白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2001年09月18日(火) 老夢

 黒沢映画に「夢」というのがあった。さまざまな夢がオムニバス形式で幻想的に描かれていたが、記憶に残るのが「水車のある村」。自然に恵まれた水車のある村で暮らす老人と村びと達、笠智衆のひょうひょうとした老人がおとぎ話しの世界のような雰囲気を醸し出していた。私の夢。新聞にJRが小田急の古い車両を譲り受けて宮崎始発の電車に利用するという記事があった。そばにいた駅員に確かめると「そうだ」という。何時に出るのかと聞くと「駅長に聞いてくれ」というところでノンレム睡眠にはいってその夢はそこで終わりだった。わたしは小田急電車に乗ったこともなければ小田急に親戚がつとめているわけでもない。なぜこんな夢を見るのだろうか。痴呆の前期症状か?


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