読書日記

2002年06月22日(土) 都筑道夫『推理作家の出来るまで』(フリースタイル)を読む。

実際には120ページ程度まで読んだだけ。「ミステリマガジン」は欠かさずとっていたので毎回読んでいたはずなのに全く新鮮。
子供時代の「紙芝居」についてのエピソードが面白かった。
私には「紙芝居」の記憶はわずかしかないのでうらやましいからだろうか。
さすがに時間はあっても一気に読むのはつらくもう1冊手を出した。
黒川博行『国境』(双葉社)を60ページほど。
南朝鮮とやくざを結びつけた現代的なミステリ?。
面白いが、なぜか挫折した。世評は高いのでそのうちにまた挑戦したい。



2002年06月21日(金) 今日はテレビの日。サッカーと映画を観た。

今日はテレビの日。サッカーと映画を観た。
サッカーはイングランドとブラジルの試合。目を離した時に限って得点が入った。ベッカムの痛そうな顔、一瞬でもフィールドから出たくなそうな顔が印象に残った。
映画は「ツームレイダーズ」元特殊部隊出身で大金持ちの女性が大暴れする荒唐無稽な伝奇冒険もので堪能した。撮影に時間がかかったと監督が言ったシャワーシーンは必要ない。低予算にも見えるし、そうでもないようにも見えて面白かった。



2002年06月20日(木) 石原千秋『小説入門のための高校入試国語』(NHKブックス2002/04/25)を少し読む。

石原千秋『小説入門のための高校入試国語』(NHKブックス2002/04/25)を少し読む。
すでに著者自身の類書として『秘伝 中学入試国語読解法』(新潮選書)『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)の二冊があり、これで三部作の完結らしい(?)。
題名が「小説入門」だけだったら誰も読む気にはならないが、「高校入試」と続くと一挙に魅惑的に見えてくる。
いわばだまし討ちで小説の勉強をさせようという本である。
文章はあくまでも理知的で実践的(?)なので飽きずに読むことができる。
目次を見るだけでもためになる。



2002年06月19日(水) 佐野眞一『東電OL殺人事件』(新潮社2000/05/10)を118頁まで。

佐野眞一『東電OL殺人事件』(新潮社2000/05/10)を118頁まで。
テレビのワイドショーで大きく取り上げられた事件だが、事件があったことを単に知っているだけだったことがよくわかった。
まさか著者自らがネパールに取材に行くほどの複雑な事件だとは知らなかった。
著者自身が登場人物の一人となっているので何か伝奇小説を読んでいるような錯覚を覚える。
不思議な味わいのノンフィクションだ。


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