終わりはいつも同じ。恐怖 恐怖 恐怖 恐怖 恐怖離れられない。外に出れない。何も考えれられない。
数えましょう。今日も今日のあたしに火をつけてあたしを燃やしました。残ってゆく残骸を。屍を。丁寧に1つずつ数えましょう。
ほら,眼の前を横切ったら秘密の庭が有るよ。綺麗な花の迷路の中で美味しいクッキーをたっぷり注いだアールグレイで食べよう。ほら,また口が無い兎が僕の眼の前を通り過ぎてゆくよ。お茶会なんて出来っこないのに。
時代と時代。瞬間と瞬間を追い駆けてゆく。まだ子供の様に純粋であれば良かった。あたしはもうそんな歳では無いと気付かされる。それでもまだあたしは,時代と時代。瞬間と瞬間を追い駆けてゆく。