Mental illness 
蘭丸



 only you

微かに残る君の影を踏みしめて
早足で君のいなくなった部屋へと戻る
一番最後に君が僕に与えてくれた
さよならの終わりに告げた真実の言葉

今も 僕を嘲笑うように
切ない窮屈なこの胸を
今も 柔らかく縛りつけ
君の泣き顔させ思い出せず

君を大切に思っていた
同じ気持ちでいられたのに
君を手に入れたと思っていた

「あなたしか、見えなかった。」



小さな言い争いやすれ違いが
お互いの絆を深めていくものだと信じてた

愛して欲しい、と君が言った
僕は 愛してるよと答えた
君は 泣きそうな顔をした
僕は その意味が分からなかった

君を大切に思っていた
同じ気持ちでいられなかった 
僕は自由でいたかったけれど
あなたしか、いらなかった


2003年10月05日(日)
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