P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2004年02月15日(日) 卒公自主稽古〜方向転換〜

at宝塚中央 13:00〜21:00

まずは歌練。明かりと落としてみたり、楽器を持ったつもりになってみたり、ウィスパーとか、色々挑戦。
外で聞いてたH井さんから、歓喜の歌に聞こえると。歓喜ではなく、苦しみの中から響く歌であって欲しいとのこと。

今後のスケジュールの確認のあと、台本についての話し合い。
前回の通しのあと、A浜先生のダメなども受けて、色々見直しが必要になってきた。

以下、印象的だった言葉たち。
・素直な読みをしている分、インパクトに欠けてクライマックスで失速してしまう。
・アンリ・ミショー…絶望の詩
・「終わり」は「始まり」でもある
・「死」を考えるのは、「どう生きていくか」を考えることでもある。
・鳥の鳴き声は悲鳴?
・救われたい欲求
・浄化

久しぶりの「話し合い」で、色々考えた。
「徳ちゃん」は、やっぱり切ない。
つっかえ棒を失って、絶望のどん底に突然突き落とされてしまって、だけど、だからこそ、自分の足ではい上がらざるを得なくなって、やっと自分の足で一歩踏み出すことが出来たのかな。
ター坊との関係が崩れたのは、やはり「終わり」であり「始まり」だったんだと思う。

夜は、1場終わりの女学生。歌と踊りがなかなか生き生きしない。
で、どういう話の流れかで、本当は一人で踊るダンスを、みんなで踊ってみよう!ということに。
これが意外に盛り上がった!実は、みんなこのダンスをうらやましく見ていたのだ。
実際、一人であれを踊れと言われたら、無理だけど。だけど、あんなに可愛い素敵な振りを付けてもらって、うらやましいのだ!!
で、みんな正確な振りなんか分からないけど、雰囲気で踊る踊る。歌う歌う。H井さんもビックリ。
もちろん、実際には一緒に出て踊るのは無理なので、パワーだけ送って、今度は袖から歌ってみる。
スキャットとか、効果音とか、笑い声とかも交えて。
どうなるか分からないけど、なんだかとても楽しかった。

今日はとにかく、かな子の解釈が変わったことが大きかった。



2004年02月14日(土) 卒公自主稽古〜抜け出しておいで!〜

at宝塚中央 13:00〜21:00

今日は、「フィクション」の新しいバージョンが届いたので、まずはそれに合わせて好きなように歌う。
…が、好きなようにというのが実はかなりむずかしい。
「役」ではなく、「自分自身」で歌う。今の自分自身を取り巻く「しがらみ」、みんな「抜け出したい」って気持ちはもってるんじゃないの?仕事、社会、環境…。
歌詞の中に、自分に返ってくる言葉があるはず。

2場の冒頭は、模索中。二人でくっついて出てくる形に挑戦。

夕方の休憩時間、今日はバレンタインデーということで、チョコのつかみ取り大会。

夜は、4場。「自分のパート」でなく、全員で創り上げる。



2004年02月13日(金) 卒公自主稽古〜ダメ〜

at宝塚中央 18:30〜21:00

まずは歌の稽古。
言葉を大切に、意味を考えて歌う。

H井さんが来られてからは、昨日のダメ出し。

重いダメがたくさん出て、他の人のダメも、自分に返ってくるものが多くて、胃が痛くなった。
ワタシは何が楽しくて芝居をしてるのだろう?

だけど、ダメは道しるべ。
ダメが出ないのもつらい。
ダメが出るから、次の手が打てるのだ。


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