■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

真実は・・・? - 2011年02月04日(金)

メーカーなり、製造者は商品を出荷する前に必ず検品をすると思う。それが大量生産品なら別だが、一つや二つであればより念入りにチェックを行う筈であろう・・・。

昨日のことだが、川崎のお店でメーカーへ塗り替えを依頼していた座卓が届いた。パッと見は傷だらけだった天板が見違えるように綺麗に塗り直され、まるで新品のような感じだったのだが、表面を触ってみると彼方此方に極々小さなものであるが沢山の突起物がある。

現場での塗装の際にはどうしても多少は埃が舞っているので、塗料を吹き付ける際に表面に付着してしまうことはあるが、今回はメーカーの工場での塗装だし、こういう状態になるのは考え難い。だからひょっとして塗り直しだし、どうしても下地とか何らかのものが出てしまうのかなと思った。ただ、全体的に無数存在しているので一度メーカーに写真を送って見解を聞くことにした。

普通に撮った画像と、マクロ撮影して拡大したものを数枚送ったところ午後に回答があった。確かに防塵処理がきちんとした工場内での塗装なので埃とかが付着したものではなく、前の塗料と今回の塗料との相性が悪く、何らかの化学反応を起こしたのでは・・・ということだった。

しかし、実際に触ってみたりしてどう考えても塗料を吹く前に何らかのものが付着したようにしか思えないし、また塗った後に表面に付着したのではと思われる突起物もあった。

まあ、メーカー側の回答としては無償で塗り直しをするということと、その期間は別の座卓を貸し出すということなのでその旨をクライアントには連絡を入れた。昨日の段階ではメーカーの見解がどうなるのか不明だったので、クライアントへはそれがハッキリし次第報告しようと思っていた。

ひょっとして塗り直しの場合はどうしてもこうなります・・・という回答の場合だって考えられるし、ある程度煮詰めてからの方がベストと判断したからのことである。

しかし、ひとつ納得がいかないというか、解せないのが、出荷の際にきちんと検品をしたということだったにも拘らず、無数の突起物が存在してるという点である。ちょっと表面を触っただけでおかしいと思ったし、それが数カ所程度なら見落としや許容範囲内のことと片付ける場合だってあるだろうが、現実的に天板全体に渡ってそういう状態になっている。しかも、2枚ともに・・・。

見落としたとは考え難いし、許容範囲とも考え難い・・・。

しかも、メールを送って早々に回答が送られて来たということは、ひょっとしてこのことを知っており、何も言って来なかったらそのまま・・・に、とでも考えていたかもしれない、とふと思った。それは当事者にしか分からないことであるが、誰だって気付くくらいの感じだったし、ましてやプロがチェックすれば絶対に気が付く筈。

でも、そういうもんです・・・ということで片付けられず、きちんと対応をして下さるので、これ以上のことを追求する心算はないが、こういう時も設計事務所という第三者機関が入ることによって細かなチェックや、こういう交渉を行うことが出来るのである。


Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> 
Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> 

Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新>
BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中>

Twitter Pocchy Land ←Click
facebook Pocchy Land ←Click



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-

川崎 平間のお店・引渡し - 2011年02月03日(木)

4日間の工事が終わり、無事に引渡しをすることが出来た。

当初は椅子とテーブル、座卓の入れ替え、ビックテーブルの天板の塗り替え、入口周りやトイレの傷んだ部分の補修程度の内容だったが、しかし、壁面の藁入りのじゅらく壁もかなり傷んでいたのが気になり、どうせならそこまでやりましょうと提案したところ、やはりその部分に関してはかなり気になっていたようであったが、工期や予算の問題もあり、いろいろと見てみると他にも気になる部分が沢山出てきた。

部分改装の場合、こういうところが難しい判断になる訳で、やり出したらキリがないし、ギリギリの判断で止めた箇所が完成後に気になってしまったり・・・。更には予算という大きな壁が立ちはだかるのである。

外壁もかなり亀裂が入り、防水処理もしなければならない状態だった。亀裂を埋めるだけではその部分が目立ってしまうし、同じ色を塗ったところで12年も経てば風化も激しいので調合は無理。ということは全部塗り替える必要が出て来ることになる。

それと気になったのが床のフローリングで。木目がハッキリと出ている材料で、劣化で色も変わり、更にワックスでかなり光沢が出ているので、他が綺麗になった際に絶対にそこが浮いてしまうと思った。

とりあえず実際に幾らくらいの工事金額になるのかを算出しなければならないので、12年前にリニューアルした際と同じ業者さんに見積りをお願いした。当然、枠からかなりオーバーすることは予測していたのだが、その予測を遥かに上回る金額に驚いてしまったのであった。

どうしても外せない工事を優先し、更にテーブルも天板のみを無垢材に替え、脚部は既存のものを使ったり、座卓に関しては新品への交換ではなく、メーカーへ塗り直しを依頼してコストダウンを図ったり、床の張り替えを除いてほぼ当初のイメージ通りの内容で工事をすることが出来た。

それには施工業者さんの協力もあったし、外部の枕木の補修に関しては誰でも簡単に塗れる材料なので業者さんに頼まず、ご夫妻自ら脚立に上って塗ったりもした。これだって業者さんに依頼すれば材料費は別として3万くらいは掛かるし、少しでもコストダウンを図れるものは取り入れるという手法を採った。

光沢のある床に関しては艶消しのワックスを探し、それを塗ることにしたのだが、完全に艶が落ちることまではいかず、若干気にはなった。定期的にメンテナンスをしているそうなので、次回に一旦ワックスを剥離し、色の落ちているところを補修してこのワックスを塗ることに。

上塗りの出来るワックスだったので表面の汚れだけを落として塗ったのだが、事前に一部分に試し塗りした際にはかなり艶が消えたのだが、全体的になるとまた違ってくるということ。でも、以前に比べたらかなり艶は落ちたので大人しめの感じになったし、全体的な色調も大人しめにしたので何とか調和は取れたのではなかろうかと思う。

完成写真は改めて<Pocchy Land Information>にて公開したいと思います。


Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> 
Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> 

Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新>
BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中>



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-

安さだけでは・・・ - 2011年02月02日(水)

価格競争の激しい牛丼チェーンとかの話しではないが、普通の飲食店が価格を下げたからと言って客が来る訳ではない。あまり流行っていないような店では特に・・・。

そもそも客が来ないのには原因がある訳で、例えば一般的な価格と比べて高かったとしたら値下げも考えられるとは思うが、最初から安い店で更に価格を下げるというのはどうなのか?高いから客が付かないのではないし、安くても客が付かないということは価格以外のところに問題がある訳で、それを把握しないで価格だけ下げたところで効果はない。

例えば「天ぷらそば」が通常価格750円のところ450円という超破格値。時間制限があるものの、価格設定の安いそば屋の「もり」「かけ」の値段。まあ、立喰いレベルの原価の安い材料を使っていると思うので、それでも十分に利益は出るのだが、そうなると通常価格の信憑性ってどうなのか・・・という疑問も。

こういう価格訴求で客を惹き付ける手法は一時的には効果が出るが、それをやめた途端に客足は鈍る。そして、また価格を下げる・・・。


店頭に貼り出されたメニューを見て思ったのだが、かなり前に一度か二度入ったことがある店だったので気になった。店頭も店内も薄汚れていて清潔感がなかったし、そういう時点で客を寄せ付けない雰囲気を漂わせている訳で、間違って入ったとしても決して美味しいとはお世辞にも言えない味では次はない。

そういうお店が幾ら価格を下げたところで客がワンサカ押し寄せる訳はないのである。

消費者はチェーン店ならいざ知らず、普通のお店に安さだけを求めているのではないということを自覚しなければならない。こういうお店だってちょっとの工夫で良くなる要素って沢山あるもんなんだけどね。


Pocchy Land Information ←Click <SOBA MASUMI様の写真公開> 
Pocchy Land Information ←Click <店舗造作譲渡のお知らせ> 

Pocchy Land Information ←Click <新規情報更新>
BLOG Pocchy's Collection ←Click <毎日更新中>



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home