寺尾妻が、こどもを亡くして半狂乱になるのも
痛いけど、こどもを亡くすことと、こどもを亡くしたという記憶を何度も失って
亡くした痛みを何度も味わわなければいけない苦しみを、自分のいちばん近くに
いる人が味わっていかなくてはいけないという現実をそばで感じることが
どれ程に辛いことか考えると、殺せる程にまで人を想うことという重さを
感じざるをえませんでした。かなり泣けました。最近では『ラブストーリー』
に次ぐかも?泣かせようとしてる部分にもたぶんのっかてしまってるけど、
それにまかせました。めちゃ泣けた『阿弥陀堂だより』も寺尾出てたなー。
樹木希林が寺尾氏@ルビーの義姉の役だったのだけど、この人に何度も
泣かされました。配役とか結構微妙に文句あるんだけど(笑)超豪華版の
2時間ドラマみたいな、大物役者がそろいすぎてて演技力の差が歴然と。
いちばん気になった吉岡君@北の国じゅん君はもっとどうにかしてほしい。

予告で『ラブストーリー』が流れ、「生きて帰ってきて」って叫ぶとこに
流れてる音楽にまたぐっとつかまれ、『25時』ではずっとstarsailorが流れて
なんてステキなのかしらと、予告の音楽にすっかり掴まれていたのに、本編の
エンディングの森山直太郎はビミョーでした(笑)



2004年05月14日(金) hap circle.@新宿JAM

"新宿パンデモニウムvol.2"(soldat presents)
カレキマン/uba/swift the noloot/hap circle./soldat@新宿JAM

hap.以外全部知らないバンドのライブでした。ただ観た事ないってだけでなく
名前さえも聞いたことがないなんて、今どき珍しいっつーかそーいうの久々。
仕事の後に用事をすませ、今日は結構足取りも気も重くジャムが更に遠くー。
入口で何人かに会ったのでちょっと話をふってみるも、此の期に及んでもまだ
何のことやらさっぱりみたいな笑顔って...つくづく信用されてねぇー(苦笑)
今更周辺からっつーのがきついのは自分が感じて十分すぎるほどわかるため、
私からってのはやめた方がいい。でもそれが自分のとるべき最善の法なのか?
いったりきたりのここんとこの葛藤が、頂点にきて吐きそうでした。
*hap circle./*1.嘔吐(溶) 2.手射手指 3.プリズム 4.桂馬 5.また再 6.遠く
珍しく立ち位置が変わってました。それにしてもジャムってステージ狭い。
嘔吐はじまりは久々だなぁ~とか今すごく聴こうとしている自分と、きもちが
全然集中できてない自分とが交錯してて、結局右から左な感でした。ショボ~ン
最後、また再→遠くまではもっと気合い入ってて欲しかったでした。

そんな自分さえも空々しい。



2004年05月12日(水) Balloons@下北沢シェルター

"Smooth like butter 2days"(the band apart(asian gothic)presents)
Ballons/the band apart@下北沢シェルター

the band apart2ディズ企画の2日目(ちなみに前日の共演は54-71)。
やはりソールドアウトしてました。人いっぱい。
*Balloons/観るのは今日4回目。1回目(2003.10)に観た時も良かったけど
今年2回目を観た時以来ハマりました。たぶん何か変わってるんだろうけど、
詳しくはわかりません。でも1回目と今年とではやっぱり印象が全然違うよーな。
とにかく何がいいって、voがすばらしい!声というのはもう持ってうまれた
その才能ですね。メロディも、ちょっと暗くて染み入るカンジがツボすぎです。
時間長めでいろいろ。ちょっとtoe的な部分もあり、声質はup&coming的でもあり。
うた素晴らし!ラストから3曲目の3拍子のやつと、ラストの曲がお気に入り♪
いやーバルーンズめちゃくちゃかっちょいいっす~。そんな訳でTシャツ購入。
*the band apart/ほとんどお客さんはこっち目当てっぽく立てのりの盛り上がりに
ちょっと面喰らいでしたが、やっぱり観せるなーと思うし、うまいです。
曲もいいし、声もすてきだし、やりすぎなくらい(でもいい意味で)popな
トコとか、癖のない爽やかさだとか、売れるのはすごく納得できます。
ものすごく久々だなーと思って前観たのいつかと調べたら、2001年7月でした。
レトスピの対バンで。わぁレトスピ懐かしー。なんか兄貴っぷりが出てきていて
確かに今や貫禄あるけど、客に「おまえら」とか言ったり、ちょっとライブは
シークレットにしてもらったとか、そーいうのってなんかいまいち冷めるー。

2バンドでがっつり、しかも両方ともかっちょいくて贅沢な夜でした。



2004年05月07日(金) 『霧の中の風景』@下高井戸シネマ

『霧の中の風景』1988ギリシャ・フランス
監督・脚本・製作・原案:テオ・アンゲロプロス
出演:ミカウス・ゼーケ/タニア・パライオログウ/イリアス・ロゴセティス/etc.

フランス映画社名作三昧って特集で3作レイトショーのうちの1作。
もうたまらなくせつなくて、ステキな映像美に酔いしれました。名作すぎる!
象徴的な映像の凝り方と、淡々と進んでいく展開と、私の大好きな世界です。
雪の中で動かない町の人々、空の青さ、ネガの切れ端、海から引き上げた手、
霧の中の1本の木...∞。言い出せばキリがない象徴的なものがほんと数多く
出てくるのだけど、そのそれぞれに監督として想う意味があるのでしょうが、
その全部を観客が理解するのは無理だと思います。でもその解釈をそれぞれの
観客に委ねているところが何とも心地よく、そしてそれが無限に広がっていき
この映画を更に素晴らしくしてるのだと思われ。そしてそれがどういう意味が
つかめなくとも感覚的にわかる。それが映画のステキなとこだと思いました。
ラストの木のシーンの美しさとどうしようもないせつなさに涙涙涙。。。
レストランで弟がステキ演奏を聴いて拍手するシーンもほほえましくてステキ。

いやー名作はスクリーンで観るべきですわー。文句なく10点満点!!!



2004年05月03日(月) DIG A HOLE@下北沢era

"迷子の晩餐 vol.10"(KIWIROLL presents)
VELTPUNCH/DIG A HOLE/KIWIROLL/AEROSCREAM@下北沢era

AEROSCREAMのレコ発も兼ねていたみたいで、大阪&名古屋と3つのバンドで
ツアー回ってきたらしくその最終日でもあったようです。1コめのバンドから
人がいっぱい入ってます。すごいメンツだもんなーーー。
*VELTPUNCH/久々に観ました。最初の2~3曲の、g&voの人が歌うやつの方が
すきです。やっぱ私は男voの方が好きなんですよねーこれはもう生理的に。
*DIG A HOLE/from京都。もうずっと前からずっとずっと観たくて今までなかなか
機会がなかったのでそれはそれはものすごく楽しみにしていました。クリーナー
をよく聴いてた時期がありました。で、ライブなんですけどーーーヤバい!!!
めちゃくちゃかっちょいいっす!かなり前の方で観てたんですが、圧倒されまくり!
最後の曲なんてありえないステキっぷり全開でした。すげーすげーすげー☆
長年待ち焦がれていて損はなかったなぁと。男前すぎるライブに妬けました。
まじ日本で一番かっこいいかも!なんで京都っていいバンドいっぱいなんだろね?
無料のデモCDRももらえて大満足でした。次いつ観れるんだろーまた観たい!
*KIWIROLL/熱いです。好みではないのに飽きさせないトコがすごいなぁと。
*AEROSCREAM/from札幌。兄貴的な感じ。このバンドもキウイロールも正直
音的に好みではないのだけど、好きな人はすごく好きなんだろうなぁという感じ。
でも観れて良かったなぁって思わされるのはやっぱレベルが高いってことでしょう。

いやぁ~今日も濃い企画でした。やーDIG A HOLE。まじヤバイ!←くどい(笑)



2004年05月01日(土) hap circle.&e-sound speaker@熊谷VOGUE

"justify our deepends vol.3"(one room record(ex.mortar record presents)
farapart daily life/satsuki/soulkids/colorcode/FACT/nature living/
e-sound speaker/hap circle./he@熊谷VOGUE

メンツすごい!自分的にものすごく豪華なのだけど、いっぱい出ればいいって
ものでもない訳で、1日でやっちゃうのもったいないくらいの9バンド出演。
正直半分でいいです...全部ちゃんと観たいのに集中力持つ訳ないよー(涙)
*farpart daily life/voが好みじゃないです。ギターとかは良いのでちょっと
もったいないよーな...
*satsuki/前から知ってる2曲がやっぱすきだなー。今度のドラムかっちょいい。
それにしてもvo&gの人のキャラが某T氏に似ている気がしてしかたないっす。
*soulkids/from名古屋。気になっていたバンド。onsaと一緒にやってるのとか
わかる気がする音で、想像してたより癒し系の、きれいな感じのバンドでした。
(ここでちょっと受付の人に嘘をついて外出し休憩お茶タイム♪)
*nature living/やっぱかっちょいいです。剥き出したカンジがすきです。
*e-sound speaker/久しぶりに観ました。VOGUEで観るのは初めてでした。
アイノアから始まったのだけど、一気に会場の空気を自分達のものにしちゃう
のがスゴイなぁと。一音一音ものすごく丁寧に奏でているところで、心や意思
みたいなものが十二分に込められてるきもちがしてやっぱイースピステキ�
特に印象的だったのが新曲の「チャトラ」。ちょっと間違うと説教臭くなりがちな
テーマの歌詞なのに、全然押し付けがましくならないとこが大迫ワールド全開な
感じでとてもステキな曲でした。そしてコーラスが入って3人でうたうとこが
わたしはかなりぐっときました。夕暮れ時とんぼが舞うせつなくなるすこしだけ♪
で、syrup16gとかの前座とかやったらかなりお客さんつかめそうだなーと、つまり
もっと多くの人たちに聴いてもらうべきバンドだと今日改めて思った訳で...。
*hap circle./set list*1.手射手指 2.桂馬 3.明暗 4.汀 5.遠くまで
約3週間振りのライブに始まるまでドキドキしまくりでした。やっと観れる!
ライブ前の皆の雰囲気がいつもと違って感じて、これはいったい何なのだろ?
的な気持ちが勝手にしてました。んー。ライブ前に1ウケしてたので、雰囲気
リラックスした感じで始まり、1曲目から飛ばしまくりでちょっとだけ集中力
というか緊張感というか、そういうのはいつもよりなかったかもと思いましたが、
1.2倍速くらいの飛ばし具合は結構好きなので、このテンポで集中力がプラス
してたらすごく良かったと思います。そろそろ新曲聴けるかなーと思ってたので
それがなくてちょっと残念だったのと5曲ってちょっと少ないので、もっと
聴きたかったなぁ。今日は明暗が良かったです。あと汀の「空漠なさし」から
最後のトコが特別くっきりと自分の中に入ってきました。ここが一番すき。
久々のファッションチェックですが、皆それぞれに今日のカンジが一番似合うと
思います→JP君の黄色Tとめがね、MC君の赤ピチT、amn先生の黒ポロシャツ、
knz先生の白シャツ。ちなみにMCは史上2番目に面白かった~(1番は北斗@熊谷)
*he/すごく楽しみにしてたけどトリだったので観れるか心配でしたが、何とか
観れて(最後まではムリでした...)良かったです。やっぱいいわーhe。
メロディとかこの若さ(歳知らないけど)でこんなにステキな曲作っちゃうって
結構スゴイと思います。センスがいい。voもgも自分好みでして、まだまだ
完成されてないんだけどそれを差し引いてもあまりある将来性は抜群だと。
絶対これからもっとすごくなる原石的な魅力満載です。まじでかなり好き�

濃いライブだったけどもっとお客さん入ってもいいのになぁという企画でした。
もったいねーーー。無事なんとか終電間に合いましたが結局帰ったのは朝でした。


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