気持ちが悪く成る。くらくらふわふわしてきて海に漂う船に乗っているみたいな気分。だんだんと気分が楽に成ってきて全部が楽に思えてきて気付くと漂うあたしは海月に成る。
あぁ雨音シトシト秘密が絡み合う。天気が良い日は雨の幻聴を聴いて雨に唄い天気が悪ければ太陽の幻覚を見て眼が潰れる。だから本当は全部が嘘だったり逆様だったり裏返しだったりするんでしょう。全部秘密で出来てる箱庭に生きてて御菓子の家に誰もが住んでて気付いてる人だけが本当の世界を見れる。でもそれも怖いからやっぱりあたしは井の中の蛙でも良い。
本当は何も謳う事なんて出来ないのです。あたしは唯,聴くのです。それでも役目が在るだけで嬉しいのです。あなたの役に立ちたいのです。あなたは力強くもたくましくも綺麗でも美しくもない。それでもあなたはあたしの眼に可愛く写るのです。素敵に写るのです。ねぇ此れを恋と呼ぶのでせうか??
電気ビリビリ感電死愛するが故に早い死の訪れ。泣いた映画は記憶の泡に成って消える。あたしは感電死。電気と共に生きる。エレジヰィはあたしと共に生きる。