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商業施設内に於ける日本蕎麦店の位置づけ - 2011年01月29日(土) 横浜市内の普段の行動範囲には数多くの商業施設が存在する。 駅ビル、駅地下、百貨店、ファッションビル、複合施設・・・と様々であるが、大抵は日本蕎麦店がテナントとして入っている。しかし、周りにある他業種の飲食店と比べて決して流行っているとは思えない。寧ろ苦戦しているところの方が殆どではなかろうか? それなりに客が入っているのは立喰いレベルの商品を出している店、お世辞にも美味しいとは言えないせいぜい同割りレベルの店であり、レベルは別としてそこそこ名前の通ったお店の支店も幾つかあるが、何処も苦戦している状態だ。 その中でもかなり有名なお店がみなとみらいの某施設にあるが、他に行列が出来ている時間帯に客がゼロということもあった。それに西口、東口の両百貨店にも日本蕎麦店が入っているが、どっちも大苦戦している。 こういう大きな飲食フロアでは「比較飲食」という消費者がいろいろとメニューを眺め、他と比較しながら店を選択している。数ある飲食店の中で日本蕎麦の位置付けは限りなく最下位に近いような気がしてならない。実際に他のテナントと比べてみれば一目瞭然であるが、それほど魅力のない食材なのか・・・と考えると決してそうとは限らない。 更には路面店では手打ち、機械打ち問わずに沢山の繁盛店が存在している。でも、商業施設内では苦戦を強いられるケースが多い。 それは客の利用動機がそうさせているのではなかろうか・・・? 蕎麦は何処でも食べられるし、折角だから違うものを食べてみようか・・・と、昔ほどではないにせよ、多少の日常とは違ったものを食べたいという意識が働くからのことなのではと思っている。 Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新> BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中> - これが大手と個人の扱われ方の違いなのか・・・? - 2011年01月28日(金) とあるお店で起こっている出来事に関して・・・ 新たに他の区画にテナントが入ることになったのだが、以前そのとあるお店が入居する際に衛生面で気になる点があったので改善をお願いしたらやってもらえなかったことがある。そこでお店側が費用を出して簡易的に対策を講じたのだが、今回他に入居する方からも同様のクレームがあったのかどうか、高額を投じて改善工事を行った。 今度入居されるところは某有名企業。 小さな小さな個人店の言うことは聞いてくれず、大手や有名企業の言うことは即対応するということか・・・?管理者側からはもっともらしい言い訳じみた見解は聞かされたが、それを丸々信じるということは到底出来ない。 まあ、それが市場の原理というか、分からないことでもないのだが、なんかしっくりとこない気分であることには違いない。それはクライアントも同様の思いであるが、そういう差別的なことが今回起こっている出来事に於いても作用しているとしか思えない・・・。 Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新> BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中> - モノづくり - 2011年01月27日(木) デザインも「モノづくり」である。 まあ、実際に製作するのは職人さんなのであるが、「無」から「カタチ」を生み出す工程は「モノづくり」と何ら変わらないと思っているし、その先には必ずそれを見たり、使ったりする多くの人がいるということがこの仕事の醍醐味かもしれない。 いつもお店をデザインする際は、実際にお店に立つ店主であったり、女将さんであったり、その方々をイメージしてまとめあげていく。例えばここのご夫妻は「和」のイメージを強くしよう・・・とか、逆に「洋」を全面に出してみよう・・・とか。 だから、それぞれのお店で経営者が入れ替わったとしたら何となく違和感が生まれてしまうことになる。場所は言わないが交流のある二軒のお店があるのだが、そこのご主人と女将さんがそれぞれ双方に入れ替わったとしたらやっぱり違和感がある空間になってしまう気がする。 以前、とある方が私の手掛けたお店を称して「吊るしのスーツではなく、オーダーメイドのスーツ」と仰ったことがあった。確かに吊るしのスーツは体系さえ合えば誰が着てもそれほど可笑しくは感じないが、オーダーメイドは細部に亘って着る人に合わせているので、単に大雑把に体系が似通っていてもどうしても違和感が生まれるということになる。 それを聞いた時にはなるほどな〜・・・と思ったが、正しくその通りでもある。 同じモノづくりであっても、誰が使うか分からない状態でつくるものもある中で、私の仕事はちゃんと使う人が決まっているし、その方々をイメージしながらつくれるという幸せと達成感がある。 使う人が決まっているからじっくりと真剣にイメージを考えてプレゼンするのだが、残念ながら嘗てその「モノづくり」の過程をご理解頂けない方がいたりしたこともあった。どういう思いでイメージを作り上げていったのかをもう少しご理解頂いていれば最後までお仕事が出来たかもしれないね。 Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新> BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中> -
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