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物件探し ① <立地条件だけではない> - 2011年01月17日(月) 自宅等での開業は別にして、新規の場合の殆どはテナントとして入居することになる。 こちらに依頼する前に物件が決まっているケースもあるが、かなり前の段階から依頼する方が多いので、まずは物件探しからスタートすることになる。既に決まっているよりも一緒に探す方がいいと思っているのだが、それは設備絡みで不適格な物件の場合は多額の費用が掛かることもあるし、物件を決めるということは単に立地だけではなく、いろいろな要素を踏まえての決定が望ましいからである。 以前も既に物件が決まっているので見て欲しいと言われたのだが、立地的にはまあまあいいのではと思ったけど、家賃がべらぼうに高かった。確実に集客が見込め、且つ高客単価設定が可能であれば別であるが、そこまでの好立地ではないし、自宅のローンもかなりの額だったので、違約金を払ってでも解約した方がいいとアドバイスをした。 それと、開業者が本当に商売に向いているかどうか・・・ということも重要なファクターである。実際に、安心してみていられるという方は極僅かで、まあ何とかなるだろうという方が殆ど。そして、こりゃあ無理かもしれないという方も中にはいる。また、それぞれのギリギリ境界線にいる方も意外と多いので、その辺の判断は非常に難しい。 解約させた方は後々他の場所で開業したようであったが、結局は2年も持たずに廃業した。 こういうケースもあるように、単に立地や諸条件だけではなく、経営者となる人材そのものの見極めも重要である。その辺のジャッジは非常に難しいし、慎重に判断をしなければならない。寧ろ、こういう見極めこそが一番大事なものではなかろうかとも思っている。 正直な話し、どんな場所であろうがやろうと思えばやれるのである。しかし、条件が悪くなればなる程いろいろなハードルが高くなるので、それを乗り越えられる経営センスと技量があるかどうかという問題をクリア出来る人材かか否か・・・? 殆ど人の通らない路地裏でひっそり開業し、成功を収めている店だってある反面、最高の立地でも全く駄目な店だってある。これは正に立地条件がどうこうという次元のものではなく、経営センスの違いが両者の分かれ目ではなかろうかと思う。 立地だけで商売が成り立つのなら駅前の店は潰れることはないという理屈になるし、物件探しとは単に立地だけではなく、その人そのもののセンスの見極めを最優先に考えて判断しなければならないと思うのだが、その判断は本当に難しいものでもある。 Pocchy Land Information←Click ← 掲載誌情報更新 BLOG Pocchy's Collection←Click ← 毎日更新中 - 結局は鎌倉へ・・・、しかし胸騒ぎが・・・ - 2011年01月16日(日) 今日は本来ならば朝から所属する撮影会に参加する予定だった。 しかし、前日に急の用件が発生して朝から渋谷まで出掛けることになり、撮影会は土壇場でキャンセルした。戻って来てからの途中参加も考えたが、どの段階からになるかも読めないし、参加者に迷惑もかかるのでそうしたのであった。 予定よりも早く用件が終わり、昼過ぎには戻って来たのであったが、何件かメールを返信したり、なんやかんやで2時近くになってしまったので、この段階からでは当然乍ら撮影会には行けない・・・。それなら天気も良かったから近場で写真を撮ろうかと思ったものの、今月分の鎌倉・鶴岡八幡宮へのお詣りはまだなので急遽鎌倉へと向うことにした。 去年の4月からは毎月一日に行くことにしたのだが、今月は初詣があったので通常のお詣りは月半ばと考えていたから丁度良かったかもしれない。 順調に行けば家を出てから10分程度で横須賀線に乗れるのだが、最寄り駅で10分弱待ち、横浜駅で10数分待ちということで、結局30分も掛かって車中の人となった。今日は北鎌倉で途中下車し、浄智寺にちょっと寄り道を・・・。門前までは行ったことがあったが、知り合いからなかなかいいよ!と言われていたし、ちょっと興味もあったので初訪問となった。 想像以上に良かったですね。流石の寒さか、将又人気がそれほどないのか、ひっそりと静かな境内で沢山写真を撮れました。しかし、あまりの寒さに耐え切れず、他には寄り道せずに鶴岡八幡宮へと向うことにした。 正月飾りを奉納し、お詣りの後は恒例の御神籤を。 今月は「吉」でした! 気分を良くして小町通り等を散策していたのだが、何となく胸騒ぎがしたというか、もうちょっと鎌倉にいたかったけど横浜へ戻ることにした。結果としてそれが正解だった訳だが、車中で携帯に留守電とスマートフォンにPCメールが入り、某店に於いて問題が発生ということを知った。 電車を降りてから留守電先には電話をし、メールはスマートフォンなので返信でいないことはないのだが、長文になりそうなので急いで帰宅し、PCから返信。とにかくちょっと納得いかない部分が多過ぎるので、明日相手側に詳細を直接確認してみるということにしたが、お店も、こちらもそんなことを言われても困っちゃうよね・・・という内容。 結果的に撮影会も行かなくて良かったかもしれない・・・ということになる。 行っていればその時間は反省会と称する飲み会の真っ最中だっただろうし、メールも留守電も気が付かなかったかもしれないしね。まあ、結果オーライと考えて、発生した問題に関しては何とか早急にベストな内容で解決したいと思っている。 Pocchy Land Information←Click ← 掲載誌情報更新 BLOG Pocchy's Collection←Click ← 毎日更新中 - 要望・・・か? 我侭・・・か? - 2011年01月15日(土) 先日、とあるお店で見た光景・・・ せいろの大盛りを受けていないお店では「薄盛りせいろ」とか「お替りせいろ」という名前を付けて半分程の量のものを提供している。手掛けて来たお店でもそういう出し方をしているところは多い。 打ち合せの帰りにちょっと気になる店構えのところがあったのでふらりと入ってみた。ピークを外した時間だったが、結構混んでいるし、人気店なんだろう。 席に着いてメニューを眺めていると近くの席にいた先客が花番さんを呼び、こうオーダーを告げた。 「ビールと天せいろとお替りせいろね。それから先に天ぷらとお替りせいろね」・・・と。 たぶん、バイトと思われる女の子は一瞬何を言われたのかよく理解出来ていなかったようだが、とりあえず「はい」と言ってパントリーへ下がった。すると女将さんと思われる年配の女性が出て来て「天せいろの天ぷらとお替りのせいろだけ先に・・・ということですか?」とその客に確認した。 時々「天せいろ」の天ぷらだけを先にもらって酒の肴にする客を見掛けるが、それにお替りせいろを付けるというのは初めてである。それだったら天せいろを出してもらって、後からお替りせいろをもらえばいいと思うのだが、どうやら天ぷらと共に酒の肴としてせいろを食べたいということらしい。 せいろの量では肴には多いのか?将又、せいろはあくまでも最後にしっかりと食べたいのか?理由は定かじゃないけど、こういうオーダーは・・・ 客の要望なのか・・・? 客の我侭なのか・・・? 本来、「お替りせいろ」や「薄盛りせいろ」は普通の「せいろ」じゃちょっと物足りない方が、もう少し食べたいから頼むメニューで、汁は付けない店も多い。ここもメニューにはそう記されていたのだが、先にお替りせいろをくれと言われたら汁を出すしかないよね。 まあ、作業的にはどっちが先でもそれほど面倒臭いということはないのだが、あまり良いオーダーの仕方とは思えないな。「天せいろ」の天ぷらだけを先にもらって、後からせいろ・・・というもの私自身は恥ずかしくて絶対に頼めないし、頼む心算もない。 出来る限りお客様の要望に応えることは正しいことだとは思うが、客側も何でもかんでも主張を通すというのもどうかとは思うね。 それと、実際に単品の「天ぷら盛り合せ」はひとりで食べるには量が多い場合がある。大抵は二人前程度の量になるのでひとりでは頼み難いというのも事実。だから、最近は「天せいろ」の天ぷらと同じ量の物を単品メニューとして提供するようにしている。 こういう出し方をしていれば冒頭のような可笑しなオーダーの仕方をする客はいないだろうが、それにしてもあんなオーダーの仕方はちょっと理解に苦しむな。 「天せいろ」をもらって、後から〆に「お替りせいろ」でいいと思うけど・・・。 Pocchy Land Information←Click ← 掲載誌情報更新 BLOG Pocchy's Collection←Click ← 毎日更新中 -
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