読書日記

2002年05月25日(土) 鶴田謙二『スピリット オブ ワンダー』(講談社1997/09/12)を読んだ。

鶴田謙二『スピリット オブ ワンダー』(講談社1997/09/12)を読んだ。
「広くてステキな宇宙じゃないか」「満月の夜月へ行く」「星に願いを」「リトルメランコリア」「少年科学倶楽部」「潮風よ縁があったらまた逢おう」「時間の国のマージィ」「夏子」「少年科学倶楽部火星へ」「チャイナさんの憂鬱」「チャイナさんの願事」「チャイナさんの逆襲」全12編の傑作コミック集である。
もっと若い時に読んでいたら熱烈なファンになっていただろうと思う。
絵柄、悪ふざけ度、SF味、ある意味SFファンにとって理想の漫画の一つでるにちがいない。
『日本史探訪10(信長と秀吉をめぐる人々)』(角川文庫1983/10/10)を部分的に読む。
「家康が恐れた戦国の実力者 前田利家」(構成 松本匡敏 解説 池波正太郎)のみ目を通す。最近テレビドラマの『利家とまつ』を見ているので少し背景を知りたくて読んでみた。利家が180センチの長身だったらしい。



2002年05月24日(金) 佐伯泰英『陽炎ノ辻(居眠り磐音江戸双紙)』(双葉文庫2002/04/20)を68ページまで。

佐伯泰英『陽炎ノ辻(居眠り磐音江戸双紙)』(双葉文庫2002/04/20)を68ページまで。
創作意欲は年齢に関わりないものだ。それは隆慶一郎が見事に証明した。一端創作の道に踏み込んでしまったら意欲は頂点を究めなくては済まない。
この3年ほどで20冊を越える時代小説を発表した著者がまた新しいシリーズを出した。
旺盛な創作意欲と筆力は充実した生き方の賜物である。



2002年05月23日(木) 日垣隆『いのちを守る安全学(サイエンス・サイトーク)』(新潮OH!文庫2001/03/10)を読む。

日垣隆『いのちを守る安全学(サイエンス・サイトーク)』(新潮OH!文庫2001/03/10)を読む。
TBSラジオの科学トーク番組「サイエンス・サイトーク」を活字に起こした対談集である。番組はプロ野球が始まったので今は休止中である。ホームページでも聞けるらしいので探したがこちらも今はないようだった。
題名は次の通り。
「犯罪被害者になった時」(武蔵野女子大学の小西聖子)
「災害報道は何を伝えたか」(東京大学の廣井脩)
「化学物質との正しいつきあい方」(横浜国立大学の中西準子)
「失敗に学ぶ」(東京大学の畑村洋太郎)
どの対談相手よりも日垣氏の方が詳しいような印象を受けるのは氏による「書き下ろしに近い」だからだろうか。
対談集だが日垣色の強い本である。



2002年05月22日(水) 佐藤泰正『速読みのし方で「脳」が鋭くなる』(青春文庫1997/02/20)を読んでみる。

佐藤泰正『速読みのし方で「脳」が鋭くなる』(青春文庫1997/02/20)を読んでみる。
バイタリティ、オリジナリティ、パーソナリティ、スペシャリティ。
この四つの資質が今求められると筆者は述べ、VOSP速読法を提唱する。
前に読んだ栗田昌裕氏の本と同様の内容にもかかわらずまた買ってしまった。
読みの速さが理解の速さにつながるというのだが、早呑み込みする場合も結構あるだろうなあとも思った。
しかし、この手の本にはつい手が伸びる。


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