2004年03月31日(水) |
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 3月31日」 墓地日和 編 |
<3月31日> 今日は墓地日和。ウィーン郊外にある「中央墓地」へ行った。墓参りなのに気分はピクニック。「中央墓地」は240haもの広さがある大きな墓地。(って旅行本に書いてあった。“240ha”ってどれぐらいなのだろう?読み方は240ヘクタール。間違っても240「ハ」ではない。。。) ベートーベン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス(父・子)、ブラームスといった有名作曲家のお墓がここにはある。モーツァルトの記念碑もここにあるのだけど、モーツァルトのお墓はここにはない。もっと庶民的な「マルクス墓地」にある。(マルクス墓地には前回私達がウィーンに来た時、1度訪れているのでまた日にちをあらためて行く事にする) 有名作曲家ではないけれど、我らが誇る宮廷作曲家アントニオ・サリエリ(映画「アマデウス」(←モーツァルトの話)ではモーツァルトを押しのけ主役級で描かれていた彼)のお墓もここにはあるのだ。もちろんベートーベンとか有名作曲家のお墓も見たかったけど、ここに来た理由はやっぱりサリエリのお墓をお参りしたかったから。 「どうやらサリエリは甘いお菓子が好きらしい。。。」 映画「アマデウス」の中でもそう描かれていましたな。。。私達は「中央墓地」に訪れる前に、サリエリのお墓に献花・・・じゃなくて献菓子?をする為、“イタリア”と書かれたチョコレートを買った。サリエリはウィーンの宮廷作曲家なのに、実はイタリア人。母国のチョコレートだからきっと喜んでくれるだろう。有名作曲家達のお墓(モーツァルトの記念碑を含む)はほとんど「名誉区32A」に固まってあるのだけど、無名だからかサリエリのお墓はこの区にはない。差別だ!サリエリがかわいそうだっ!名誉区に入れてやるべきだ~っ!入り口のインフォメーションでサリエリのお墓の位置を確認して、まず「名誉区32A」へ行った。名誉区だからか墓地内の一番良い場所に位置していた。たくさんの有名作曲家がこの下に眠っているのかと考えると、ちょっとゾッとした。 次にサリエリのお墓へ向かった。近づくにつれて緊張した。「名誉区32A」とは違って、墓地の外れ(壁際)にお墓はあった。でもお墓のまわりはキレイに手入れされていたのでよかった。これがサリエリのお墓。。。目の前に本物のサリエリがいる。一瞬でも世界の誰よりもサリエリの1番近くに私達は立っている。そう思うと嬉しくて?感動して?うまく表現できないけど、なんとも言えない気持ちだった。私達は無言でお墓の前に立っていた。 しばらく経って、持ってきたチョコレートをお墓に供えた。 サリエリと話ができた気がした。。。知り合いになれた気がした。。。
帰り道、シュテファン寺院近くのオーストリア最大のミュージック・ハウス “ドブリンガー” へ行って、モーツァルトのピアノの楽譜本(Variations for Piano / Barenreiter出版)を買った。
2004年03月30日(火) |
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 3月30日」 |
<3月30日> 目が覚めると、やっぱり正午が過ぎていた。。o(>< )o o( ><)o(いかんいかん) さて今日は、昨日せっかく行ったのに休館日の為に入れなかったフィガロハウス(モーツァルトの家)へ、「リベンジでGO!」です。「今日こそはモーツァルトさんのお宅でくつろがせて頂くわっっ! キランッ( ̄▽ ̄#2」今日は、ちゃんと営業しておりましたよ~。ヽ( ´ ▽ ` )ノ ワーイッ。 前回のウィーン旅行の時にフィガロハウスに来た時よりも、日本人観光客が多かったように思った。 フィガロハウスは、モーツァルトが1784年から4年間過ごした住居で、モーツァルトはこの家で多数の楽曲を作り、中でもオペラ「フィガロの結婚」を書いたとして有名なのである。 フィガロハウス内には数ヶ所に試聴機が設置してあって、モーツァルトの曲が聴けるようになっている。私達は試聴機を聴いた。。気がつけばCD一回り聴き終わっていた。。モーツァルトがまさにココで作曲したかもしれんぞ!っていう曲達を、モーツァルトが実際に生活していたこの家(フィガロハウス)で聴くというのは、たまらんものですなぁ。格別ですなぁ。。 結局2時間程フィガロハウスに入り浸っていたのだった。 フィガロハウス内は写真撮影不可だと思っていたので、前回来た時は写真を全然撮っていなかったのだけど(外観だけ撮っていた)、実は写真撮影OKである事が今回判明したのだった。それなら今日写真を思う存分撮ってそうでしょ?しかし今日は1枚も撮ってないんだな。。次回来た時に写真を撮りまくろうと思ってね。。(時間もたっぷりあるし、今回の旅行中にまだ何回かフィガロハウスに訪れようとしている私達なもんでねっ。いつだって撮れるし~なんて余裕アリアリの私達なもんでね~っ。来すぎかしらん?) 帰りはオペラ座近くのネットカフェに行った。 7ユーロも取られた(日本円で800円程)。ほんまウィーンのネットカフェ高すぎだっ。
2004年03月29日(月) |
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 3月29日」 |
<3月29日> 目が覚めると正午が過ぎていた。 え~らいっこっちゃ~。14日間もゆっくりウィーンに滞在できるとはいえ、こんな風にだらだら過ごしてはいけないな。 今日はとても快晴。こんな日は、墓地日和~っ!ヽ( ´ ▽ ` )ノ。「中央墓地」にでも観光に行こう!!と予定をしていたのだけど(←ってなんで?)急遽変更。 シュテファン寺院の裏にあるフィガロハウス(モーツァルトの家)に行った。前回もここを訪れたのだけど時間がなくあわただしく見学したのだった。今回は十分時間がある。なんなら今日は昼からずっと閉館までフィガロハウスにいてもいいなぁ。「モーツァルトさんのお宅でゆっくりさせて頂こう。。。」と思っていた程だ。。。はりきってモーツァルトさんのお宅へ伺ったのに、、、、到着してみると、、( ̄ロ ̄lll)「休館日・・・ガーンッ」だった。おいぃぃぃ、休館日かよっ!ホテルを出る前に旅行本で調べてから来るんだった。。 (m_ _ )mバタッ また出直すとするか。 気持ちをあらため、私達はクラシックCD専門店を探しに行く事にした。 「国立オペラ座」近くならクラシックCD専門店があるだろうとオペラ座方面へ向かった。 3件ほどCD店を見つけた。私達はモーツァルトが大好き。だから、もちろん映画「アマデウス」(←モーツァルトの話)も大好き。この映画の中にサリエリという宮廷作曲家が出てくるのだけど(←この映画の中ではモーツァルトを押しのけ主役級?実際は主役かな・・・)、このサリエリのCDを置いている店もあった。さすがは「音楽の都 ウィーン」ですな。。有名作曲家だろうと無名作曲家だろうと幅広く商品を取り扱っている。って店頭にサリエリのCDが置いているか否かをちゃっかり調べている私達って、、マニア??。。。モーツァルトと同じぐらいサリエリが大好きだったりするんだな実は(大げさか?)。さて今日の夕食は、旅行本に載っていた日本料理屋「優月 --ゆうげつ--」がオペラ座の近くにあるようなので行ってみた。。。私は鍋焼きうどんを頼んだ。よく海外で食べる日本食ってちょっと勘違いな物が多いのだけど、ここの「優月」は違った。料理人も日本人だしかなり美味しかった。友達が頼んだ烏龍茶が高かったなぁ。。烏龍茶だ~いすきの友達は飲み足りず、もう1杯オーダーしていた。。高いのにっ。。。
2004年03月28日(日) |
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 3月28日」 |
<3月28日> やった~!ウィーンだ~っ!やった~!旅行だ~っ! ちょうど1ヶ月前の2月に私達は初めてウィーンに訪れた。今回2度目のウィーン旅行だ。2人共モーツァルトが大好きで、モーツァルトにまつわる場所、物がたくさんあるこの街、「音楽の都 ウィーン」が大好きだった。街に立っているだけでも満足な気分に浸れた。前回は2泊3日しか滞在できなくて十分にウィーン観光をする事ができなかったので、今回また再びここを訪れたわけである。。今回はもっとゆっくり「モーツァルト」を感じたい。
今日は朝から不思議な事が起こった。 題して「今はいったい何時なんだっ!ほったいもいじるな事件」 昨日ウィーンに着いてロンドン時間からウィーン時間に、確かに腕時計の時間を1時間早めて合わせたはずなのに、街のどこの時計を見ても、私の腕時計の時間はまだ1時間ズレている。おかしい。なぜだ。ミステリーだ!時計を合わせていたのは「夢」?んなわけない。友達も私が時計を合わせたのを見ている。私達は考えた。。。。そして謎は解けた(←探偵気取り)。偶然にも私達がウィーンに来たこの日から「サマータイム」に切り替わっていたのだ(多分イギリスでも)。だから合わせたはずの時計がさらに1時間ずれていたのだ。。再び腕時計の時間を合わせ直した。 この度のウィーン旅行は14日間と時間がたっぷりある。普通、旅行では短い時間の中で「あそこも行ってここも行って」とせわしい。14日間もあれば、1日に1ヶ所ずつ観光名所を訪れたとしても14ヶ所も行けるわけで。時間があるから、のんびりとウィーンの街を散歩するのもいい。オープンカフェでお茶するのもいい。。。。「観光」をするのではなくて「生活」を味わうのもいいなぁ。 とりあえずシュテファン寺院へ行った。ここはまさに「観光地」だけども、ここに来るとウィーンに来たと実感できるのである。 シュテファン寺院のまわりはかなりの繁華街。ぐるぐると散歩をして、ランチをとった。 そしてまたぐるぐると散歩をし、今度はネットカフェに入った。 ってかな、ウィーンのネットカフェの料金の高さに驚いく。ありゃ、ぼったくりだ~!ロンドンなんて1時間1ポンド(日本円で200円程)だぞ~!
2004年03月27日(土) |
イギリス留学最終日!?そして新たな旅へと続く。。。。。 |
ついにこの日がきてしまった。昨日、学期末のショウケースを無事に終え、学校もちゃんと修了し、今日は半年間生活をしていたフラット(学校寮)を出る日である。先日日本に送る荷物(ダンボール大3箱)も国際宅急便に集配に来てもらったので、私の部屋はガラ~ンと何もない。今日から出発する25日間の旅行に必要なスーツケースとボストンバックがあるだけだ。 今日はフラットの女性管理人にデポジット(頭金)50ポンド(日本円にして1万円程)を返してもらう為、一緒に日本に帰る友達と私は朝から超~っバタバタしていた。部屋は借りた時と同じ状態にしておかないとデポジットは返してもらえない。部屋の隅々までキレイに掃除をして、シーツ、枕・布団カバーを洗って乾かしてアイロンかけてピチッとたたんで。特にこの女性管理人、「細かい」「うるさい」で有名なのだ。気合いが入る。。フラットメイト達にもお別れの挨拶をしたかったので、キッチンでアイロンをかけたりしながら、みんなに会うチャンスを待っていた。。気持ちが通じたのか、結局全員と話す事ができた。何人かは、今日私がこのフラットを出る事を知らなかったようだ。「エ~ッ!」って言う子もいれば「まだ次の学期もいるのかと思ってたっ」って言う子もいた。(超Coolな若者)H●n●y坊や(匿名希望?)なんてシャワー浴びようとタオル1枚腰に巻いての登場だったんだけども、、、、目のやり場に困るっちゅうの~!おばちゃん照れるわ~っ!(現在30歳な私)・・・・・そんな事は置いといてと。みんなに「絶対にすばらしい役者になってね。」「2ケ月後の卒業公演、絶対観にまたロンドンに来るから!」と約束をした。。 そして女性管理人は来たのだけど、、気合い入れて待っていたわりには、部屋を見るやあっさりデポジットを返してくれた。。むしろキレイだと褒められた。
3月27日、この日をもって、この度の「イギリス留学生活」は一旦終了です。。。えっ?(この度の?!一旦?!) って事は?! 「エェ、も~ち~ろ~ん~また再来英する気満々でございます。頑張ってお金貯めるぞ~っと!」
とまぁ、こんな感じで、一緒に日本に帰る友達と私は、半年間生活をしたフラットを後にしたのでありました。
~makko zazieのイギリス留学生活 一旦 劇終~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ イギリス留学生活が終わってしまったのは寂しい。 でも、フラットを1歩出たその時から「新たな旅」が。。。そう、
「ウィーン14日間 & イギリス10日間(ロンドン1泊~エディンバラ(スコットランド)3泊~湖水地方3泊~リバプール1泊~ロンドン2泊)超豪華な長~い旅 =3月27日~4月20日=(ニッポンに帰る日まで編)」 が始まるのであった。
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記」の始まりです。。。。
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 3月27日」 <3月27日> さて、私と友達は半年間生活をしたフラットを出て、旅行最初の目的地ウィーンに向かう為、タクシーに乗ってヒースロー空港へと向かった。 タクシーの中では何か寂しくて、、、、でも今日から始まる旅行に期待に胸膨らませていたり、不思議な気持ちだった。なぜか2人とも静かだった。 空港に着いてチェックインをした。1時間程フライトが遅れた。 ロンドンからウィーンはほんの1時間半ぐらいで着いてしまう。 機内では、留学生活が終わって「寂しい」って考えるのでなくて、これから始まる旅行の事ばかり考えていた。。 結局ウィーンには夜11:30頃すぎに着いた。私達にとって2度目のウィーンである。タクシーに乗ってホテルへ直行した。 ホテルに到着したのは日にちが変わり3月28日、午前00:30頃。 時計をロンドン時間からオーストリア時間に合わせた。1時間早めた。 と、こんな感じで思い出の1日があっという間に終わっていったのでした。 やっぱり疲れた。。。。。ってか、スーツケースとボストンバック、重っ!重すぎっ!これを持って、旅行中移動するのかと考えると、なんか「ゾッ」とする。
2004年03月26日(金) |
学期末ショウケース本番当日!もしかしてもしかする!?今日がイギリス留学生活最後の日なんちゃん?! |
学期末ショウケース本番当日です。。そして私にとっては学校に通うのも今日が最終日になるわけです。言いかえれば、「ロンドンでの留学生活が今日で終わってしまう」わけです。寂しいですね~。でもこれが現実なのです。だから今日のショウケースは絶対に成功させたいと思っていた。 本番前、先生の指導で全員でウォーミング・アップをした。呼吸の練習、発声の練習、顔の筋肉を柔らかくする為の顔面の体操もした。顔面の体操というのは、まず口をおもいっきり「ウーッ」と突き出し「酸っぱ~い顔」を作る、今度はおもいっきり「ア~ッ」と口が裂けるかと思うぐらいまで開けて~、を繰り返しするのだ。もう恥を捨てて汚い顔をさらけ出せっ!(←これ重要)ですな。ウォーミング・アップが終わって全員で円陣を組んだ。普通に「エイ、エイ、オー!」って感じじゃなくて、歌いながら←左に回って、右に回って→グルグルグルグル歩いて飛んで跳ねて楽しいものだった。最後には気合いを込める意味なのか、みんなで1人1人の名前をハイテンションになって呼んでいった。この時点でみんなかなり体はリラックスし、解れていた。 本番がスタートした。客席もいっぱいになっていた。私達留学生チームから順番に出番がまわってくる。私達のチームの出番は2番目だった。リハーサルの時も間違える事なく堂々と演技を見せていた他の日本人チームは、本番も難なくこなしていた。さすがだ。私は友達と舞台の裏にいた。徐々に緊張感が高まってくる。友達とセリフの最終チェックをした。本番直前にセリフを練習するというのは良い事なのか悪い事なのか。今まで出来ていたものが本番直前になって突然セリフが思い出せなくなるケースはよくある事であり、そうなったら焦って、パニックに陥り本番失敗!なんて事にもなりかねないっ。なので深く考えずサラッといつものように練習をした。友達と話しをしながら気持ちを落ち着かせた。私達の出番がきた。ステージに上がると目の前には客席が見える。目線は全部こっち。注目されている。でも不思議なもので、この時点ではもう緊張はまったくしていない。前回のショウケースに出た時もそうだったのだけど、緊張するのは、ステージに出る直前までなのだ。ステージに上がってしまえば恥ずかしいという気持ちはどこかに消えて、ステージに立って演技をしてライトを浴びている自分に嬉しくなり(実際はライトなんてものはなかった気がするが・・・)、「ステージに立ってる私を観て~っ!」状態になる(これは自己満か?)。気分爽快になるのだ。こんな調子だったので、おかげさまで今回のショウケースはミスをする事もなく、セリフが飛ぶ事もなく無事演技を終える事ができた。失敗なく演技を終える事が出来たならば、「安堵感」「達成感」が味わえる。これがたまんないんだ。。演技が終わると一著前にカーテンコール(客席に向かって3回程お辞儀をする)をするのだが、客席から拍手をもらう時なんて、全身にゾクーッ!ゾヨーッ!って。「超特大達成感」が味わえるのだよ。演劇初心者が言うのも何だけど、1度この気持ちを体験するとマジ癖になる。舞台役者が、この気持ちを再び味わいたいから役者って仕事は辞めれない!!ってな感じの事をよく言うけど、分かる気がする。人前で演技をするって事は簡単な事ではないけれど、私は演劇が大好きだ。自分の出番も終わり、ドラマクラスのパフォーマンスを観ていた。。さすがは「演劇の国」ですな。演劇を学ぶ学生でもレベルが違う気がする。いつも同じ屋根の下で生活をしているフラットメイトの演技を見るのは、実に楽しいし興味深い。普段話している時は、声のトーンの低い彼女が大胆な演技、、、いつも普通の声で話しをしている彼なのに、歌ったらすっごい美声!ココは才能の宝庫よマジで。将来この中でどれだけがエンタテイメントの世界で活躍していくのか。この世界で成功できるのって、ほんの一握りって言うじゃない。できればみんなに活躍して欲しい。。と、私は願う。 全員の演技が終わり、本日のショウケースは大成功に終わった。 ショウケースの後は打ち上げパーティ。1Fのアイリッシュ・パブで飲んで食べて楽しいひと時を過ごした。。最高の思い出を作る事ができた。 この学校に入って、みんなと知り合えて、一緒に学んで生活をする事が出来て本当に良かったと思っている。 3月27日、明日私はフラットを出る。みんなとお別れの日だ。 そして明日から、日本に帰国する4月20日までは、一緒に日本に帰る友達と「25日間!ウィーン経由、イギリスはエディンバラ(スコットランド)、湖水地方、リバプール大旅行」に出発する。 今日で留学生活は終わってしまうけど、明日からは私の新たな旅の始まり。どんな珍道中になるんでしょうな~。
※今日でイギリス留学生活は終わってしまっても、明日3月27日からの「25日間!ウィーン経由、イギリスはエディンバラ(スコットランド)、湖水地方、リバプール大旅行」も引き続き日記は続くのであった・・・・・・・
2004年03月24日(水) |
本番直前!ショウケースのリハーサル。 |
この日は3月26日に行われる学期末のショウケースのリハーサルだった。本番が行われる会場でのリハーサルだ。ショウケースは学校から歩いて20分程の所にあるアイリッシュ・パブ2F大広間で行われる。前回のクリスマス・パーティの時にも同じ会場でショウケースは行われた。会場は先生や、生徒の親戚、友達とかが100人ぐらい集まって一杯になるぐらいの広さである。私は今回でショウケースに出るのは2度目。不思議なもので本番当日よりも、なぜかこのリハーサルの方が緊張する。クリスマス・パーティのショウケースの時もそうだった。。。この日のリハーサルは、セットに使う小道具などの出し入れのタイミングや入場・退場、カーテンコールの仕方等々・・・といったショウの大まかな流れを練習するだけ、、、と初めは聞いていたのだけれど、突然、本番通り全部演技をするように指示が出たっ。客席にはドラマクラスの子達がいる。。。全員ステージを見ているではないかっ。。。おいっ、ちょっと待ってくれ~っ。心の準備というものが何も出来てないっつ~のよっ!いざ、リハーサル開始。。。。。。私達よりも前に、他の日本人チームのリハーサルが始まった。。すごい!堂々と演技をしている。全然緊張しているようには見えない。むしろ楽しんで演技をしているように見える。余裕さえもうかがえる。。あ~ん、めっちゃ緊張する~。前が完璧だと待つ身にとっては余計緊張する。プレッシャーというやつだ。。。そして私達の番がきた。。初めの出だしは良かったのだけど、途中やっぱり頭の中が一瞬真っ白にっ!!私は黙りこくってしまった。ステージに立って黙りこくるってのが一番だめだと思う。アドリブでも何でもいいから何か喋らなきゃ。強引にでも話をつなげないとっ。私は友達に目で訴えた。。。友達は私のセリフを小声で教えてくれる。。。でも動揺してしまっている私には、、もう何が何だか分からなくなって友達が言ってる事も聞き取れない。。。自分のセリフを取り戻すまでにはちょっと時間がかかった。。そんな時、時間って長く感じるのな。。ゆっくり進むのよっ。 本番まであと2日しかないのに大丈夫なのか、私。。。果たして本番、成功なるのか?!
2004年03月23日(火) |
この頃の私について、ちょっと。 |
さて、今日はピカデリー・サーカスにある三越内にあるヤ○ト宅急便に行った。昨日国際宅急便の申し込みをしにここへ来たのだが、申し込みに必要な物の1つを忘れた為、今日、出直してきたわけだ。。(ちなみに、私が忘れたのではなくて、と~も~だ~ち~が忘れたのなっ)。最近はひたすら日本に送る荷物をまとめているわけだが、どう考えても今持っているダンボールだけでは入りきらない。。だからヤ○ト宅急便で特大ダンボールも買った。無事申し込みの手続きも出来たし、あとは準備した荷物を24日に取りにきてもらうだけだ。
さて、ここで「この頃の私について」をちょっと。。。 え~っ、3月26日は今学期最終日なのだけど、学期末のその日には恒例のショウケースが行われる。ショウケースではドラマクラスの子達はもちろんの事、私達留学生(English Language and Acting Course)も全員参加で何か演技を披露しなければならない。(演劇学校ですからね。。)私の演目はすでに決まっていて、今回日本に一緒に帰る友達とフランス人の女の子と3人で「Sir Smashman Up」というポエムをする事になったのだけど、ただポエムを読むだけでは面白くないので、演技を取り入れて動きをつけてポエムを読む事になった。 しかしセリフがあるのは日本に一緒に帰る友達と私だけ。フランス人の女の子は、、、ひたすら無言で暴れて、壁にぶつかって、転ぶ役・・・・(ちょっと可哀そう)これだけ聞いたら、いったいどんなポエムやのん??って感じだけど。。本番が間近にせまっているので、セリフがある私達は、どこ行く時も、学校の行き帰りはもちろんの事、バスやTube(地下鉄)に乗っている時とかもずっとセリフの読み合わせをしている。はたから見たらかなり不思議な光景だろう。だってブツブツと何か呟きながら歩いている2人組がいたら奇妙だよ絶対っ。しかし私達は今必死だからねっ。周りの目なんて気にしてられないさっ。本番失敗したくないし、どうせやるなら良い物を披露したいから。フラットに帰ってからも猛練習よマジでっ。友達と部屋でひたすらセリフの練習、そして立ち位置や動きの練習もしているのだ。 本番まであと4日。。。
2004年03月22日(月) |
ひたすら日本に送り返す荷物をまとめている所です。 |
さて最近はひたすら日本に送り返す荷物をまとめております。。ロンドンに来てから8ケ月、荷物ってのはいつの間にか増えているもんですね。。ロンドンに来た頃の私の部屋は何もなく、それはそれはさっぱりした部屋で生活感まったくなかったけど、今は「生活している部屋」って感じです。しかしこの荷物の量ときたら。。。現在持っているダンボールだけでは間違いなく入りきらないぞこれ。 さて、ピカデリー・サーカスにある三越の中にヤ○ト宅急便があるのですが、今日は一緒に日本に帰る友達と国際宅急便の申し込みをしに行った。。。。。のだが、、、、、申し込みに必要な何か1つを持って行くのを忘れて、明日また出直す事になった。。チャンチャン(ちなみに忘れたのは私ではなかったですぞよっ・・・) はぁ~、私、日本に帰る準備してるんよね~。。ロンドンに来てすぐの頃は、まだまだ何ヶ月もある~っ、まだまだロンドンにいれるんだ~って期待に胸ふくらませルンルンだったけど、もう帰る準備してるなんて~っ!時の経つのは早いなっ。ほんと、Time passes quickly!だっ。
2004年03月21日(日) |
ハムステッド・ヒース |
今日は友達とハムステッド・ヒースに行った。 ハムステッド・ヒースとはロンドン北部にあるそれは広い、たくさん緑があって自然いっぱいの公園である。最寄りの駅はTube(地下鉄)ハムステッド駅。ハムステッド駅周辺には小洒落たショップが並んでいる。。 ハムステッドは落ち着いた住宅地、高級住宅地かなっ。。街並みも綺麗だしイギリスらしさが出ていて、、もし私がロンドンで生活する事ができるのならば住んでみたい場所の1つである。さてハムステッド・ヒースへは徒歩で行ける。街にある看板の案内、日本から持っていった旅行本を頼りに駅から歩いていく事にした。。ハムステッド・ヒースには庭園やテニスコート、そしてなんと動物園まであった、、、といっても、象やキリン、パンダやらがいるような、そんな立派な動物園ではない。残念ながら、この日はあまり天気が良くなかった。。せっかく公園に来たのだから日向ぼっこができる、ぽかぽか日和ならよかったのに。途中にわか雨も降った。。 普段は、にぎやかなセントラル・ロンドン(ピカデリー・サーカスやオックスフォード・ストリート、コベント・ガーデン等)に出かけて買い物をする事が多いけれど、、まっ、それも楽しいし刺激的で良いのだけれど、たまにはこういった公園に出かけて、緑の中で「ボ~ッ」っとのどかな風景を眺めて自然に触れるのもいいもんだな~って思った。とても気持ちが安らぐ。心がクリーンになっていくのがわかる。 気持ちも癒された所で私達は、夕食を食べに行く事にした。 ベルギー料理屋「ベルゴ」に行く為、セントラル・ロンドンはコベント・ガーデンへ向かった。。「ベルゴ」は以前にも1度訪れた事がある。 ムール貝が美味しいと評判のお店なので、もちろんそれを注文し、他には海老料理も頼んだ。私達が頼んだムール貝はかなりの量があったのだけど、美味しかったのでペロリあっちゅうまにたいらげた。。お汁まで美味しかった。。 ヽ( ´ ▽ ` )ノ。。ぷふ~ぅ。 「自然」に触れて癒され、「おいしい物」を食べて満足し、幸せ一杯の私達でした。
私の住むフラット(学校寮)にはイギリス人5人、ドイツ人1人、フランス人?1人、香港人1人と日本人5人が一緒に生活をしている。 今日は日本人、香港人のフラットメイト達が、今学期で日本に帰る私を含む4人(内2人はもう1ヶ所の学校寮に住む)の送別会をフラット内で開いてくれた。帰国する日が近づいているんだとだんだん実感してきた。。学校が終わるのは3月26日、寮の契約が切れるのはその次の日の3月27日。。。。。。あと1週間。。。とはいえ、私が日本に帰るのは4月20日を予定しているんだけど、まぁ、いずれにしても帰国日は刻々と近づいているわけだわ。3月27日から4月20日は、この度私と同じく今学期で日本に帰るフラットメイト(ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組の1人でもある)と一緒に、ウィーン2週間、そしてイギリスは(エディンバラ、湖水地方、リバプール)10日間の旅行を予定している。。。 送別会では友達が中華のTAKE AWAY(注1)(持ち帰り)を買ってきていた。私はなかなか美味しかったと思ってたのだが、香港のフラットメイトからするとその味は70点(75点?)だったそうだ。。わいわいガヤガヤといろいろ懐かしい話なんかをして楽しいひと時は過ぎていった。 時折、フラットメイト(ヨーロッパ外人チーム)が私達のパーティに茶々を入れてくる。 「全員勢ぞろいの写真」はなかなか撮れないけど、集まれる限りの「集合写真」を撮影した。なかなか楽しい写真ができあがった。 私は、これからフラットメイト全員1人1人と記念写真を撮っていく事にした。だってもしかしたらっ!?この中で超有名人、超有名俳優が発掘されちゃうかもしれないし~っ。マジでミリオンな程の価値のつくお宝写真になっちゃうかもしれないよ~っ。
(注1) イギリス英語で「持ち帰り」は TAKE AWAY アメリカ英語で「持ち帰り」は TAKE OUT
2004年03月19日(金) |
イギリスにこだわりがあるから。 |
金曜日は好きなアクティング(演技)の授業もなく英語の授業だけだったので、今日は学校を休んでしまった。学校に通うのもあと1週間しかないというのに・・・。英語の授業だって大切って分かってはいるのだけど、あと少しで留学生活が終わってしまうと考えると後悔のない時間の使い方をしたかった。それに当初の留学の目的としては英語上達だけでなく、「演劇の国イギリス(ロンドン)で本当の舞台・ミュージカルを思う存分観る。イギリスの街を見て人々や文化に触れて、夢のイギリスに来ている自分に満足し“その事”を実感する。イギリスで普通に“イギリス人みたく”生活をする。」だった。 結局この日は学校を休み、セントラル・ロンドン(中心街)に出かけた。街を歩いて買い物をして、バスに乗ったり、Tube(地下鉄)に乗ったりといつもとなんら変わらない事をしてたんだけどそれでよかった。さて、最近映画「ラブ・アクチュアリー」(DVD)が発売されたので、Oxford Street にあるHMVに買いに行った。映画「ラブ・アクチュアリー」は舞台がイギリスで、出演者の大半がイギリス人の俳優で、その中には私の大好きな俳優アラン・リックマン氏も出演していると言う事もありどうしても欲しかったのだ。。そして無事にDVDゲット! 日本でDVDとかCDを買うとよくポスター・ポストカード等といった特典物がついてくるけど、こちらではまったくそういった客を喜ばせる物がない。。たま~に「初回なんたらケース仕様」みないのはあるけれど、商品はいたってシンプルな物が多い。今回のDVD「ラブ・アクチュアリー」もシンプルだった。特典も何もつかなかった。ちなみに日本ではまだこのDVDは発売になってない。ってか、ちょうど今ごろ公開している頃だろう。日本でDVDが発売されたらそれも買うとするかなぁ。。さてさて、DVD「ラブ・アクチュアリー」もゲットした事ですし、大好きな俳優アラン・リックマン氏も出演している事ですし、フラットに帰って映画鑑賞といきますかな。ただただミーハーになってDVDを観て「アラン~っ!」って喜んでるだけじゃないですよ。もちろん英語の勉強の為に観るんですハイッ。こっちでDVDを買うと日本語字幕がないので英語の勉強になるんですってばっ。
ここでイギリス大好きな私のくだらない“こだわり”を・・・イギリスが舞台で出演者の大半がイギリス人である映画「ラブ・アクチュアリー」(DVD)をイギリスに本店を持つCD店HMVで、それもそのHMVの本店 OXFORD STREET店でこれを購入するっ!ロンドンにいてアメリカのCD店TOWER RECORDSでは購入しないという事です。くだらないようだけどくだらなくない、、これがイギリス大好きな私の“こだわり"。
2004年03月17日(水) |
第3回 ソーシャルプログラム(課外授業)@Natural History Museum --自然史博物館-- in London |
さて、この日は第3回目の学校でのソーシャルプログラム(課外授業)があった。子供っぽく言えば「遠足」?(別に子供っぽく言う必要などまったくない) 第1回ではCovent・Garden探索をし、第2回ではTheatre Museum --劇場博物館-- 経由 ミュージカル「ライオン・キング」を観に行ったんだったよな~。。。な~んて行ったっぽいような事言っているが、実はズル休みをしたんだったな第2回は。アハハ~ッ。。ごめんなさいっ!m(_ _ m) だ~ぁって~、「ライオン・キング」日本でも劇団四季のを2度観に行って、ロンドンでもすでに3度も観に行ってたんだも~ん!しょうがないじゃんよ~っ、プンプンッ (●`ε´●)・・・ そしてこの度第3回では、Natural History Museum --自然史博物館--(注1) に行ってきました。 えらい地味な所に行っちゃってって感じですが・・・。あっ、でも今回はちゃんと出席しましたよ。クラス全員(10人)で駅で待ち合わせてズラズラと並んで行って参りました。。なんかマジ遠足気分だこれっ。 でも実はこの遠足に行く少し前に、TVでNatural History Museumが特集されていたのを偶然見ていた。まず入ってすぐの正面ロビーにどデカイ恐竜の骨がドド~ンッと展示してあるのが紹介されていたのだけど、私はなぜかその恐竜を見てすっごい興味を持ってしまったのでありました。30歳にもなったのに・・・(自爆)。だから「えらい地味な所に行っちゃって」なんてさっき言っておりましたのは、照れにほかなりませんハイ。館内に入ってからは集合時間を決めてみんなそれぞれに行動。私は友達と2人で行動した。。これはマジおもしろいです~っ!実におもしろいっ!興味津々になってしまうものだらけだった。動植物の標本、例えば世界中の鳥の標本がたくさん置いてあったりぃ~、もちろん恐竜のコーナーもあって。。(だから地味?)しかしこの建物の中の広い事!見きれないよ~っ。絶対間に合わない。実際全然時間が足りなかった。すごくおもしろそうなのに見れなかったコーナーがあった。。「Earth Galleries --アース館-- 」 これを見れなかったのは大変残念だった。。絶対今度リベンジでまた来ようね、、、と友達と熱く固い約束をし(大げさ?)、Natural History Museumをあとにしたのでした。チャンチャン
(注1)Natural History Museum:1880年に大英博物館より独立し建てられたもの。 サー・ハンス・スローン(大英博物館創立のきっかけを作った人物)のコレクションの大半がここで展示されている。
さて、今日は昨日お寿司をご馳走してくれたフラットメイトとミュージカル「レ・ミゼラブル」をPalace Theatre<注1> へ観に行った。私はロンドンに来て2度目、友達は今回初めて「レ・ミゼラブル」を観に行く。さてこの度なぜ「レ・ミゼラブル」を観に行く事にしたかと言うと、①私がただもう1度観てみたかった。②友達はまだ「レ・ミゼラブル」を観た事がなかった。③これが1番重要。「レ・ミゼラブル」は十数年(←たぶん)ここPalace Theatreで公演をしてきたのだが、なんと2004年3月27日をもってこの劇場での公演が終了し、それ以降はQueens Theatreへ場所を変え公演が始まるらしい。といった3つの理由からである。 しかしここロンドンで「レ・ミゼ」って言ったらPalace Theareっしょ。やっぱり「レ・ミゼ」=Palace Theareですよ。私達はPalace Theatreで公演をしている間に観に行く事にした。しかし他の劇場で「レ・ミゼ」をやるなんてまったくもって想像つかない。実に変だっ!なんか寂しいな~。 さて、座席は悪くもなくめっちゃエエッ!って席でもなくそこそこの席をゲット。。内容は、タイトル通りずっとmiserable=みじめな、不幸な、哀れな、、、です。。それでもその中に「愛」っていうか、「人間愛」があって。。ん~っ、詳しくは本などを読んで下さい。。(逃) 物語の最後のクライマックス、全員での大合唱があるのだけど、これがもう半端じゃなくゾーッ!ゾクーッ!って、鳥肌が立つ程感動するのだ。。私はどうしてもこの最後のクライマックスの大合唱がもう1度観てみたかった。舞台を観ているといつも思う。。役者の顔がほんとイキイキしている。あれだけ声を出して歌って、会場からは拍手、歓声、それは気持ちいいだろうよ。。いいなーっ!カーテンコールってのも爽快なんだろうな。やめられないんだろう。癖になるんだろうな。 私は知っている。。 私が今通っているドラマスクールの12月に行われた学校でのクリスマスパーティでのショウケース、たかが学校でのショウケースだよっ!?それでも人前に出て、演技をして、拍手をもらった時、そしていっちょまえにカーテンコールなんてした時は本当に気持ちよかったもん。爽快だったもん。なんとも言えない嬉しさと「満足感」「達成感」。。またやりた~い!また味わいた~い!って思った。。学校でのショウケースでこんな気持ちになれるんだから、あんな大きな劇場なら想像もつかない程なんだろうな。 日本に帰ったら、今まで以上に舞台を観に行ってみようと思った。
<注1> Theatre(劇場)←Theat reはスペルミスではない。イギリスではこのように綴るのだ。 イギリス英語:Theatre,Centre 等 アメリカ英語:Theater,Center 等
2004年03月15日(月) |
makko zazieロンドンで30歳を迎える。 |
3月15日 makko zazieの誕生日でございます。晴れて、、、、、、晴れて?30歳になりました~!。ここロンドンで30歳を迎える事ができました。ちょうど30歳という年をロンドンで迎える事ができ、そしてスタートさせる事ができたなんてとても幸せです。 今日は朝から自分自身で記念になる物を作ろうと、デジカメの動画を使って自分の部屋をスタートとしフラット内を撮影していった。階段、バスルーム、キッチン、玄関などを順番に撮影していった。すると日本人の友達と香港人の友達がどこか買い物から帰ってきた所なのか階段ですれちがう。「Hi!makko!」と声をかけてくれた。引き続きカメラをまわす。すると1人のイギリス人のフラットメイトと遭遇。。「makko, Happy Birthday!」と言ってくれた。あれ、なんで私の誕生日を知ってるのだ??(まぁいいか・・・)私がカメラをまわしているのに気づいたらしくカメラの前でメッセージをくれた。しかしそのメッセージ、、まず「30歳になってどう思う?年だと感じる?ペラペラペラペ~ラッ」って、おいぃぃぃ~ぃ!いきなりそんな事聞くかい?イギリス人若者よ。。まっ、かわいいから許す。。そして将来大物の俳優になるかもしれないから許しちゃう(って訳の分からない許し方)・・・。そして別の部屋から他の2人のフラットメイトも出て来て3人で「♪Happy Birthday to you~~~~~Happy Birthday Dear MAKKO~!!!Happy Birthday to ~ you♪」って熱唱してくれた。いい思い出ができた。 この日は昼から日本人のフラットメイト達が誕生日パーティを開いてくれた。。ケーキと紅茶・コーヒー、、そしてスコーンとかも食べた。。後から知ったのだけど、さっき友達と階段ですれ違った時、ちょうど誕生日ケーキを買いに行って帰ってきたとこだったんだってさ。 1人の友達が私にカードをくれた。。開けてみるとフラットメイト全員からの寄せ書きだった。。昨日のうちに全員にメッセージをお願いしてくれてたようだ。。(!だから私の誕生日を知ってたのか~!)ほとんどのフラットメイト(外人組)は私の年齢を昨日初めて知ったらしく大変驚いていたみたい。。30歳より若く思ってくれてたようだ。。v(≧∇≦)v よっしゃー!。。 さらにこの日の夜、特に仲良くしてくれているフラットメイト(ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組の1人でもある)が、誕生日という事で、「祭」という日本食料理屋でお寿司をご馳走してくれた。。あと鉄板焼きも食べた・・・(ってなんか鉄板をボリボリ食べたみたいな響き・・)いやいや、おいしい肉を鉄板で焼いてもらって食べた(言い直す)。。日本でもお寿司はかなり高いけど、ここロンドンで回転寿司とかでないちゃんとしたお寿司を食べると、それはそれはビックリするほど高いのだ。。友よ、ありがと~!ごちそうさまでした。ほんと美味かったよっ。o(*^▽^*)o そしてみんなありがと~!とてもすばらしい誕生日を迎える事ができました~。
一緒に日本に帰る友達とこの日は、日本の家族、親戚、友達へのイギリス土産を探しにセントラル・ロンドンまで買い物に行った。 普段旅行に行った時は、お土産を探している時は大変楽しい時間なのだけど、この日の買い物はやっぱり複雑な気分だった。。。どちらかと言うと溜息をつきながらの買い物だった。。だってな、お土産を買っているって言う事はだっ、留学生活がもうすぐ終わって日本への帰国日が刻々と近づいているって事だからだ~っ!。 たくさんお土産を買った。。。自分自身にも買った。自分自身には、おもちゃのポリス帽、ダブルデッカー(2階建てバス)とタクシーのミニカーセット等など、、、くっだらない物ばかり買った(←実は本人29歳、こういう物が大好きなのだった)。いつまでも子供心を忘れない29歳なのでした。。。29歳なのでした。。。29歳なのでした。。。29歳なのでした。って言えるのも今日が最後。実は今日が20代最後の日。明日になったら20代じゃなくなるのよ私。おもちゃのポリス帽だのダブルデッカーだの言ってていいのか~?!え~っ?!いいのか~?! いいんだ~っ!
2004年03月13日(土) |
ウィンザー城へ行く。 |
ロンドンに来てそろそろ8ヶ月、行ってそうで行ってなかったのがウィンザー城。この日はフラットメイトとウィンザー城へ行く事にした。 日本に帰る日もだんだん近づいている事もあり、なるべく観光をしようと心がけている今日この頃。ロンドンに来た頃、前に住んでいたノッティングヒルの寮の友達とコーチ(長距離バス)に乗ってLEGOLANDへ行った事があった。ウィンザー城はLEGOLANDに行くまでの通り道にあって、その時にちらっとだけ、ほんの一瞬だけバスの中からウィンザー城を見た事があった。 今回はウォータールー駅から電車に乗ってウィンザー&イートンリバーサイド駅で下車しウィンザー城へ行く事にした。 ウィンザー城はロンドンから西へ電車で約50分程行った所にある。。 ロンドンの街で地下鉄に乗るのとは違って、郊外のイギリスらしい景色を見ながらの電車の旅もなかなか良い。しかしウィンザー&イートンリバーサイド駅に着く頃にはバク睡してしまってた私でした。 ウィンザー&イートンリバーサイド駅からウィンザー城は歩いてそんなに遠くはなかった。エリザベス女王はここ離宮ウィンザー城がお気に入りで週末をほとんどここで過ごされているらしい。。(っと、知ったかぶってみたが、ある本にそう書かれていたのを読んだだけだ。) ちなみにお城に掲げられている旗が女王旗であれば女王ご滞在。国旗(ユニオン・フラッグ)であれば女王不在だそうだ。。(これも、ある本に書かれていた。また、知ったかぶってみた。) 私達が行った時はどうだったっけ???。。どっちの旗だったのか?なぜか覚えてない。お城は確かにすごく立派だった。さすがはエリザベっさんがお気に入りなだけはある。。ウィンザー城には「ステイト・アパートメンツ」「セント・ジョージ礼拝堂」「クィーン・メアリーの人形館」といった見どころがある。この日はラッキーな事があった。朝から天気は晴れだったのに、ちょうど「クィーン・メアリーの人形館」に入ろうと列に並んでいた時の事、一瞬にわか雨が降り出したおかげで「虹」が見えたんだ~。。それも2本もいっぺんに!ウィンザー城にも来る事ができて、ウィンザー城から虹を見る事ができたなんてほんとお得な日だった。ウィンザー城見学を終え、お城を出るとまず「ヴィクトリア女王の碑」?があったので記念撮影をした。その先はレストランや服屋さん等が並ぶ賑わった、、それなりに賑わった(←言い直すなよ)ストリートになっていた。この辺りのイタメシ屋さんに入って早めの夕食を取った。 これからまた電車に乗ってロンドンに帰るわけだけど、夜見るウィンザー&イートンリバーサイド駅が妙に綺麗だったのが印象に残っている。
2004年03月11日(木) |
友達が日本に帰る日。涙必死に堪える編 |
私がロンドンに来て1番初めに出会った友達であり、「ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組」の1人でもある友達が今日は日本に帰国してしまうのだ。私は今日学校を早退し、その友達の家に行って空港まで見送りに行く事にした。もう1人の「ビリヤード、モンティ・パイソン大好き3人組」の友達(私と同じ学校に通う)も、もちろん私と一緒に学校を早退してきた。友達の家に着くと、まだ荷物がまとまってないようだった。 友達を空港へ見送りに行こうとロンドン居残り組のたくさんの友人達が家に集まった。 友達は自分の荷物をまとめる事に専念し、私達はその他の手伝いをした。 ごみ捨てや、シーツ・ふとんカバーを交換したりetc.。あとは友達がもう使わなくなった物で役にたちそうな物をロンドン居残り組で分け分けして頂く事にした。こんな調子でほんとに帰りのフライトに間に合うのか?!と私はちょっと不安になった。帰りのフライトの時間があるというのにLandlord(フラット・アパートなどの主人)がまだ来ない。ロンドンではまずフラットを借りるのにデポジット(手付金、保証金、頭金)を払わないといけない。それは借りた時と変らない状態で、何も壊したりしてなければフラットを出る時に全額返してもらう事ができるのだけど。。。。しかしそこが問題なのだ。友達はベットをバキッと折ってしまってるのである(正確には友達の友達が遊びに来た時にちょっとベットの上に立ち上がった拍子に壊れた)。今新聞、本などを積み上げて補強している状況なのである。。。とその時、管理人が来たっぽ~い。。慌てて、、でもそ~っと補強をはずし、ふとんカバーでバキッと割れた箇所を隠す・・・よしっ、わからんわからん見た目わからん。さ~来い来いっLandlord! 友達以外の者は廊下へ出て静かにじっと待つ。。。。。。(沈黙)。。ドキドキ、ドキドキ。。。(沈黙)どうもOKのようだ。Landloadは壊れたベットに気づかなかった。無事デポジットを返してもらえた友達でした。荷物もまとまり気づかれないうちに逃げるように私達はフラットを出たのでした(笑)。。私達と入れ替えに新しい入居者だろうか、、女の子が部屋を見に来ていた。。ベットが壊れてるのに、彼女は気づかずこの部屋を借りてしまうのだろうか。何だか知っているのに言えないなんて、申し訳なく複雑な気持ちになってしまった。一行は空港へ向かう為、A2バス(空港行きのバス 友達の最寄りのバス停から空港まで8ポンド)に乗って行った。。友達はやっぱり寂しそうだった。笑顔だったけど我慢しているようにも見えた。 「絶対空港では泣かないっ!・・・・ん~泣いちゃうかもっ」て言ってたな。空港へ着く。。少し早めに着いた。。Caféに入って時間まで待つ。。そして出発ゲートへ行く時間になった。 やっぱり友達は泣いてしまった。。あ~ん、泣かないで~。私はこういう場面にほんと弱いんだ~。。 実はこの時めっちゃ泣きそうだったんだけど、必死に涙堪えてたんだ~っ!。笑顔で友達を見送る事ができた。
2004年03月09日(火) |
「第2回 モンティ・パイソンTour」 |
3月9日も引き続きマニアックな日記です。 さて、「第2回 モンティ・パイソンTour」当日です。昨日協議して決定した“魚のハリセン・ダンス”のロケ地へ行くわけですが、私達は昨夜モンティ・パイソンの話題に花咲かせてすぎて、結局寝始めたのは明け方の5時頃だったかな。そんな時間から寝始めてしまったもんだから誰1人起きられず寝坊。予定より遅く家を出て目指すは“魚のハリセン・ダンス”のロケ地へいざ出陣です。“魚のハリセン・ダンス”のロケ地はロンドン中心部から南西に位置するTeddingtonのTeddington Locks(テムズ川沿い?テムズ川内?)にある。Tube(地下鉄)マップ、Busマップ等を使ってTeddihgton Locksまではすんなり辿り着く事が出来た。Teddington周辺は大変のどかな住宅街だった。あとは正確なロケ地を探すだけだ。川沿いは似た様な景色がたくさんあってなかなかロケ地は探し出せないだろうと思っていた。ここまで来て見つけられず帰る事もありうるかもっ!?と不安もよぎった。しかしTeddington Locks入ってすぐの橋から川を眺めてみると、300m程先にあきらかにいつもDVDで見ているあの景色が目の中に飛び込んできた。きっとあそこだっ!急いで近づいてみる。しかし私達が行きたい「そこ」に行くまでには入ってはいけないのか柵らしき物がされていた。せっかくここまで来たのだし駄目かもと思いながらももう少し「そこ」へ近づいてみた。しかし今度は建物の中に係員らしき人がいる。係員に注意されるかも~と思いながらも私達はさらに「そこ」へ近づいて行った。まだ係員からは何も言われない。しかしこの時点で私達は確信していた。ここがまさしく“魚のハリセン・ダンス”のロケ地である事を。そこには青いプレートが飾ってあったからだ。以前パイソンズのメンバーの1人であるマイケル・ペイリンがモンティ・パイソン30周年記念のBBCの特番内でココを訪れて、“魚のハリセン・ダンス”のロケ地であると言う証明の記念の「青いプレート」を貼っていたのだが、まさにその「青いプレート」が今も飾られてあったのだ。ここまできたらあとはその場所に立って“魚のハリセン・ダンス”を再現してビデオに撮りたいっ!って心底思った。みんな同じ気持ちだっただろう。でも残念ながらその願いは叶わなかった。それ以上先には私達は入れない様になっていた。仕方なく少し離れた所からそれらしいポーズをとって写真を撮っておく事にした。すると遂に係員から「ここは入ってはいけない所だから、出なさいっ。」と注意が入る。そして写真も撮ってはいけないとまで言われた(多分)。。それでもかなり慌てつつも思い通りの写真を撮る事ができた。。努力あってのこの写真。宝物だ。家に帰りあらためて“魚のハリセン・ダンス”のスケッチを観てみた。写真と比べると背景の景色が昔に比べると建物などが増えて変わっているけど、間違いなく私達が行ってきた場所だった。。同じ映像なのにこれまでに幾度と観た“魚のハリセン・ダンス”よりも感動的な物に思えた。。。。えっ?大げさ? だからマニアックなんだって私はっ(* ̄▽ ̄)vニヤリ。(←開き直りの心。これ大事。)
2004年03月08日(月) |
「第2回 モンティ・パイソンTour」に備えて |
初めに言っておく。3月8日の日記はマニアックな内容だ。 この日の夜は友達の家に泊る事になっていた。ビリヤード好き、モンティ・パイソン好きのいつもの3人組の集いである。今回集まったのも明日予定している「第2回 モンティ・パイソンTour」に備えてである。この集いでは、夜通しモンティ・パイソンのDVDを観ては、マニアックな話に花を咲かせたりしてるんですな。この日もモンティ・パイソン関連のDVDを観たり、本「モンティ・パイソン大全 須田泰成 著」を読んだりして、明日の「第2回 モンティ・パイソンTour」に備えてロケ地を研究したりと真剣に予習をしていたわけです。。はたから見たらマニアックな事をしている様にしか見えないかもしれないけど、、、、、、、、、、、、、はあぁぁぁっ(∪_∪;)反論できない。。。。どうする私っ!さてどうするんだ~っ私!。。。。。。こんな時は、、「あ~そうさ~っ、マニアックさ~っ(* ̄▽ ̄)v☆ニヤリ」(←開き直りが1番)。でもね、これがなかなか楽しいんだって~。。 前回「第1回 モンティ・パイソンTour」では“シリー・ウォーク(バカな歩き方省)”(←超有名なスケッチ)のロケ地や、BBCテレビジョン正面玄関・裏口等に行ったんだったよな~。楽しかったなぁ。 そして今回は協議の結果、“魚のハリセン・ダンス”(タイトルを見ると「はっ?何っ??」だけど、これまた知る人ぞ知る超有名なスケッチなのだ)のロケ地に行こうという事になった。 そしてロケ地に行き、その“魚のハリセン・ダンス”のスケッチを再現してビデオに撮ってみようって事になった。“魚のハリセン・ダンス”のロケ地はTeddingtonにあるTeddington Locks(テムズ川沿い?テムズ川内?)と言う所にある。さて私達、明日は無事ロケ地に辿りつけるのか?そして“魚のハリセン・ダンス”のスケッチを再現できるのか?!
※モンティ・パイソン=英国を代表するコメディ集団。コメディ界のビートルズって感じでしょうか。 スケッチ=(演芸などの)寸劇、スキット だからここではコントって事ですかね。
2004年03月07日(日) |
かわいかったんだけどな~っ、Tシャツ。 |
この日は1人でセントラル・ロンドンまで買い物に出かけた。 まずトッテナムにあるVirginメガストア(ロンドン一、世界一?大きいVirginメガストア店舗)でCDを見てDVDを見た。しばらく店内をフラフラして、そしてリージェント・ストリートへ向かった。リージェント・ストリートをちょっと奥に外れた所に、私のホームページのタイトルにもなっている「Carnaby Street」がある。Carnaby Streetに行ってみる。Carnaby Streetには私のお気に入りのショップ「Ben Sharman」って服屋がある。そこに入って1着かわいいTシャツを見つけた。。すごくかわいいデザインだったのだけど、サイズがXSしかなかった。でも「イギリス仕様やし、たぶん入るだろ~~っ??!!」って思って、そんなに高くもなかったしとりあえず買ってみた。(おぃぃぃぃ、買ったのかいっ!?大丈夫なのかい??私よっ?勇気あるなぁ。度胸あるなぁ。)すごい賭けである。 さて今日の買い物はこれで終わりっ。(早っ!短かっ!)。買い物の後はネットカフェに行ったのでした。 さ~て~、、、、気になりますねっ。Tシャツは入ったのでしょうか??? ドゥルルルルルルルルル~(←ドラム音) シャ~ンッ! ダメだったみたいです(小声で)。相当のピチTになってしまった模様です。(もっと小声で)。 哀れTシャツ、日本に送り返す荷物組になってしまったそうです。 チャンチャン
2004年03月06日(土) |
1日で2度も泣いたっ。 |
日本に帰る4月まで、まだまだ日にちはある~なんて思ってたらあっという間にもう3月。。あと1ケ月ちょっとで日本に帰らないといけないなんて嘘みたい。ロンドンに来て8ヶ月が経つのか~。これまでの8ヶ月があっちゅうまだったんだから、これからの1ヶ月なんてもっとあっちゅうまだ。ロンドンは時間の経つのが恐ろしい程に早い。それだけロンドンでの生活が充実しているって事なんだろうけど。初めてロンドンに来た日なんて大きな旅行カバンと、ちょっと大きめのショルダーバックの2つで来たのにこの8ヶ月でいつの間にか荷物がえらい増えているではないかっ。なんでっ?!考えてみたらそろそろその荷物達を日本に送り返す準備を始めなければいけない頃だ。学校が終了するのは3月26日。3月27日で今住んでいるこの寮の契約が切れる。帰国は今同じ寮に生活している友達と帰国日を合わせて4月20日に一緒に帰る事にしている。偶然にも使っている航空会社が同じだったからラッキーだった。3月27日から4月20日までの25日間はその友達とウィーンを旅行し、そしてこれまでイギリスでも行ってなかったエディンバラ、湖水地方、リバプールへ旅行する事にした。25日間の旅行生活に最低限必要な物だけを残して、あとは日本に送り返すようにしよう。旅行カバンとボストンバックで納まるぐらいの荷物におさめたい。と言う事でこの日は日本に送る荷物を少しまとめてみる事にした。。まとめていると8ヶ月のこれまでの思い出が頭の中をたくさん過っていく。もうすぐロンドンでの留学生活も終わってしまうんだって思うとだんだん寂しい気持ちになっていった。。そんな時携帯が鳴った。。実は今日は2人の友達が日本へ帰ってしまうのだけど、電話はその友達からだった。空港からかけてきたのだ。私がロンドンに来て初めて知り合った友達だったのでなおさらその帰国は寂しかった。どんどんみんな日本に帰って行っちゃうよ~っ!と私の寂しさはピークになっていた。。我慢してたのに電話口で号泣してしまった。。見送りに行きたかったのだけどこの日は用事があって行けなかった。電話を切ってからも、どうにも気分が沈んで仕方がなかった。ほんと~に寂しかった。。んで、こんな日に限って寮の友達(一緒に旅行する友達)は3日間も寮に帰ってこないときたっ。。日本からちょうど従姉妹がロンドンに遊びに来てたのだ。。仕方なく「超っ!嘆きのメール」を友達の携帯に入れた。。そしたらさすがは友達っ、すぐに電話してきてくれた。。友達の声を聞いてホッとしたのか、またもや私は超号泣してしまった。。思えはロンドンに来てたくさんの友達と出会った。。みんな優しくて、しっかりしてて、面白くて、良い子達ばかり。だから寂しがり屋で甘えん坊の私が、日本から遠く離れてるロンドンでも寂しくなる事なくやってこれたんだ。出会いは大切にしないといけないっ、友達を大事にしていこうと思った。私はほんといつも友達には恵まれているんだっ。私って幸せ者なんだなって思った。。。この日は2度も泣いた。
私はロンドンに来て1度引っ越しをしている。まずはノッティングヒルにある激まずい食事付きの寮での生活を2ケ月半して、そして現在の学校寮(寮と言ってもフラットシェアー)。。 この日はノッティングヒルの寮で一緒だった日本人の友達数人と私、そして今同じフラットに生活している友達1人も一緒にBayswaterにあるインド料理屋「Khan’s Tandoori Restaurant」(だったと思う)へ行き食事をした。。ノッティングヒルの寮の友達みんなと会うのは久しぶりだったので めっちゃ嬉しかったんだけど、寂しい事にその中から3月6日に2人、3月11日に1人友達が日本に帰ってしまうのだ。。今回の集まりは送別会だったんだ。不安一杯でロンドンにやって来た私に彼らはいろいろと教えてくれたし助けてくれた。彼らのおかげで私はどれだけ心強かった事かを思い出した。食事をしながらみんなとたくさん思い出話をした。現在はノッティングヒルの寮の友達のほとんどはそれぞれ新しいフラットに引越しをして生活をしている。(あれだけ寮の食事がマズかったら誰だって引越ししたなる~っつうもんよっ。)食事の後はまだまだ話し足りないので、現在引越をしてBayswaterに住んでる友達のフラットにみんなでお邪魔して話の続きをした。楽しい時間と言うのはあっちゅうまに過ぎるのなっ。私のフラットはBayswaterからはちょっと遠く、そして治安も悪く物騒な地域にあるのでみんなより早めに帰る事にした。。日本に帰ってからも必ず連絡を取り合おうと約束をしてみんなとバイバイをした。
2004年03月02日(火) |
4度目ですのよっ「オペラ座の怪人」in London |
これでロンドンに来て4度目です。またまたまたまた「オペラ座の怪人」を観てきました。この日の為に1ケ月以上も前にチケットの予約に行ったんだっ。努力の甲斐あってなんと前から3列目中央の座席をゲットできたのでした。普通に考えたら出演者もセットも演出も同じ「オペラ座の怪人」を4度も観て何がおもしろいんだっ?!1度で十分やんっ?!なんて思われるかもしれない。でもそれは違うんだっ!と私は言いたい。私は毎回違う見方をしてきた。私はロンドンに来るまで「オペラ座の怪人」の内容をまったく知らなかったし、さらには英語での舞台なので、1度目は2階席中央の座席だったのだけど、だいたいの話の流れをつかむ為舞台全体を眺め雰囲気を味わった。2度目は2階席中央後ろの方の座席を取り、舞台全体を眺めながら今度はセリフを聞き取るのに専念してみた。3度目は1階席の結構前の方の座席を取りセット、衣装、そしてオーケストラの演奏までじっくりと観察してみた。3度目になると、1度目、2度目では気づかなかったその他大勢のキャラ(ダンサーや脇役)まで見れるようになった。4度目は役者の顔、口の動き、汗まで見てみようと1階席3列目中央の座席で食い入るように観た。んんんん~っ、見えすぎた。ファントム(怪人)役(ジョン・オーエン・ジョーンズ)の熱演を見れたのは良かったのだけど、あまりに熱が入りすぎていたからか、よだれが垂れる所まで見えてしまった。(笑)あぁぁぁぁぁ。しかしそれが舞台なんだっ。だから舞台ってほんとに面白いっ。奥が深いですなっ。私は大好きです。
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